2週間でゼロから仕上げる ネットワークスペシャリスト 試験「過去問と解答例で知識をつける」
もくじ
まだ間に合うか?
まずは “まだ何の対策もしていない人” ...
受験申し込みはしたものの、いろんな理由で対策が進んでない人...
そんな境遇の人でも受験する価値があるのかどうか?そこを考えていきましょう。
日頃の業務内容や知識による難易度と合格の可能性
ネットワークスペシャリスト試験の受験生は、通常、次のような感じではないでしょうか?
- ネットワークスペシャリストとして仕事をしている
- ネットワークに興味があって日頃から日経NETWORKのような雑誌を読んでいる
- 上記には該当しないが、しっかりと学習が進んでいる。もしくは同等の知識がある
しかし、上記のいずれでもない場合、残念ですが今から挽回する “魔法” はありません。きっぱりと諦めましょう。
しかし、そうではない場合、合格する可能性は十分あるので、ラストスパートをして、残りの期間、合格に向けて頑張っていきましょう。
ネットワークスペシャリスト試験は “知識” 次第
ネットワークスペシャリスト試験(午後Ⅰ・午後Ⅱ)の解答例を改めて見てみてください。何年度のどの問題でも構いません。
記述式特有の 40 字前後で求めている解答が少ない ことに気付くでしょう。
つまり、知識が問われていることが多いので、ざっくり言うと “知っているか” 、”知らないか” によって合否が別れる試験区分だと言えるでしょう。
同じテクニカル系でも、データベーススペシャリスト試験のように “解答手順” であったり、情報処理安全確保支援士試験のように “国語力” であったりするのとは違います。
これから準備をする人、準備をしっかりしてきた人
したがって、これから準備をする人も、これまでしっかり準備をしてきた人も、現時点での知識の量を確認することが、これからの最終チェックになります。
そういう意味では、最も試験らしい試験だと言えるかもしれません。
(1)確認する過去問題
まずは、過去問題で “知識の量” を確認 することをお勧めします。
少なくとも平成 21 年度~平成 30 年度までの 10 年間の問題には目を通しておきたいところです。
そこからできれば溯って、平成 16 年度までの問題に目を通しておけば万全です。それでも 15 年分ですからね。
その結果、難しく感じたのであれば、レベル2(基本情報技術者試験)やレベル3(応用情報技術者)にいったん戻ってもいいでしょう。

ネットワーク編 「過去問を使って知識を増やす」
(2)解答例を見て優先順位を付ける
とはいうものの、過去 15 年分の問題をひとつひとつチェックしていくには、それ相応の時間が必要になります。
しかも、知らないことが多い場合には、そこから調べたり、覚えたりするので、さらに時間が必要になります。そうなると、場合によっては全範囲に目を通す時間が無いかもしれません。
そこで、必要になるのが優先順位を付けることなのですが、そもそも優先順位を付けるには問題文を読まなければなりません。
そこで、直前対策としておススメなのは、解答例に目を通して優先順位を付ける 方法です。
解答例の出題趣旨を読めばテーマとポイントが確認できるし、解答で使われている単語などを見れば、知っていること知らないことの切り分けもできるはずです。
そこで優先順位を付けて、気になる問題から仕上げていきましょう。
(3)専門書を読む
最後になりますが、最も効果がある対策こそ、試験対策から離れて実務で使う専門書を読むことです。
ネットワーク機器のマニュアルでもいいし、ネットで検索するもよし。会社にバックナンバーがあるのなら日経 NETWORK や、そのネット記事の日経xTECH がいいでしょう。特に特集記事は参考になります。
筆者の場合、過去に 2 回ネットワークスぺシャリスト試験を受験していますが、いずれも特に試験対策はしていません。
もちろん過去問題に目は通していますが、それは試験対策講座を開催したり、こういう記事を書いたりするためのもので、試験の合格を目指してのものではありません。
以前、会社勤めをしていた頃に、一時、ネットワークの部署にいたことがあり、その時から日経 NETWORK をずっと定期購読しています。
試験対策としてはそれだけなのですが、受験した時に、全く見たことのない問題はほとんどありませんでした(忘れていたり、ミスが入ったりで点数は落としていましたが)。
それぐらい有効なんですね。
したがって、ある程度「どんな問題が出るのか?」知っている場合には、残りの期間、日経 NETWORK(日経xTECH)を読み漁るというのも効果的でしょう。
詳しくは,午後Ⅰ・午後Ⅱの対策のところに書いています。
午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱ 分野別対策記事に!
さぁ、それでは以上の内容を踏まえて、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの個別時間区分のチェックにいきましょう。
label ネットワークスペシャリスト 対策記事一覧 [令和元年]



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- 略歴
- 株式会社エムズネット代表。
大阪を主要拠点に活動するIT コンサルタント。 本業のかたわら、大手 SI 企業の SE に対して、資格取得講座や階層教育を担当している。高度区分において脅威の合格率を誇る。 - 保有資格
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- 情報処理技術者試験全区分制覇(累計 32 区分,内高度系 25 区分)
- ITコーディネータ
- 中小企業診断士
- 技術士(経営工学)
- 販売士 1 級
- JAPAN MENSA 会員
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