ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ(午前2) 王道の対策


2021-03-31 公開

ネットワークスペシャリスト試験は、他の試験区分ほど国語力は重要ではありません。論文試験はありませんし、午後Ⅰや午後Ⅱ試験でも「知らないと正解できない問題」が多く出題されるからです。

そういう意味で、午前Ⅱ対策は非常に重要です。

まずは、断片的な知識でも構わないので、午前Ⅱ対策で必要な知識を身に着けていき、その後、午後Ⅰや午後Ⅱの過去問題で体系化して整理していくというイメージです。

過去問から自区分と他区分の比率を把握

自区分の問題と他区分の問題の比率は知っていますか?まずは、ここからチェックしていきましょう。

最近の傾向で分類すると次のようになります。中には複数分野を対象にしたものもあるので、そのあたりは “おおよそ” の比率として考えてください。

令和元年度 秋期 午前Ⅱの出題比率
分野 問題数
セキュリティ&ネットワーク 21
ネットワーク 15
セキュリティ(レベル 4 ) 6
他区分 4
コンピュータシステム(レベル 4 ) 1
開発技術(レベル 4 ) 2
ハードウェア(レベル 4 ) 1

ネットワーク分野の問題は、令和元年度 秋期試験では 21 問でした。 問 1 から始まり、セキュリティ分野の問題までがネットワーク分野の問題になります(問 1 ~問 15 )。

一方、セキュリティ分野の問題は 6 問 です。前年度よりも 1 問減りました。

 

平成 26 年度から全区分でセキュリティ分野の出題比率を多くしたと言っても、ネットワーク分野の 6 問は最多です。今の情報セキュリティが、ネットワークを通じた不正アクセスや盗聴等がメインになっている関係上、ネットワークとセキュリティの知識は切り離せないのでしょう。

そこで、ここではネットワークと情報セキュリティを合せて自区分としています。そうすると合計 21 問になるので、これで 約 8 割 を占めます。

自区分の過去問題に目を通す

午前Ⅱ試験は知識の “量” で決まります。

セキュリティ分野とネットワーク分野を “自区分” とすると、その問題は 500 問以上になりますが、これまで、目を通してきた過去問題は何問ぐらいでしょうか?

セキュリティの関係ない純粋なネットワークの問題だけで 15 問程出題されるわけですから、まずはネットワークの過去問題から着手します。個々の知識は深くなくてもいいので、知らない問題を無くすことが重要です。少なくとも、過去に出題された問題は解けるようにしておかなければなりません。

「過去に出題されているのに、知らなかった」これを無くさないともったいないですからね。

これまで何か参考書を使ってしっかりと準備してきた人でも、そうでない人でも、試験直前には、過去問題を使うのが鉄則です。

 

そこで、平成 16 年~前回(令和元年度 秋期試験)までに 16 回分の午前Ⅱの問題があります。問題数が多いので 1 問にあまり時間をかけずに、可能な限り多くの問題に目を通しておくのが効果的です。

問題によっては、例えば選択肢にプロトコルが 4 つ書いてあって問題文にいずれかの説明が書いてあるような、特に解説が必要ない問題もたくさんありますから、IPA の過去問題だけで十分確認できると思います。

 

あとは、そうですね。

OSI 基本参照モデルの 7 階層に分けて、分類体系化しながら知識を整理していくといいでしょう。

午後Ⅰ試験や午後Ⅱ試験を短時間で解くには、文中に出てきている数々のネットワーク用語を見た瞬間に派生知識をイメージできないといけないので、そのためには、知識の分類・体系化が必要なのです。勉強方法として、入試などでよく行っていた単語帳などを暗記ツールとして使って整理することも有効です。

ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ過去問題へのリンク

年度 問題 解答 年度 問題 解答
令和元 問題 解答 平成30 問題 解答
平成29 問題 解答 平成28 問題 解答
平成27 問題 解答 平成26 問題 解答
平成25 問題 解答 平成24 問題 解答
平成23 問題 解答 平成22 問題 解答
平成21 問題 解答 平成20 問題 解答
平成19 問題 解答 平成18 問題 解答
平成17 問題 解答 平成16 問題 解答

他区分の対策は優先度低め

ネットワークスペシャリスト試験の午前Ⅱ試験で、他区分の過去問題をどうするか、非常に難しい決断になります。

3 ~ 4 問しかないことから、優先順位は、午前Ⅱの自区分の問題と午後対策よりも低く設定し、それらが十分仕上がった段階で考えていくだけで構わないと思います。

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