ネットワークスペシャリスト 午後1/午後2 出題予想分野 トップ 4 2022 年度


2022-04-09 公開

4 月 17 日の試験まで、あと 1 週間になりました。

いかがでしょう? 試験対策は順調ですか?

順調な方もそうでない方も「最後の 1 週間」は、何をしたらいいのか…なんか “ふわふわ” した感じではないでしょうか。 焦りもあると思います。

既にやるべきことを計画している人はさておき、「何をしたらいいのかわからない」という人には、残り 1 週間でできる超直前対策について考えてみました。

筆者が考える令和 4 年試験の重要テーマは次の 4 つです。

1
無線 LAN
2
VPN
3
ネットワーク仮想化技術( SDN 、 NFV )
4
ルーティングプロトコル( OSPF 、 BGP )

1無線 LAN

無線 LAN をテーマにした問題は、平成 29 年の午後Ⅱで出題されています(問 2 )。 当時最新で G ビット / 秒の高速通信が可能になった IEEE802.11ac ( Wi-Fi 5 )をテーマにしたものです。 ご存じの通り、現在の最新規格は 2021 年 2 月に策定された IEEE802.11ax( Wi-Fi 6 )で、これをベースにした問題が出題される可能性が高いと考えています。

合わせて、 IoT 関連の LPWA 、 IEEE802.11ah も押さえておくと良いかもしれません。 DX 関連の問題を重視する IPA も、このあたりなら絡めやすいですからね。

2VPN

(出題が予想される)リモートワークへのシフトをテーマにした問題では、 “VPN” は避けて通れません。 IP-sec 、 SSH 、 SSL-VPN などに関する問題ですね。

平成 30 年 午後Ⅰ 問 3平成 29 年 午後Ⅰ 問 1平成 28 年 午後Ⅰ 問 2などで出題されていますが、無線 LAN の問題同様、令和になってからの出題はありません。

平成 29 年 午後Ⅰ 問 1 で問われている SSL-VPN のように、 SSL と絡めて出題できます。 SSL1.3 が主流になりつつある今、ローテーションの観点からも、問題にしやすいという観点からも出題される可能性は高いと思います。

3ネットワーク仮想化技術( SDN 、 NFV )

サーバの仮想化、クライアントの仮想化に続き、ネットワークの仮想化もよく出題されるテーマの一つですが、令和になってから午後の問題では出題されていません。

平成 29 年平成 30 年は 2 年連続で午後Ⅱの問題として出題されていたのですが、その後 2 期( 3 年)出題されていません。

「忘れた頃にやってくる」ではありませんが、そろそろ出題されるような気もします。

4ルーティングプロトコル( OSPF 、 BGP )

ネットワークスペシャリスト試験において、ルーティングプロトコルをテーマにした問題は定番中の定番です。 令和 3 年 午後Ⅱ 問 2令和元年 午後Ⅰ 問 1 と直近でも出題されているだけではなく、平成 30 年、平成 29 年にも出題されているので 4 期連続で出題されています。

「さすがに 5 期連続は無いかな」とも思えるのですが、ルーティングプロトコルは情報処理安全確保支援士では問われない “ネットワークスペシャリスト試験ならではの問題” の一つなので、連続で出題されても全然おかしな話ではないんですよね。

したがって、ここはしっかりと押さえておきましょう。

 

ひとまず、最重要テーマとしては上記です。 後は、それぞれの知識を何で補充するかを説明します。

それぞれ過去問題を再確認するのも良いですが、体系的に必要な知識を習得するには、それなりにまとまったものに目を通しておいた方が良いと思います。 参考書を使っている方は、上記のテーマの部分に再度目を通しておきましょう。

また、日経 NETWORK を定期購読している人や、日経 XTECHを 購読している人は、それぞれの特集記事に目を通しておくのがベストです。 そこに出てくる重要キーワードを含めて押さえておきましょう。

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