高度情報処理技術者 [共通] 午前Ⅰ(午前 1)特徴や難易度を知る


2020-06-24 更新

高度系の “午前Ⅰ試験” を受験される方は、 試験 1 ヶ月前を迎えるようになると、そろそろ決断のときです。

  1. 午前Ⅰの突破だけに絞り込む
  2. 午前Ⅰ対策を中止して、午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱ対策にシフトする

もちろん、全てが順調に進んでいれば、どちらかに決める必要はありません。そのままバランスよく(全ての時間区分について)仕上げていけばいいと思います。

しかし、どちらかに不安がある人は決めましょう。あるいは、時間配分に重みを付けていきましょう。

午前 Ⅰ 試験とは

今さらですが、午前Ⅰ試験の特徴はもう十分把握していますよね。

午前 Ⅰ の特徴

  • 出題数は 30 問。その回の応用情報技術者試験の午前問題 80 問の中から選択。
  • 合格点は 6 割の 24 問の正解。
  • 免除制度(合格年度の次の試験から 2 年間 4 回分は午前Ⅰ試験免除)
  • 免除を受けるには、応用情報技術者試験合格、高度系(支援士含む。以下同じ)合格、高度系の午前Ⅰクリアのいずれかが必要

問題そのものは “レベル 3 ” なので、それほど難しいものは出題されませんが、応用情報技術者試験の試験範囲と同じなので、とにかく範囲が広いのです。

そのため、情報処理技術者試験を年 2 回の定例行事にしている方々のうち多くの人は、 2 年に 1 度のペースで何かしらの高度系区分に合格して、免除を継続しながら対応しているのが実情です。

 

そのためでしょう。こういう声をよく聞きます。

「まずいぞ!今回落ちたら、次は午前Ⅰから受験しないといけない。正念場だな!」
「今回は、午前Ⅰの突破だけの回にした。」

要するに、高度系に複数合格している人でも、午前Ⅰから受験するのは嫌なんですね。

範囲が広く、午前Ⅰさえなければ範囲外にできる分野の勉強もしなければならないし、それを怠ると午前Ⅰで不合格になる可能性さえあるからです。

朝早いので体力使いますしね。

考えてみてください。90 分の午後Ⅰが思いのほか手応えよく、120 分の論文も何とか書ききったのに . . . 午前Ⅰでアウトだったって状況を。

午前Ⅰの解答例はその日に公表されますから、そのときの落胆は想像もしたくないですよね。

Check-1 .今、60点以上取れる自信がありますか?

そうならないように、試験 1 ヶ月を切ったなら、決断しましょう。

今、午前Ⅰ試験で 60 点( 24 問)以上取れる自信はありますか?

わからなければ、過去の “応用情報技術者試験の問題” を 3 期分ほど解いてみてください。それで安定して 80 点(全 80 問なので 48 問以上)以上取れるかどうかをチェックしましょう。

安定して 8 割取れていれば心配いりません。午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの対策に全力を尽くしましょう。

 

逆に、現時点で 60 点以上取る自信が無かったり、実際に解いてみて取れなかったりした場合には、(自分の手応え、残り使える学習時間にもよりますが、そのあたりを考慮して)午前Ⅰ対策だけに特化することも検討しましょう。

今の免除制度では、午前Ⅰの受験だけで(午前Ⅱ以後を未受験で帰ったとしても)、午前Ⅰが 60 点以上であれば、免除を受けることができます。

なので、早く帰れます。昼から用事がある人なんかちょうどいいかもしれません。

Check-2 .情報処理技術者試験の午前問題の特徴を知っていますか?

ところで、情報処理技術者試験の午前問題の特徴はご存知でしょうか?

それを知っている人とそうでない人で大きな差になることもあります。

したがって、午前対策を取るうえで、効率的かつ効果的な対策になるように、まずはその特徴からチェックしましょう。

情報処理技術者試験 午前試験の特徴(午前Ⅰ・午前Ⅱ)と対策の考え方

午前Ⅰ対策その 1
各分野の比率を把握して戦略を練る

もし試験 1 ヶ月前になり、専念するにしてもバランスよく対策を取るにしても、何かしら午前Ⅰ対策を実施する方は、最初に、各分野の比率を把握して戦略を練りましょう。

最近の傾向で分類すると次のようになります。中には複数分野を対象にしたものもあるので、そのあたりは “おおよそ” の比率として考えてください。

分野 問題数
テクニカル系 16
基礎理論 3
コンピュータシステム 3
組込み系 1
システム設計 1
データベース 2
ネットワーク 1
情報セキュリティ 4
システム開発 1
マネジメント系 6
プロジェクトマネジメント 3
IT サービスマネジメント 1
システム監査 2
ストラテジ系 8

この比率を意識しながら、当該分野の問題は午前Ⅱで仕上げるとして、それ以外の問題で得意、不得意があるのかどうか、どの問題を解けば最短の時間で 60 点以上見込めるのか、それを考えて準備を進めます。

午前Ⅰ対策その 2
過去問題は午前Ⅰではなく応用情報技術者試験の問題を使う

残りどれだけの時間が使えるのか、あるいは使うのかにもよりますが、利用するツールは、過去の午前Ⅰ問題ではなく応用情報技術者試験の問題を使うおとをお勧めします。

というのも、午前Ⅰ試験に限っては、午前Ⅰ試験の 30 問の中だけで繰り返し出題される問題というのが、かなり少ないのです。

しかも、平成 21 年からのものなので、過去 10 年で 20 回しかありません。絶対数も少ないのです。

午前Ⅰの問題は、応用情報技術者試験の過去問題から選択されるので、大元の応用情報技術者試験の問題に目を通しておきましょう。

残り3週間で仕上げる 応用情報技術者試験 午前対策
~過去問の仕分けと勉強時間の見積もり~

 

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