ネットワークスペシャリスト 試験 直前1週間のラストスパート
さぁいよいよ試験まで残り1週間。最終の超直前点検として,残り1週間でできる最終チェックを考えました。
まずは,10月21日に受験することを再確認しましょう。
情報処理技術者試験は年2回決まった日(4月と10月の第3日曜日)に実施される試験です。それゆえ,繁忙期が重なったり,体調が悪かったりと,常時万全で受験できるものではありません。しっかり仕上げてから申し込んで受験できるベンダ資格とは違い,誰もが満足のいく準備ができないまま受験します。そういう特性を持つ試験なので,次のように考えて向き合うことが重要になります。
- 不合格でも全然恥ずかしくない。恥ずかしいのは言い訳して逃げること
- だから年2回,とりあえず申し込むこと
- 申込後,満足のいく仕上がりまで持っていけた人は,運が良かったので受験すること
- 申込後,多忙だったが不屈の努力で仕上げた人は,自信をもって受験すること
- 申込後,満足いく仕上がりでなくても受験はすること(=デフォルト)
10月15日(月)~10月19日(金)
この時期は,午後Ⅰと午後Ⅱの最終確認をする時期です。
試験当日には,午前試験と午後Ⅰ試験の間は60分,午後Ⅰ試験と午後Ⅱ試験の間は20分あります。このうちのいくらかは最終確認の時間として使えるので,その時に最終確認するノートを,この5日間で作成します。
これまでにたっぷりとノートに重要事項を書きしたためてきた人は,それを見返して“忘れそうなこと”を目立つようにマークするか,新たなノートや新たなページに転記するといいでしょう。未だノートを作っていない人はこれから作っていきましょう。
ネタ元は,これまで解いてみた過去問題です。最終確認をしましょう。
そしてその上で,時間的に余裕があれば,下記の資料に目を通しておくことをお勧めします。
「ネットワークの仮想化技術〜SDN、NFVが変えるネットワークの世界〜」
「インターネットの技術」
セキュリティが課題だという人は,情報処理安全確保支援士のサイトの超直前対策を覗いてみてください。ほぼほぼ同じようなことを書いていますが,そこで紹介しているWebサイトは別のものなので,その紹介サイトや記事を確認してみましょう。基本IPAの資料だけを紹介しています。
また,この時期は午後Ⅰ・午後Ⅱのまとめの時期ではあるものの,それは午前がある程度仕上がっていることが前提です。まだ午前問題に着手していないという人は,この時期に一通り目を通すようにしましょう。
10月20日(土) 午前の最終確認
試験前日にはあまり体力を使いたくないし,最後にじたばたしないように1週間過ごしてきたので,2時間ほど午前問題の最終チェックをしましょう。
これまでチェックしてきた過去問題のうち,どうしても正解できなかった問題を2時間程度でざっと解いてみましょう。何度も繰り返していれば最大200問ぐらいはチェックできると思います。そして,正解できたかどうか?あるいは,選択肢にわからないものが無いか?を確認し,明日試験直前にもう一度さっと見直せるように“間違えたポイント”にグリグリマークしておきましょう。
午後Ⅰ,午後Ⅱに関しては,昨日までのことを覚えているかどうか,思い出せるかどうかを確認しておく程度で構いません。午後Ⅰと午後Ⅱのポイントを記したノートで確認し,後はイメージトレーニング。
そして早く寝る。短時間勝負の試験において,試験中の“眠気”は最悪ですからね。
10月21日(日) 試験当日
前日にグリグリマークした午前問題と,午後Ⅰと午後Ⅱのノートを鞄に入れて,試験会場へ。これらは,各時間区分の開始前にさっと目を通すためのもの。
会場へ向かう途中で,必要に応じて眠気覚ましの飲食物を購入します。筆者は,いつも必ず栄養ドリンクとチョコレート(糖分)を買っています。
ということで。
これで準備は万全です。後は,当日集中して出し切ってください。合格を祈っています!
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- 略歴
- 株式会社エムズネット代表。
大阪を主要拠点に活動するIT コンサルタント。 本業のかたわら、大手 SI 企業の SE に対して、資格取得講座や階層教育を担当している。高度区分において脅威の合格率を誇る。 - 保有資格
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- 情報処理技術者試験全区分制覇(累計 32 区分,内高度系 25 区分)
- ITコーディネータ
- 中小企業診断士
- 技術士(経営工学)
- 販売士 1 級
- JAPAN MENSA 会員
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