情報処理安全確保支援士 試験直前1週間のラストスパート


2018-10-15 公開

さぁいよいよ試験まで残り1週間。最終の超直前点検として,残り1週間でできる最終チェックを考えました。

まずは,10月21日に受験することを再確認しましょう。

情報処理技術者試験は年2回決まった日(4月と10月の第3日曜日)に実施される試験です。それゆえ,繁忙期が重なったり,体調が悪かったりと,常時万全で受験できるものではありません。しっかり仕上げてから申し込んで受験できるベンダ資格とは違い,誰もが満足のいく準備ができないまま受験します。そういう特性を持つ試験なので,次のように考えて向き合うことが重要になります。

  • 不合格でも全然恥ずかしくない。恥ずかしいのは言い訳して逃げること
  • だから年2回,とりあえず申し込むこと
  • 申込後,満足のいく仕上がりまで持っていけた人は,運が良かったので受験すること
  • 申込後,多忙だったが不屈の努力で仕上げた人は,自信をもって受験すること
  • 申込後,満足いく仕上がりでなくても受験はすること(=デフォルト)

直前対策でも言及しましたが,情報処理安全確保支援士試験は,セキュリティに厳しい会社に勤めている人は“守る立場”で知識がついている場合もあるので,まったく学習ができなかったとしても“ワンチャン”あります。合格してから本格的に勉強しようと考えている方は“たまたま”でも合格しておくのもひとつの手ですし,この資格の場合は登録後に学習もできるので(お金はかかりますが),受験申し込みをしている人は受験しましょう。

10月15日(月)~10月19日(金)

この時期は,午後Ⅰと午後Ⅱの最終確認をする時期です。

試験当日には,午前試験と午後Ⅰ試験の間は60分,午後Ⅰ試験と午後Ⅱ試験の間は20分あります。このうちのいくらかは最終確認の時間として使えるので,その時に最終確認するノートを,この5日間で作成します。

これまでにたっぷりとノートに重要事項を書きしたためてきた人は,それを見返して“忘れそうなこと”を目立つようにマークするか,新たなノートや新たなページに転記するといいでしょう。未だノートを作っていない人はこれから作っていきましょう。

ネタ元は,これまで解いてみた過去問題です。最終確認をしましょう。

そしてその上で,時間的に余裕があれば,下記の資料に目を通しておくことをお勧めします。

また,この時期は午後Ⅰ・午後Ⅱのまとめの時期ではあるものの,それは午前がある程度仕上がっていることが前提です。まだ午前問題に着手していないという人は,この時期に一通り目を通すようにしましょう。

10月20日(土) 午前の最終確認

試験前日にはあまり体力を使いたくないし,最後にじたばたしないように1週間過ごしてきたので,2時間ほど午前問題の最終チェックをしましょう。

これまでチェックしてきた過去問題のうち,どうしても正解できなかった問題を2時間程度でざっと解いてみましょう。何度も繰り返していれば最大200問ぐらいはチェックできると思います。そして,正解できたかどうか?あるいは,選択肢にわからないものが無いか?を確認し,明日試験直前にもう一度さっと見直せるように“間違えたポイント”にグリグリマークしておきましょう。

午後Ⅰ,午後Ⅱに関しては,昨日までのことを覚えているかどうか,思い出せるかどうかを確認しておく程度で構いません。午後Ⅰと午後Ⅱのポイントを記したノートで確認し,後はイメージトレーニング。

そして早く寝る。短時間勝負の試験において,試験中の“眠気”は最悪ですからね。

10月21日(日) 試験当日

前日にグリグリマークした午前問題と,午後Ⅰと午後Ⅱのノートを鞄に入れて,試験会場へ。これらは,各時間区分の開始前にさっと目を通すためのもの。

会場へ向かう途中で,必要に応じて眠気覚ましの飲食物を購入します。筆者は,いつも必ず栄養ドリンクとチョコレート(糖分)を買っています。

ということで。

これで準備は万全です。後は,当日集中して出し切ってください。合格を祈っています!

 

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