3週間でゼロから仕上げる ITサービスマネージャ 試験対策 ~受験者の特徴と戦略~


2018-10-01 公開

ITサービスマネージャ試験の受験生の特徴

ITサービスマネージャ試験を受験者は、(筆者の知る限り)次のように大別されます。

    ITサービスマネージャ 試験 受験者2つのタイプ

  1. 日常、運用業務を担当している人(以下、経験者という)で、高度系試験には初挑戦の受験生。
  2. 日常、開発業務やコンサルテーションをしている人(以下、未経験者という)のうち、自区分(システムアーキテクトやプロジェクトマネージャなど)の高度系試験に合格している受験生。自区分から次のステップとして受験する。

資格試験マニアだけではなく、DevOpsへの備えや運用サービスへの理解を目的に、上記の 2. のような受験生が多いのが特徴です。

経験者と未経験者で異なる戦略

したがって、経験者と未経験者で戦略が変わってきます。それぞれの特徴を下記の表にまとめました。

(1)経験者の優位な点 (2)未経験者の優位な点
午前Ⅰ 勉強が必要 得意
午前Ⅱ 勉強が必要 得意
午後Ⅰ 知識は十分 得意。コツを知っている。
午後Ⅱ “ネタ” が豊富 国語力は問題なし

経験者が未経験者に対して優位になる点は、午後Ⅱ問題 論文の “ネタ” が豊富な点になります。

それ以外は、知識面でも経験だけではクリアできない場合がある(日常使わない知識が問われる場合がある)ので、そこを事前準備しておく必要があります。その事前準備をして午後Ⅰまでクリアし、論文勝負に持ち込むという戦略です。

 

一方、未経験者は午前の学習方法や午後Ⅰ、午後Ⅱの対応方法は十分理解できているはずなので、そこを効率よく合格レベルにもっていっておいて、残りの時間、自分の弱点である論文のネタの収集に時間を割くという戦略です。

 

いずれも詳しい対策は各時間区分の個別対策のところをご覧ください。

まだ間に合うか?

それでは “まだ何の対策もしていない人” …受験申し込みはしたものの、いろんな理由で対策が進んでない人…そんな境遇の人でも受験する価値があるのかどうか?

そこを考えていきましょう。

 

まず “知識面” ですが、 ITIL® に関する知識は大丈夫でしょうか?

現段階では、ITIL® に関する知識の有無によって大きく異なります。ITIL® に関する知識があれば、知識面では問題ありません。

 

次に “国語力”

前述の “未経験者” のように、他の論文系試験の合格者の場合は、ひとまず問題ありません。そうでない場合でも、状況把握のスピードが速く、初対面への第三者への説明機会も多くて的確で、日ごろから会話の相手に「この人は、どういうことを知っていて、どういうことを知らないのか?」を常に意識しながら会話を組み立てている人は、問題ないでしょう。今から少し、情報処理技術者試験の論述試験用のポイントを押さえて行けば十分間に合います。

 

経験者、未経験者に関わらず、現段階ではITIL® に関する十分な知識と、上記のような国語力(潜在的な国語力でいい)があれば、今からでも十分間に合うでしょう。

準備をしっかりしている人

一方、これまで準備を進めてきた人は、上記の部分(ITIL® 、国語力)がどうなのかをしっかりとチェックしましょう。

 

後は個別の対策で、それぞれの仕上がり具合を確認してみてください。

それでは午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの個別チェックに!

さぁ、それでは以上の内容を踏まえて、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの個別時間区分のチェックにいきましょう。

3週間で仕上げる
高度試験共通 午前Ⅰ

3週間で仕上げる
ITサービスマネージャ 試験
午前Ⅱ[午前2] ~25問の対策方法~

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ITサービスマネージャ 試験
午後Ⅰ[午後1] ~特有の対策と必要な知識~

3週間で仕上げる
ITサービスマネージャ 試験
午後Ⅱ[午後2] ~論文に書くべきこと~

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