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ズバリ聞きます！資格って役に立ちますか？ ~情報処理技術者試験 ITサービスマネージャ~

三好康之
2018-06-12 公開

1 インタビューに応じていただいた方
2 最初に、この資格を取ろうと思ったきっかけについて教えていただけますか。
3 “試験勉強” はどうでした？
4 ズバリ聞きます。この資格は役に立ちますか？
5 最後に、これから受験を考えている人へメッセージをお願いします！

インタビューに応じていただいた方

柴田　憲一さん

略歴

現在勤務している会社では、これまで主に画像通信関連のサービス企画業務、サービス開発業務、保守サポート業務、プロジェクトマネジメント等を担当。近年は、仮想現実ソリューション初期提案や、幸福度向上を目的とした働き方改革の検討についても手掛けている。
趣味は、音楽鑑賞と野球観戦。東京ヤクルトスワローズのファン。明治神宮野球場のライトスタンドでビニール傘を振ることが楽しみの一つ。

保有資格

情報処理技術者試験 ITストラテジスト
情報処理技術者試験プロジェクトマネージャ
情報処理技術者試験 ITサービスマネージャ
情報処理技術者試験応用情報技術者
情報処理技術者試験 ITパスポート
ITコーディネータ
ITIL ® ファンデーション
スワローズ検定 2級

自身のキャリアの中で役に立った資格

情報処理技術者試験 ITサービスマネージャ

(インタビュアー: 三好康之)

最初に、この資格を取ろうと思ったきっかけについて教えていただけますか。

当時、私の業務の中で、故障対応、工事対応など、ITサービスのマネジメント業務比率が半分近く占めていました。

緊急の故障対応の際には、短時間で的確な判断が必要なほか、お客様や上長、社内関連部門に対して報告をする際も短時間でわかりやすい報告書の作成を求められることも多く、苦慮していました。

そんな中、情報処理技術者試験の区分にITサービスマネージャがあることを知り、普段の業務経験を活かして体系的に学べた上に、資格として形に残ると思ったことが受験しようと考えたきっかけです。

“試験勉強” はどうでした？

私は、まずは基礎知識を付けたかったので、体系的に学べるITIL ® ファンデーションの勉強を始めました。

特に、自分が担当している業務に近い部分から精読するようにしたので、イメージを膨らませることができました。日頃の自分の対応や行動と、ITIL ® の中に記載されているベストプラクティスを比較したり、故障対応で普段取り組んでいる「なぜなぜ分析」のような深堀り手法を組み合わせることで、テキストに書いている “一般論” を、論文に “応用” することができたと思います。いわゆる “臨場感” を出すことができました。テキストに書いていることと、自分の経験を関連付けることで、結果的に実務にも役立っています。