データベーススペシャリスト 試験対策 その3 ~3週間でゼロから合格。過去問で「型」を知る


2019-12-12 更新

新人対象に 1 週間で合格率70%を記録した勉強方法

データベーススペシャリスト試験に申し込んだ方の多くは、バリバリの IT エンジニア。

だからこそ、納期に追われまったく準備が出来ていないという人も少なくありません。

 

「徹夜続きで、試験対策はこれから。十分な準備ができるかどうか . . . ? 」

 

仮にそんな状況だとしても、まだまだ諦める必要はありません。

特に、データベーススペシャリスト試験は。

 

これは筆者の実績ですが、以前とある企業で 3 年間ほど入社したばかりの新人さん向けに「高度系試験対策」を担当していたことがあります。

期間は試験直前の 1 週間。

対象は、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験を既に取得している新人さんで、最初は会社も新人さんも、特に期待はされていなかったんですが、結果的に全国平均を大きく上回る高確率で合格されていました。

一番高い年度で 7 割弱です。

 

筆者の教え方が上手かったわけではありません。当然ですが、全ては彼らの努力です。

筆者は順番に過去問題を指定して、それをひたすら解いてもらっていただけです。解いたあとに、わからないところを説明していましたが、約 40 時間( 8 時間 × 5 日間)とプラス自宅学習で合格を勝ち取ったのです。

 

データベーススペシャリスト 過去問から見える “型”

なぜそんなことが可能だったのでしょうか?

 

それは、データベーススペシャリスト試験の問題には “型” のようなものがあって、問題文の構成要素がだいたい決まっているからです。その “型” に対する解き方を覚えれば合格点を取れることが多いんですね。

ちょうど、 “数学” の公式とその解き方を覚えるみたいな感じです。

 

したがって、試験対策としては、最初に いくつかある “型”(問題の種類ごとに分類される構成要素)を覚えて、それを過去問題で反復練習する というのが王道になります。

 

ただし、当然ですが、毎年微妙に変化し、年度によっては大きく変わることもあるので、最終的には反復練習をする中で “応用できる実力” を身に着けて、そうした変化にも対応できるようにしておかなければなりません。

しかし、そういう “型” があるということは、時間が無いときでも(当然、合格する確率は低下しますが)“無い時間に合わせて合格を狙える” ということを意味しています。

 

そういうわけで、まだ 3 週間前。

まだまだこれから。

全然諦めなくても大丈夫です。

 

まだ何の対策もしていない人

それでは最初に “まだ何の対策もしていない人” . . . 受験申し込みはしたものの、いろんな理由で対策が進んでない人向けに、これからの 3 週間で取り得る “戦略” について説明します。

 

“前年度” の過去問 (問題と解答例)とその解き方を徹底的に暗記する!

まずは、これです。

他の試験区分と絶対的に違う点が “前年度の問題を使う” というところです。

他の試験区分は、いくつかのテーマが数年単位で繰返し出題されるというパターンなので、前年度に出題されたテーマが 2 年連続で出題されるという可能性は低く、それゆえ前年度の問題よりも数年前よりも古い問題を見ておいた方がいいんですね。

でも、この試験は. . . 前述の通り、”型” があるので最新の “型” に合わせるために、前年度の問題から着手した方がいい わけです。

 

特に今からは時間が足りないので、あれこれ手を広げる前に “一点突破” を狙って、午後Ⅰと午後Ⅱは、前年度の 1 年分に集中して仕上げていった方がいいですね。

 

試験対策本をつかう

それと、他の試験区分の試験対策は、IPA が公開している過去問題を使って仕上げていくことができるのですが、データベーススペシャリスト試験はそれがかなり困難です。

しっかりと解説をしてくれている “試験対策本” が必須です。

 

というのも、先にも説明しましたがデータベーススペシャリストは “数学” に近いんですね。

公式や解き方を覚えなければ先に進めない のです。

暗記中心の日本史や生物ではありません(暗記中心の学習になるのは “情報処理安全確保支援士” や “ネットワークスペシャリスト” )。

なお、筆者のことが人間的に大嫌いでなければ、筆者が翔泳社から出している情報処理教科書を使ってみてください。過去問題の解説をむちゃくちゃ充実させていますので。

 

その上で、具体的な対策は、各時間区分のリンクをチェックしてみてください。

 

準備をしっかりしている人

一方、これまで順調に準備を進めてきた人は、上記の “まだ何の対策もしていない人” よりも現時点でかなりリードしているわけですから、そのリードを保ち続けるために上記の対策(つまり、”まだ何の対策もしていない人”と同じ対策)を行って、プラスその方々以上に先を行く戦略がいいでしょう。

具体的には、次の 2 点への対応について考えていきます。

  1. 過去問題の “リビジョンアップ” への対応
  2. 過去問題の “バージョンアップ”(新規問題)への対応

おそらく、もう既に多くの過去問題に目を通しているはず。

 

その問題のレパートリーの多さを武器に、”まだ何の対策もしていない人” = “これから対策を始める人” が目を通していない問題に目を通して、そこにしか出てこない設問で点数を取れるところまで持っていければ、リードを守れます。

そんな戦略ですね。

ここも具体的には、各時間区分のリンクをチェックしてみてください。

 

それでは午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの対策!

さぁ、それでは以上の内容を踏まえて、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの個別時間区分の対策にいきましょう。

データベーススペシャリスト 午前Ⅱ[午前2]対策 ~直前3週間3ステップで仕上げる勉強方法

データベーススペシャリスト 午後Ⅰ[午後1]~「型」の変化と合格に必要な知識

データベーススペシャリスト 午後Ⅱ[午後2]~ 「型」がわかるようになる勉強方法

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