システムアーキテクト 午前Ⅱ(午前2)王道の対策


2021-12-26 公開

システムアーキテクト試験の午前Ⅱ試験の特徴は、次のようになります。

  1. 自区分(開発技術)の問題( 14 問前後)

      check_box過去問題か否か

    • 過去問題と同じ問題( 3 問前後)
    • 過去問題を正確に理解していたら正解できると思われる問題( 2 ~ 3 問)
    • 過去問題だけでは正解が難しい問題( 1 ~ 2 問)
    • 基本情報、応用情報の過去問題( 4 問前後)
    • 応用情報の過去問題を理解していたら正解できると思われる問題( 3 ~ 4 問)
  2. 他区分の問題( 11 問前後)

      check_box過去問題か否か

    • システムアーキテクト試験午前Ⅱの過去問題と同じ問題( 3 問前後)
    • 応用情報の過去問題( 2 ~ 3 問)
    • check_box分野別

    • 情報セキュリティ(レベル 4 )の問題( 4 問)※1
    • コンピュータシステム(レベル 3 )の問題( 3 問)
    • データベース(レベル 3 )の問題( 1 問)
    • ネットワーク(レベル 3 )の問題( 1 問)
    • システム戦略(レベル 3 ~ 4 )の問題( 2 問)
※ 1 令和 2 年 10 月試験より情報セキュリティの問題が増えています

システムアーキテクトの前々回~ 5 期分の過去問題を解けるようにしておく

システムアーキテクトの午前Ⅱ試験対策で最初にやるべきことは、前々回から 5 期分( 5 回分)の過去問題を確実に解けるようにすることです。各回 25 問なので、最大で 125 問ですが、同じ問題が出題されているので、多少は少なくなるはずです。

1自区分(開発技術)の問題

自区分(開発技術)の問題は 6 割弱です。しかし、過去問題からの出題は非常に少なく、しかも古い問題からの再出題も多くありません

前々回からの出題が最も多く、そこから遡るごとに少なくなるので、あまり古い問題を解く必要はないでしょう。過去問題がそのまま出題されることも、それほど多くはありません。

2他区分の問題

他区分の問題は 4 割強ですが、自区分の問題同様に、システムアーキテクト試験の午前Ⅱからの再出題が多く、しかも、前々回からの再出題が多いのも共通しています。

そのため、まずはシステムアーキテクト試験の午前Ⅱの過去問題を解けるようにすることが大切なんですね。

応用情報技術者試験の過去問題

システムアーキテクト試験の午前Ⅱをクリアするには、システムアーキテクト試験の午前Ⅱの過去問題を解けるようにしておくだけでは不十分です。先に説明したとおり、自区分で 3 問、他区分で 3 問、合計 6 問ぐらいしか再出題されないからです。約 4 分の 1 です。

とは言うものの、新規問題が多いわけでも、難問が多いわけでもありません。

応用情報技術者試験の過去問題の再出題も多く、しかも昔から頻出のキーワードも多いので、応用情報技術者試験の過去問題に出る頻出のキーワードを理解すれば、解ける問題がかなり多くなります

したがって、応用情報技術者試験の合格直後(ある程度ちゃんと午前を仕上げた人限定)の人は、特に何もしなくてもよいかもしれません。そこまでの自信がなければ、応用情報技術者試験を受験した時に覚えたことを見直せばいいでしょう。

そうではなく応用情報技術者試験の午前問題を忘れていたり、受験していない場合には、問題の分量は多くなりますが、応用情報技術者試験の過去問題を 10 回分( 5 年分)ほどチェックしておきましょう。

情報セキュリティ

これまでの出題傾向であれば、応用情報技術者試験の過去問題(午前)を直近 10 回分( 5 年間)と、システムアーキテクト試験の午前Ⅱの過去問題を前々回から遡って 5 回分を解けるようにすれば、対策としては十分です。但し、過去問題と同じ問題しか解けない場合は不十分なので、(違った角度から出題されても)応用が利くように理解しなければなりません。

ただ、まだ時間的に余裕があれば、この試験に合格した後のことを考えて、情報セキュリティ分野の問題に強くなる対策をお勧めします。

あくまでも、午後Ⅰや午後Ⅱが仕上がってからでいいので、情報セキュリティ分野の問題に、長期的に取りくむことを考えましょう。情報セキュリティは、全区分で重点分野とされていますからね。

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