システムアーキテクト 試験直前チェックシート 2023 年度 ~ 4月にやるべきこと


2023-03-31 公開

4 月です。 試験まで、あと 2 週間です。 ここまで順調に来ているか、ラストスパートに何をすればいいのか、 2 週間前のチェックシートを作成しました。 どの時間区分を優先して仕上げるかを考えて、適切な時間配分のもと合格に近づくラストスパートをしましょう。

時間区分ごとに、仕上がっている状態から順番に並べてみました。 残り 2 週間で、一つでも上位にいけるように(より仕上がるように)しきましょう!

午前Ⅰのチェック

これまでの学習 残りの期間でやるべきこと
looks_one
平成 26 年春~令和 4 年春までの 16 期分の応用情報技術者試験の過去問題を何周か繰り返し解いてきた。
チェックする問題としては十分です。 正解できないところや、正解ではない選択肢の用語や説明の対象も理解するようにしましょう。
looks_two
平成 29 年春~令和 4 年春までの 10 期分の応用情報技術者試験の過去問題を何周か繰り返し解いてきた。
この 10 期分を確実に解けることが優先されますが、それが大丈夫なら、 looks_one まで手を広げましょう。 平成 26 年春~平成 28 年秋までの 6 期分にも目を通せば万全です。
looks_3
過去問を集めた参考書を活用して仕上げてきた。
十分仕上がっているのなら大丈夫です。 時間的に余裕があれば、その参考書に掲載されていない問題を looks_twolooks_one で探して、片っ端からチェックしましょう。

午前Ⅱのチェック

これまでの学習 残りの期間でやるべきこと
looks_one
平成 30 年秋~令和 4 年春までの 4 期分の システムアーキテクト試験の午前Ⅱの過去問題を、何周か繰り返し解いてきた。
実力が試されます。 他の試験区分に比べ、過去問題がそのまま出題される比率が少なく、他の試験区分でメインになるような問題も多いため、出題予想できる問題が少ないからです。 ただ、全くの新規問題が多いわけではなく、同一キーワードの別問題が多いので、過去問題で正解するだけでなく、派生知識や正解以外の選択肢の意味も把握しましょう。

午後Ⅰのチェック

これまでの学習 残りの期間でやるべきこと
looks_one
自分なりの解き方が身についており、時間内に余裕をもって 8 割以上コンスタントに正解できる。
仕上がっています。 誤答を中心に問題と解答、解答の根拠を覚えているかどうか確認しましょう。 思い出せれば万全です。 思い出せなければ見直しましょう。
looks_two
自分の課題を知っている

  1. 解き方に問題がある
  2. 状況把握に時間がかかる
  3. 経営や業務に関する知識不足
  4. 解答例と微妙にずれている
自分の課題を、まだ見いだせない人は残りの期間で課題が何かを考えましょう。 そうすれば、残りの時間で対策できるでしょう。

  1. 午後Ⅰの問題を速く正確に解く方法は試験区分ごとに異なります。 他の試験区分での成功体験は、時に邪魔になります。 SA の問題の特性を知り、合った解き方で解きましょう。

    参考記事: システムアーキテクト 午後Ⅰ(午後 1 )記述式 王道の解き方

  2. マークの仕方が悪いのかもしれません。 SA の午後Ⅰはページ数が多いので、どこに何が書いてあるのかを把握できるようにしなければなりません。 「木を見て森を見ず」にならないように体系的に把握していく必要があります。 原因を把握して改善しましょう。
  3. 知識不足を補う以外ありません。 まだ間に合います。 「 IT エンジニアのための【業務知識】がわかる本」や、データベーススペシャリスト試験の午後Ⅱの問題文を読むのもお勧めです。
  4. 解答例と多少ずれているからと言って不正解というわけではありません。 解答例の解答が、どれくらい文中の用語を使っているかをチェックして比較してみましょう。

午後Ⅱのチェック

これまでの学習 残りの期間でやるべきこと
looks_one
下記の looks_two に加えて、ほとんどの問題文の読み違えをしないレベルになっている。
これ以上の準備はできないくらい仕上がっています。 例え、準備していた(想定していた)問題と全く異なる問題が出題されても、十分対応できるでしょう。 自信をもって挑めば大丈夫。 万全です。 午後Ⅰや午前Ⅱで落とすことの無いように、それらの対策に時間を使うのもいいと思います。
looks_two
下記の looks_3 に加えて、令和 1 問 1平成 29 問 3平成 28 問 2平成 27 問 2平成 24 問 3平成 21 問 3 などの問題でも対応可能。
左記の問題が仕上がっていれば、問題文の読み違えさえなければ普通に合格できるレベルです。 万全に準備するなら looks_one へ。
looks_3
SA の過去問題で論文を作成してみて、合格論文レベルの評価を受けた論文がある。
ここに問題があれば、まずは 1 本、合格レベルの評価を受ける論文を作成しましょう。 逆に、ここが OK でも安心はできません。 この試験で問われる午後Ⅱのテーマは、かなり幅広いものだからです。 そのため、例えば「要件定義」の問題で A 評価の事例が準備できていても、「システムテスト」の問題が出題されたら、合格レベルの論文が書ける保証はありません。 そういうケースに備えて、このレベルが大丈夫なら、残り 2 週間で looks_two を目指しましょう。
looks_4
SA の論文で、自分の課題を知っている。
残り 2 週間、課題と向き合って、対策をシミュレーションしましょう。 本番では 100 点は不要。 60 点狙いで、騙し騙しでいいのでベターを目指しましょう。 課題を知らない人の方が多いことに自信をもつことが重要です。
looks_5
他の論文試験に合格しているか、それ相当の実力があって、かつ SA 特有のポイントを知っている。
大丈夫なら looks_4 へ。 不安なら、 SA と他の試験区分との違い(立場、役割、視点、知識)を再確認しましょう。

参考記事: システムアーキテクト 午後Ⅱ(午後 2 )論文 王道の書き方

looks_6
他の論文試験には合格していないが、論文試験 5 区分の共通の部分は把握している。
大丈夫なら looks_5 へ。 ここが不安なら、改めて論文試験共通の部分を確認しましょう。

参考記事: 合格論文を 1 ヶ月で準備する ~表現力や論文ネタ作りなど (ITストラテジスト/ システムアーキテクト / ITサービスマネージャ 午後Ⅱ論文 [午後2] )

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