システム監査技術者 対策(3)4月に対策ゼロから合格できる人とは?
まだ間に合うか?
まずは“まだ何の対策もしていない人”…受験申し込みはしたものの、いろんな理由で対策が進んでない人…
そんな境遇の人でも受験する価値があるのかどうか?
まずは、そこを考えていきましょう。
他の論文試験に合格している方
システム監査技術者試験の受験生は、他の論文試験に既に合格している人が多いので(特にキャリアの積み重ねで考えれば、プロジェクトマネージャ試験に合格した翌年に受験する人が多いので)、仮にそうなら今からでも十分間に合うでしょう。
もちろん、他の論文試験に合格していなくても、これまで(3週間前までに)しっかりと “国語”の部分を仕上げてきた方なら大丈夫です。
後述するように十分可能性があります。
システム監査の経験者
また、システム監査を本業にしている方や、部分的にでも経験されている方は、これから学習を開始する場合でも、情報処理技術者試験の特徴を把握できさえすれば、十分間に合うと思います。
ただ、その場合は “情報処理技術者試験の基本的なお作法”を舐めてかからずに、しっかりとゼロから会得するというスタンスでいないといけません。
経験者になると、午後Ⅱの論文試験において (たぶん自信があるからだと思うのですが) 、なぜか “あるべき論” で “持論” を展開することが多いんですね。
しかし、それでは合格できません。
「(あるべき論ではなく),問題文で問われている状況に合わせて自分の経験(もしくは疑似経験)を具体的に書かないといけない」ということを自覚するところから始めましょう。
準備をしっかりしている人
一方、これまで順調に準備を進めてきた人は、かなり有利です。これからの追い込みを間違えない限り大丈夫でしょう。
普通に努力をしている人は、案外自覚していないのですが、
“前を走っている”
“合格に近いところにいる”
そういうことが少なくありません。
自分のしていることは、他人もしているものと思い込みがちですが、そんなに本気で合格を目指して、満足のいく準備をしている人は一部です。
- ひとまず受験してみる(ノープラン、準備無し)
- ダメ元で受験する(準備不足)
- 試験に関する情報収集をしていない(情報不足)
そういう人が案外多いんですね。
そのため、今、このサイトを見つけて、この記事を読んでいるだけでも有利だったりします。
また…もしも、会社が実施してくれる試験対策講座を受講していたり、添削指導を受けていたりするのなら、それはさらに有利です。
システム監査技術者試験の対策講座は年々減っていますからね。受験者数が少なく、講座を開催しても人数が集まらないから…なかなか開催されません。
試験対策ができる講師も少ないため、完全に需給バランスが崩れているんですね。
中には、システム監査技術者試験に合格できない(ゆえに自分は資格を持ってない)講師が、他の論文試験と同じような部分だけの知識をもって研修をしていることも。
そういう意味では、運よく試験対策を受講されている方や、添削指導を受けておられる方は、(その講師が、その資格を本当に合格しているのかどうかを確認した上で)、自信をもって残りの3週間で仕上げていきましょう。
それでは午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの個別チェックに!
さぁ、それでは以上の内容を踏まえて、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの個別時間区分のチェックにいきましょう。
『定額制』
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定額制だから、どの区分でも何名でも 受け放題!!
- 略歴
- 株式会社エムズネット代表。
大阪を主要拠点に活動するIT コンサルタント。 本業のかたわら、大手 SI 企業の SE に対して、資格取得講座や階層教育を担当している。高度区分において脅威の合格率を誇る。 - 保有資格
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- 情報処理技術者試験全区分制覇(累計 32 区分,内高度系 25 区分)
- ITコーディネータ
- 中小企業診断士
- 技術士(経営工学)
- 販売士 1 級
- JAPAN MENSA 会員
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