システム監査技術者 午前Ⅱ[午前2]過去問の出題分析と対策


2019-03-30 公開

システム監査技術者試験の午前Ⅱの問題は、以前も説明したと思いますが、自区分(システム監査分野)の問題が 25問中わずか10問ぐらいしか出題されません。

実に“4割”

そのため、午前問題が全体的に強いかどうか、具体的には、

応用情報技術者試験の午前問題や、
高度系共通の午前Ⅰで、確実に点数が取れるかどうかで、

対策も変わってきます。

check-1. “システム監査”の問題

まずは、やはり…数少ない“システム監査”の問題から着手するのが王道ですね。

1年分でわずか10問です。今の試験体系に変わった平成21年から10年分でもわずか100問

午前Ⅱ対策をする上で、ここは避けては通れません。必ず目を通して、確実に解けるようにしておきましょう。いくら時間が無くてもです。最低限、やっておかないといけないところになります。

 

開始時期は早い方がいいですね。

昨年までなら、試験日近くまで…例えば1週間前から始めるとかでも良かったのですが、今年は“新しい基準”に変わると思われるので、次のcheck-2. の作業をしておいた方がいいと考えられます。新規の問題もカバーできる可能性が高くなりますからね。

check-2の作業分を加味して開始時期を早めることをお勧めします。

check-2. 新基準で確認する

先にも説明した通り…平成30年4月に、15年ぶりに「システム監査基準」及び「システム管理基準」が改訂されました。

そのため、旧基準のもとに作られた平成30年までの過去問題に目を通したら,その後で、新基準をベースにした場合に(過去問題の)どこがどう変更されるのかを考えながら、必要に応じて修正していく必要があります。

したがって、check-1.の付随作業だと考えて計画するようにしましょう。

なお、この作業を実施するにあたっては、手書きで修正を書き込んでいけるように、過去問題はプリントアウトして用意しておきましょう。

check-3. システム監査技術者試験の午前Ⅱの中の他区分の問題

他区分の問題(システム監査以外の問題)で点数が取れるかどうか不安な人は、システム監査技術者試験の午前Ⅱの過去問題で出題されていた他区分の問題(25問中、システム監査の10問を除く15問)にも目を通しておいた方がいいでしょう。

check-4. 応用情報の過去問題(午前)

今からだと時間的にちょっと厳しいかもしれませんが…check-1. からcheck-3. 及び午後Ⅰや午後Ⅱ対策が十分で、なおかつ時間的にもまだ余裕がある人は、応用情報の過去問題までチェックしておくことも検討してもいいかもしれません。

check-3. を実施すれば、どういう問題を重視しているかわかると思うので、その重視していそうな問題を中心にチェックしていけば効率よく進めることができるでしょう。他区分の問題に不安を抱えているのなら、この選択もアリだと思います。

以上、残り3週間の午前Ⅱ対策は、このような順で仕上げていきましょう。

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