システム監査技術者 学習計画と対策


2021-07-28 公開

システム監査技術の合格を目指して、学習計画を立案しましょう。

なお、この試験は高度区分の中でも上位に位置するので、他の高度の … 特に論文試験の合格者を対象に説明します。そのため、そうでない場合は、別途、午後Ⅰ共通と午後Ⅱ共通の対策とともに進めていきましょう。

合格するために必要な要素の確認

まずは、合格するために必要な要素(現状の知識や経験)のチェックです。次の 5 つのポイントはいかがでしょうか?

  1. システム監査基準、システム管理基準の知識は十分か?
  2. 午後Ⅱ問題文の読込みは十分か?(どんな問題があるのか把握済みか?)
  3. 午後Ⅱの表現力(監査特有の表現含む)は十分か?
  4. 午後Ⅰの表現力(監査特有の表現含む)は十分か?
  5. 午後Ⅰ・午後Ⅱの解答スピードは十分か?
check 1

まずは、システム監査技術者 午前 / 午後に共通する対策です。システム監査基準とシステム管理基準をしっかりと読み込みましょう。

check 2

次に、午後Ⅱの問題文を読み込んで何が問われているのかを把握します( 2. )。

check 3 ~ 5

そして、午前Ⅱの過去問題と午後Ⅰの過去問題を解きながら、午後Ⅱの論文で使う表現を固めましょう( 3. 4. 5. )。

check 5

後は、他の論文試験と同様、制限時間内で処理するための “スピード” を高めます。午後Ⅰなら 1 問 45 分、午後Ⅱなら 1 問 120 分。制限時間内に収めるための、問題文の読み方、解答の探し方、解答表現のまとめ方を練習し、最終的に、試験本番時の時間配分を決定します。

以上が、合格するために必要な要素です。

学習計画立案のための基本的な考え方

学習期間を最大 6 か月間と考えて、その着手の順番等をまとめたのが下図になります。

infoスマートフォンでご覧の際は、図は右スクロールできます
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1. システム監査基準
2. システム管理基準

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午後Ⅱ
問題文の読み込み → 表現レベルでの課題の抽出

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午前Ⅱ
演習( 1. 2. を対応付けながら)

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午後Ⅰ
演習( 1. 2. を対応付けながら)

looks_5
午後Ⅱ
論文の準備

この記事を読んだ時点での残りの期間によって、どこまでできるかは “差” がでますが、次のような順番で考えることをお勧めします。

looks_oneシステム監査基準、システム管理基準に関する知識

まずは、システム監査基準とシステム管理基準に関する知識を押えていきましょう。システム監査全体の流れを中心に、そこに出てくる専門用語も最初に押えます。

参考「システム監査基準」及び「システム管理基準」の改訂について(METI/経済産業省)

これらの資料は、この後の対策(午前Ⅱ午後の演習)をする中で、常に立ち返るものになります。そのため、できればプリントアウトして、演習を通じて気付いたことや覚えておくべきことをメモしながら、試験直前や当日に見直す資料として充実させる使い方をおススメします。

いずれにせよ、最初に押えることが重要です。

looks_two午後Ⅱ問題文の読込み

次に、午後Ⅱの過去問題に目を通しましょう。

そして、「何が問われているのか?」、「何をアウトプットしないといけないのか?」を把握するとともに、自分の今の知識や経験で「書けるのか?」をチェックします。

この時、問題文の読み違えがあると、その後、全てでおかしな方向に行ってしまうので、必ず、参考書の解説で確認して(必要に応じて)軌道修正をしておきましょう。午後Ⅱ問題は、全く同じ問題が出ることは稀ですが、類似問題が出題されることは非常に多いので、一度、軌道修正しておけば、類似問題が出題されても … 少なくとも読み違えや勘違いは避けられます。

システム監査の経験者は、自分の経験に基づいて実際に論文を書いてみたり、頭の中でシミュレーションしたりすれば、かなり速く仕上がります。しかし、未経験者の場合はなかなか難しいと思います。その場合は、課題を抽出するだけでも構いません。

looks_3午前Ⅱ対策

ある程度、システム監査基準やシステム管理基準、論文で書かないといけないことなどが頭に入ったら、それらの知識を充実させるために、午前Ⅱ対策を先に進めることをお勧めします。システム監査未経験者や、客観的かつ第三者的な立場でシステムやプロジェクトと向き合う機会が少なかった人には、特にです。これは、単に午前Ⅱで点数を取る狙いではなく、 “午後Ⅰ・午後Ⅱの対策の前準備” という狙いです。

looks_4午後Ⅰ対策

次に、いわゆる論文ネタを収集します。この時に役に立つのが、午後Ⅰの問題です。特にシステム監査未経験者は、最初に頼るべきものだと思います。そういう意味では、午後Ⅰ突破のためだけでなく、午後Ⅱ対策とも考えて対策を進めます。

具体的には、他の試験の午後Ⅰ対策同様、過去問題を実際に時間を計りながら解いてみて、時間内に解けるかどうかを確認しながら進めます。

そして、その後に、問題文中の表現や設問で問われている所(重要な所)から、監査手続の表現や、リスク・コントロールの表現などをメモするといいでしょう。他には、予備調査でどんなことをしているのか? 監査報告やフォローアップでどういうことをしてるのかも、しっかりと理解しましょう。

looks_5午後Ⅱ対策

上記の looks_onelooks_4 まで進めていき準備が整ったら、いよいよ論文の準備に入ります(ここで想定しているのは他の論文試験の合格者もしくは同等の方々なので、論文共通のお作法を知っていることが前提)。

得意不得意もあると思うので、得意な問題を優先して準備していけばいいとは思いますが、やはりここは、オーソドックスな監査手続が問われている問題を優先するべきでしょう。過去問題そのままのテーマの出題は期待できませんが、リスク・コントロール・監査手続などの表現は汎用的に使えますからね。

それと、余裕があれば、システムそのものの監査だけではなく、企画フェーズや開発フェーズの監査の問題、運用フェーズの監査の問題など、それぞれに備えておきましょう。

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