応用情報技術者試験 午後対策 ~ プログラミング編 「アルゴリズム別 過去問題で弱点克服」


2019-10-10 公開

応用情報技術者試験の午後問題において、選択問題になっているプログラミング分野(通常は問3で出題)をどうするのかを考えてみましょう。

プログラミングの問題は、今の高度系試験では問われません。せいぜい、情報処理安全確保支援士試験のセキュアプログラミングぐらいでしょう。ただ、セキュアプログラミングで問われているのは、アルゴリズムの複雑さではありません。

プログラミング経験者向け

この問題を選択するのは、プログラミング経験者か、同等の経験を持っている人だと思います。

最低でも、プログラミングに関する基礎的な知識(非言語の部分)がないと、短時間ではどうにもならない からです。

 

また、プログラミング経験があるからと言って、誰もが高得点を取れるわけではありません。

経験したプログラム言語が何であれ、業務処理のためのプログラムを作っている IT エンジニアにとっては、ソート処理や経路選択など基本的なアルゴリズムは、普段作成しているプログラムとは異なるからです。複雑なテーブルの使い方をしているものもあるので、「プログラミングは普段仕事でやっているから大丈夫。」と安心せずに、基本的なアルゴリズムの問題には目を通しておいた方がいいでしょう。

ソート処理やリスト処理、逆ポーランド記法など、動きを理解していれば短時間で解答できる可能性もありますからね。

この分野の選択を考えている人

このように、この分野の選択を考えている人はプログラミング経験者だと思います。

これまで、どれくらいの過去問題には目を通してきましたか?

中でも特に、「解けそうにない問題」には目を通していますか?

下記の表で確認してみてください。アルゴリズムの名称でまとめてみました。そこから「解けそうにない問題」を中心に目を通していきましょう。

試験直前の 2 週間は、知らないこと、解けない問題を中心にカバーしていくのが鉄則です。この 2 週間でわかったことが運よく試験で出題されれば、それだけ点数が取れますからね。一旦、試験で正解しておき、試験後にしっかりと復習すれば実力も付きます。

この分野の選択を考えていない人

一方、この分野の選択を考えていない人は、これらからの 2 週間で仕上げるのは難しいかもしれません。優先順位を下げて、何もしないのが得策でしょう。

プログラミング経験者で、かつこの分野の選択を考えていない人の場合だと、解ける問題も少なくありません。何も準備をしなくても知っているアルゴリズムだと短時間で解答できる可能性は高いと思います。

そういう意味では、何の対策もしていなくても、問題を見てから、解けそうな問題だったら優先順位を高めるというスタンスでいいと思います。

アルゴリズム別 過去問題の一覧表でプログラミング分野の弱点克服

平成16年から平成 31 年春までの過去問題の一覧表です。IPA からダウンロードできる全ての問題のアルゴリズムを掲載しています。

リンクを張っているので、気になるアルゴリズムを片っ端からチェックしていきましょう。

年度 出題されたアルゴリズム
16 午後Ⅰ 5 Base64
午後Ⅱ 2 点間の経路の探索
17 午後Ⅰ 5 リスト
午後Ⅱ トランザクション処理
午後Ⅰ 5 ソートのアルゴリズム
18 午後Ⅰ 5 グラフの最短経路
午後Ⅱ 大きなけた数の整数の演算操作
午後Ⅰ 5 2 分探索木
午後Ⅱ 配送計画問題
19 午後Ⅰ 5 小町算の解を求める
午後Ⅰ 5 トポロジカルソート
午後Ⅱ B 木
20 午後Ⅰ 5 マージソート
午後Ⅱ パズルの解法
午後Ⅰ 5 ヒープソート
21 午後 2 チェイン法
午後 2 文字列照合処理
22 午後 2 アプリケーションで使用するデータ構造
午後 2 構文解析
23 午後 2 集計表を HTML に変換出力
午後 2 ハッシュ法と排他制御
24 午後 2 文字列を圧縮
午後 2 N クイーン問題
25 午後 2 逆ポーランド表記法
午後 2 リストによるメモリ管理
26 午後 3 循環小数の循環節を検出
午後 3 マージソート
27 午後 3 Block-sorting
午後 3 2 分探索木
28 午後 3 ライフゲーム
午後 3 魔方陣
29 午後 3 探索アルゴリズム
午後 3 ナップザック問題
30 午後 3 ナイトの巡歴問題
午後 3 ウェーブレット木
31 午後 3 発券機の注文の状態を判定
label 関連タグ label これまでの『応用情報技術者試験』の記事一覧 label 著者

ご案内

人気記事

タグ一覧