応用情報技術者試験 午後 データベース 対策「キーワード別過去問で弱点克服」


2020-06-24 更新

応用情報技術者試験の午後問題において、選択問題になっているデータベース(通常は問 6 で出題)をどうするのかを考えてみましょう。

応用情報技術試験に合格する視点から

この分野は、データベース分野(問 6 )だけではなく、情報システム開発(問 8 )とも関連性のある分野なので、情報システム開発分野を選択する人は、ここまで手を広げてもいいかもしれません。

午前問題でも SQL が出題されますし、プログラマとして SQL を使っている人は高得点が期待できます。

 

戦略的に高度系を狙う視点から

応用情報技術者試験の後に、高度系のデータベーススペシャリスト試験を狙っている人は、高度系受験までに、SQL と概念データモデル( E-R 図)を、ある程度仕上げておくと楽になります。

特に SQL は、レベル 3 とレベル 4 でそんなに違いはありません。

 

また、データベース分野に強くなると、他の高度系区分に挑戦する時にも役立ちます。システムアーキテクト、ITストラテジスト、システム監査技術者です。

いずれも “業務知識” が必要になり、特に “財務会計” 、 “販売管理” 、 “生産管理” などの基本知識は、「知らないと解答できない」わけではないのですが「知っていると早く解ける」可能性があります。

それに、データベーススペシャリスト以外の高度系区分でも、午前問題で SQL の出題があるものがあります。例えば、午前Ⅱで他区分の問題として出題される場合、その数はせいぜい 1 問。

その 1 問のためだけに SQL を勉強するのは得策ではありません。そう考えたらここで十分仕上げておくのも一つの考え方になると思います。

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午後の過去問からみる特徴や課題、対策方法

応用情報技術者試験のデータベース分野で問われることは、ほぼ次のように決まっています。

データベース分野の過去問からわかる出題の特徴

  1. SQL
  2. E-R 図

SQL は、SELECT 文を中心に出題 されます。

基本的な列と行の絞り込みに加えて、結合( JOIN を使ったもの)、GROUP BY、ORDER BY などが頻繁に出題されているので、ここは深い知識が必要でしょう。

EXISTS を使った相関副問合せもたまに出題されます。

 

また、CREATE 文で TABLE や VIEW を定義する問題も、たまに出題されます。このときに指定する制約、NULL の使い方なども、過去問題を通じて押えておけばいいでしょう。

数は少ないですが、その他に、追加・更新・削除、権限付与、カーソル操作などもたまに出題されています。

 

そう考えれば、 SQL が得意な人(経験者)は、このタイミングで知識を整理する目的で、高度系の参考書を使って SQL を仕上げておくといいかもしれません。

特に、いずれ高度系のデータベーススペシャリスト試験の受験を考えているのなら、ここで、レベル 4 の水準で SQL を整理できていれば、後々かなり楽になります。

ちなみに、その場合は良い参考書が翔泳社から出ています。そちらをお使いください。

 

一方、 E-R 図も毎回のように出題 されています。

エンティティを追加するものはほとんどないのですが、属性とリレーションシップの穴埋め問題は、ほぼ毎回出題されています。

特に、リレーションシップと外部キーの関係、連関エンティティなど、問われやすいところは限定的なので、その傾向を掴んでおきましょう。

 

なお、たまにオプショナリティも問われることがあるので、そのあたりも、時間があれば高度系のデータベーススペシャリスト試験の参考書(特に翔泳社)を使って知識を整理し、解答できるようにしておくといいでしょう。

 

キーワード別過去問題の一覧表でデータベース分野の弱点克服

過去の出題を一覧表にまとめてみました。

SQL や E-R 図の中でも、もう一段階ブレイクダウンしているため、そのレベルで自分の知識をチェックしてみてください。

「結合って、どんな問題が出ているのかな?」と気になれば、「結合」の行を辿っていって、その過去問題に目を通せるようにしています。

また、ある程度仕上がっていて「 SQL と E-R 図は大丈夫。過去問題も直近 2 年分ぐらい試してみたけど、 SQL と E-R 図は大丈夫だな」と感じている人は、それ以外の “レアな問題” だけに目を通しておくのも有効です。

 

たまにではありますが、 SQL と E-R 図が出題されずに、正規化の問題、トランザクション処理の問題、分散データベースの問題などが出題されています。

その年に SQL と E-R 図をしっかり準備していた人は、きっと愕然としたのではないでしょうか?

その光景が目に浮かびます。そうならないように、そういう “レアな問題” に、最後に目を通しておくと万全でしょう。

それ以上になると、それこそ高度系のデータベーススペシャリスト試験の過去問題に目を通すことになりますが、そこまでは必要ないと思います。

 

◎ は問題として出題されたもの
○ は問題文に含まれているもの

 

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