プロジェクトマネージャ試験 対策 午後Ⅰ(午後1)過去問の練習方法 ~問題文を速く読むコツと表現力を上げるコツ~


2019-03-30 公開

Check-1. PMの午後Ⅰの特徴はチェック済みですか?

情報処理技術者試験の高度系の記述式問題(午後Ⅰ、論述系以外の午後Ⅱ)は、試験区分によって、速く解くための“解答手順”が異なります。

そのため、いくら他の高度試験に合格しているからと言って、その“解答手順”が他の試験区分に通用しない可能性があるのです。
過去の成功体験が、必ずしも次につながらないということですね。

まず、その認識は大丈夫でしょうか?

 

プロジェクトマネージャ試験の午後Ⅰ試験の特徴は、問題文が時間とともに流れていることが多く、設問も各段落に紐づけられる形で設問1から順番に問われているのが一般的です。

このため、設問の最初に、段落のタイトル(〔 〕でくくられたタイトル)が付いていることが多いのです。

したがって、問題文を読んで設問1から順番に解いていくというオーソドックスな解き方になるのですが、だからこそ逆に、“速く解く”ための工夫がおろそかになりがちになって、時間が足りなくなることが多いのです。

 

また、経験者が多く受験する区分でもあるので、誰もが解答をイメージするところまでは容易にたどり着きます。

しかし、正解できるかどうかは…そこから“どう表現するのか?”にかかっています。

その…“どう表現するのか?”をじっくりと考えるために、いかに短時間で問題文を読むか(状況把握を行うか)を意識して練習する必要があるわけです。

まずは、そうした認識を再確認しましょう。

Check-2. 問題文を読む(状況把握をする)時間を徹底して短縮する練習をする

それではここで、Check-1. で必要だと書いた…短時間で問題文を読む(状況把握を行う)ために、その練習方法の一例を紹介したいと思います。

具体的には、次のような手順です。

(1) 時間を計って問題を解く(45分/問)
(2) 解答例と比較して “なぜその解答例のようになるのか?” を考える
問題文の中にある “解答を一意にする記述” を確認する
(3) どうすれば速く解けるかを考える
問題文を読んで状況把握をする時に無駄な時間は無かったかを熟考する

→ 具体的には “解答を一意にする記述” にもっと早くアプローチする方法はないか、考え続ける

よくあるパターンは次のようなものです。

  • 「~していない」という否定的な表現のところ(問題意識があるということ)
  • 「なお」や「ところで」という表現のところ(これは伝えてなくてはいけないという意思の表れ)
  • 図表の中だけにある記述(案外盲点になる)
  • 図表の注釈(必要だから書いている)
  • 違和感のあるところ(数多くの問題を解いた人だけに与えられるギフト)

他にも、図表がある場合、文章を読む前にそれらの図表をチェックした方が状況が速くつかめたりもします。

問題文のスケジュール図を見た時に、

「なぜ、このタスクがあるのだろう」
「Aのタスクが終わってからでなければ、Bのタスクは開始できないのか、なぜだろう」
「どうしてこのタスクは、こんなに長期間とっているのだろうか」

という感じで、先に「知りたいこと」や「疑問点」を明確にしたうえで文章を読んだ方が理解が速く、記憶に残りやすくなるケースです。

 

そんな感じで、どうすれば解答する速度が速くなるのかをじっくりと考えて、試行錯誤を繰り返しながら、午後Ⅰを仕上げていきましょう。

Check-3. 問題文中に解答はあるという先入観を持っていますか?

最後に、 “いかに短時間で誤解を含まない解答表現にするのか”も練習しておくことをお勧めします。

いわゆる表現力の訓練ですね。

具体的には、解答例と自分の解答を比較して、そのズレの原因を考えてどうすれば解答例のような解答ができるのかを考えます。

特に、解答例が問題文中で使われている表現で組み立てられていて、自分の解答では使っていなかった場合、「なぜ、その表現を使わなかったのか?」を自問自答し、次回から使えるようにするにはどうしたらいいのか考えます。

結構時間のかかる作業ですが、これも効果があるので…時間があれば試してみてください。

これから開始する人、これまでに準備ができている人

これから試験対策を開始する人は、上記のCheck-1. ~ 3. を進めていきましょう。

プロジェクトマネージャ試験の午後Ⅰ記述試験は、ある程度、解答はイメージできることが多いんですね。

だから解答例を見た時に、

「なんだよ、そういうことか!」
「おい、そっちかい!」

という気持ちになることが多いわけです。

しかし、いつもそういう気持ちになるようでは、合格点は取れない可能性が高いので、試験本番までにできる限り、すり合わせする必要があります。

 

他方、これまでにCheck-1.~3. の練習を積んできた人は、もう午後ⅠはOKかもしれません。

過去問題を“時間を計測して解いた数”にもよりますが、平成25~29年までの5年分ぐらい解答したのなら、それを再度解く必要はありません。

解答したとき、解答を確認したとき、どうすれば速く解けるかを考えたときのことを、どれだけ覚えているか確認しましょう。

“思い出す”という練習だけで構いません。イメージトレーニングですね。

 

このような感じで…残り3週間、効率よく仕上げにかかりましょう!

 

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