残り2週間でゼロから始める基本情報技術者試験の勉強方法


2019-04-05 公開

基本情報技術者試験は、ITに関する基礎知識を「ゼロから1にする」区分になります。

したがって、十分時間をかけて基礎固めを行わなければならない試験区分になります。専門学校や大学では、1年も2年もかけて学んでいますからね。

こと“学習時間”だけで考えれば、全区分の中で一番時間がかかるのではないでしょうか?

 

そう考えると、残り2週間… 現時点で既にある程度仕上がっていないと…

これから学習を開始する人はもうあきらめた方がいいのでしょうか?

 

いえいえそんなことはありません。

諦めるのはまだ早い。

ここで紹介する方法で仕上げていくと、今からでも十分間に合う可能性があります。諦める前に、最後の悪あがきをしてみませんか?

これから開始する人、及び現段階で全然仕上がっていない人

まずは、“まだ何の対策もしていない人”…受験申し込みはしたものの、いろんな理由で対策が進んでない人…そういう人は何をすればいいのでしょうか?

そこを考えていきましょう。

 

最初に、このページからリンクしている残り2週間で行う“午前対策”と“午後対策”を読んでみてください。

残り2週間でゼロから始める基本情報技術者試験「午前」の勉強方法

残り2週間でゼロから始める基本情報技術者試験「午後」の勉強方法

そして、残り2週間でどれくらいの時間が使えるのか、確定して、その時間を 午前対策 と 午後対策 に振り分けみてください。具体的には次のような感じになります。

    試験2週間前からはじめる基本情報技術者試験対策の時間の使い方

  • (1)数多くの午前問題に、片っ端から目を通していくことに使う時間
  • (2)アルゴリズムとプログラム言語の書籍を買って、それを読む時間
  • (3)午後対策として応用情報技術者試験の過去問題に目を通す時間

順調に準備を進めてきた人

また、順調に準備を進めてきた人は、原則、その延長線上で残り2週間で仕上げていけばいいのですが、上記の(3)に時間を割くことも考えてみることをお勧めします(詳細は午後対策を確認ください)。

今後の変更に関して

なお、ここで紹介している「残り2週間の対策」は、今回の試験限りのものです。

 

というのも、2019年1月24日に発表されたのですが、今年の秋試験から基本情報技術者試験が変わります。出題内容の見直しが行われました。

プレス発表 基本情報技術者試験における出題を見直し:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

平成31年の春試験は従来通りで変わりはありませんが、その次の令和元年(2019年)秋試験から「理数能力を重視し、線形代数、確率・統計等、数学に関する出題比率を向上」するそうです。

つまり、計算問題の比率が増えます。

したがって、今回「2週間前対策」として紹介している「計算問題をスルーする」というような “付け焼刃的” 対策では点数を取りにくくなります。

 

また、令和2年(2020年)春試験からは、午後の問題の問題数と配点も変わります。

午後のアルゴリズムとプログラミング言語がそれぞれ25点(今は20点)になり、この2区分で50点になります。情報セキュリティが20点(今は12点)、その他は4問出題2問選択で各15点(今は6問出題4問選択で各12点)です。

 

加えて、プログラム言語のCOBOLが廃止され、代わりにPythonが加わります。

 

このような変化があるので、ここで紹介する…残り2週間の対策は、今回限りになるので、それを念頭に置いて対策を立てましょう。

それでは午前、午後の個別チェックに!

さぁ、それでは以上の内容を踏まえて、午前、午後の個別時間区分のチェックにいきましょう。

残り2週間でゼロから始める基本情報技術者試験「午前」の勉強方法

残り2週間でゼロから始める基本情報技術者試験「午後」の勉強方法

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