プロジェクトマネージャ試験 午後Ⅰ[午後1]対策 残り3週間ですること


2020-09-24 公開

試験まで残り 3 週間!

しかも今回は 6 か月延期の試験です。

いったんきっちり仕上げてきた人も多いと思いますが…そういう人は、午後Ⅱよりも午後Ⅰの方が不安だと感じているのではないですしょうか。

そういう方向けに、残り 3 週間で実施すべきことをまとめてみました。

1. 解答手順の確認と決定

情報処理技術者試験の高度系の記述式問題(午後Ⅰ、論述系以外の午後Ⅱ)は、試験区分によって、速く解くための “解答手順” が異なります。そのため、いくら他の高度試験に合格しているからと言って、その “解答手順” が他の試験区分に通用しない可能性があるのです。過去の成功体験が、必ずしも次につながらないということですね。

解答手順、 90 分の時間の使い方は固まっていますか?

まずは、ここで最終確認をしておきましょう。

本試験(プロジェクトマネージャ試験の午後Ⅰ試験)の典型例は下図のようになります。

図 1 :プロジェクトマネージャ午後Ⅰ試験の問題文の特徴(典型例)

最大の特徴は、問題文が時間とともに流れていることが多い点です。そのため、設問も各段落に 1 対 1 で紐づけられ(具体的には、設問の最初に段落のタイトルが付いている)、設問 1 から “順番” に問われています。

したがって、問題文を読んで設問 1 から順番に解いていくという最もオーソドックスな解き方になるのですが、だからこそ逆に、 “速く解く” ための工夫が疎かになりがちで…時間が足りなくなりバタバタしてしまうことが少なくありません。

そこで、そうならないように…次のような工夫が必要です。

図 2 :解答手順 1
図 3 :解答手順 2

設問が各段落に対応して順番に進んでいくわけなので、基本は次のような手順で解答していきます。

  1. 設問 1 を読んで、何が問われているのかを理解する
    • 問題文を最初から、対応する段落の最後まで読み進める
    • 設問 1 を解答する
      (ここまで図 1 )
  2. 次の設問を読んで、何が問われているのかを理解する
    • 続きの段落から、対応する段落の最後まで読み進める
    • 設問を解答する
      (ここまで図 2 )
  3. 全ての設問に答えるまで 2. を繰り返す。

この時に、図の中に記載しているような “早く解く工夫” をするわけです。

中でも特に “マークの精度” が重要になります。その精度が高ければ(多くなり過ぎず、かつ、漏れもなく…解答に関連する部分にピンポイントでマークできれば)、によって点数も時間的余裕も変わってくるからです。

2. マークの精度を高める(マークする部分の再確認と整理)

したがって、これからの 3 週間で行うメインの対策は、マークの精度を高めることです。

マークの精度を高めるためには、数多くの過去問題を解かなければなりません。

過去問題を解いた後に、解答と “なぜその答えになるのか?” を確認すると思いますが、その “なぜその答えになるのか?” という点のうち、問題文中に記載されているところが典型的な “マークする箇所” だから です。

したがって…

これまでに、もう十分過去問題を解いたという人は、改めて “マークする箇所” を確認しましょう。

逆に、まだそれほど過去問題を解いていないという人は、時間を計測して時間内に解けるかどうかを確認するのはほどほどにして、 “マークする箇所” を確認するという目的で、数多くの問題文と解答、解説に目を通しておくという戦略でもいいでしょう。

いずれにせよ、数多くの過去問題から “マークする箇所” を抽出し、自分のものにしていくことをお勧めします。

そうすれば…マークの精度が高まり、問題文を読む回数が減るため、解答速度がどんどん速くなると思うので。

なお、マークする部分には、個々の試験区分固有のものもありますが、次のような全区分共通のものもあります。覚えておきましょう。

  1. わざわざ聞きもしないのに書いているところ
    • 「~していない」など否定しているところ
    • 逆に「~している」と不自然に強調しているところ
    • 「なお」、「ところで」など付け足しているところ
    • 図表の注釈部分
  2. 普段と粒度の違う記述
    • 普段は属性のレベルでは書いていないのに、今回は書いているなど

過去問題をたくさん解いた人が、徐々に速く正確に解けるようになるのは…「あ、またこの記述か。これ設問に絡んでくるな」と…それまでの教訓をいかしたり、逆に「あれ、いつもならこんな記述はないのに」という違和感を覚える部分に反応出来たりするからです。

慣れてくれば、問題文を読むだけで設問と解答を想像できるようにもなります。

但し、「マークする部分を増やす」という目的意識が無ければそうならないので、必ず、その目的意識をもって午後Ⅰの過去問題に取り組みましょう。

3. 想像できなかった設問の確認

それともうひとつ。

想像できなかった設問も思い出しておきましょう。

解いている時は全く答えがわからず難問だと感じていたのに、解答例を見た時に…

「なんだよ、そういうことか!」
「おい、そっちかい!」

という気持ちになる設問ですね。

こういうケースは、問題を作成する側の問題で、設問で問われていることの意図が理解できなかったりするもので…中には無視してもいい設問もあるのですが、当たり前すぎて答えが出てこなかった場合なんかもあるので…

「そういや、こんな設問もあったよな」

と思い出しましょう。

この手の設問が多いというのも、プロジェクトマネージャ試験の午後Ⅰの特徴の一つですからね。本番で戸惑わないように。

まとめ

プロジェクトマネージャ試験の場合、午後Ⅰもかなりの激戦区になります。

経験者が多く、必要な知識に関しては十分な受験生が多いからです。

したがって、 “なんとなく、ある程度は解ける” ことが裏目になって、明確な目的意識をもって午後Ⅰ対策を行わない受験者も少なくありません。結果、「後 2 点足りなかった…」とか「後 1 問正解していれば…」とか、もう一歩のところで残念な結果に。最悪の場合、その「後 1 問正解する」ための対策が見えないまま、何年も合格できないことも。

そうならならいように…

「マークする部分を増やす」、「過去問題で設問になった解答を覚える」など、明確な目的意識をもって午後Ⅰ対策をしていきましょう。

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