激戦の人気資格 プロジェクトマネージャ試験の「特徴」と「合格しやすい人」


2018-12-21 公開

市場価値も高く,企業が社員に取得させたい資格No.1のプロジェクトマネージャ試験。

どういう特徴があって,どういう人が合格しやすい(チャンスがある)のでしょうか?

プロジェクトマネージャ試験の特徴は?

    プロジェクトマネージャ試験の3つの特徴

  1. バランス感覚が必要。特に論述試験で
  2. 知識や経験がある受験生が多い
    (差の出し方を把握しないといけない)
  3. 誤解の元に不合格になっている人が多い

まず,合格を狙う受験生の多くが,知識と経験を既に持っているということです。

多かれ少なかれ,プロジェクトにどっぷりつかっていますからね。プロジェクトマネージャの経験が無くても,チームリーダだったり,あるいはメンバだったりで,客観的にプロジェクトマネージャを見ている人だったら,プロジェクトマネジメントのイメージはわきますからね。

しかも,受験する人の中には秋試験で既に論文試験に合格していたり,合格には至らずとも論文対策をしっかりとしてきた人もいます。

したがって,知識と経験を既に持っている人の中で,どうやって勝ち残るのかを知ったうえで,合格するための準備をするというコンセプトを持つことが重要になります。

合格しやすい人は?

このような特徴を持った試験なので,次のような条件に合致する人は合格しやすいと思います。

受験区分で迷っている方で,次の条件をクリアしている人には,プロジェクトマネージャ試験に挑戦することをお勧めします。

そして受験を決めたら,“強み”になるのか“弱み”になるのかを確認してみてください。

そして,学習計画を立てる際の参考にしていただければ幸いです。

その1:秋試験で論文系の試験に合格した人

プロジェクトマネージャ試験の午後Ⅱ論述式試験は,これまでずっと試験対策として論文5区分の添削を数万本添削してきた経験から言わせてもらうと,論文系5区分の中で最も激戦で高度な内容を求められるのが,プロジェクトマネージャ試験だと感じています。

プロジェクトで“見える化”が推奨されていることもあり,誰もが客観性を持たせるために数値を随所に入れることが普通になっているのです。

したがって,秋試験で論文をクリアした上で,そこからさらにもう一段精度を高めるという姿勢で挑んでいることが理想形になります。

その2:しっかりと勉強時間が確保できる人

プロジェクトマネージャ試験の受験生には,知識と経験を兼ね備えた受験生が多いのですが,実はそこに落とし穴があったりします。

「自分は,十分仕事で評価されている。実績もある。だから勉強しなくても合格できるだろう。少なくとも論文は書けるだろう。」と考えて,そこに忙しさも相まって十分準備せずに受験する人が少なくないのです。

中には,論文の作法すら知らず,なぜ落ちたのかさえ知らない人も。

逆に,プロジェクトメンバの経験しかなくても,基礎からしっかり準備しようと考えている人の方が普通に合格しています。

よって,そういう心構えの人は十分チャンスがあると考えていいと思います。もちろん,知識と経験も十分な人で,今回学習時間が確保できるから,一からしっかりと試験勉強をしようと考えている人が,一番合格に近いのは間違いありませんが。

実際,バリバリのプロジェクトマネージャは,多忙で勉強する暇を捻出するのも一苦労ですからね。

その3:PMPを持っている人,PMBOK ® の知識がある人

これはPMBOK ® やISO/IEC251500準拠の試験なので当然ですよね。有利なのは間違いありません。

その4:基幹業務系システムの開発プロジェクトの経験者

そして最後に,基幹業務系システムの開発プロジェクトを経験した人です。

この試験は,いわゆる業務系システム(エンタープライズ系システム)と組込みシステムのどちらでもいいから,午後Ⅰが3問,午後Ⅱが2問の出題になっていますが,論文試験の過去問題の中には,次のようなプロジェクトだと書きにくいよな。難しいと思うものがあります。

  • インフラ系のプロジェクト
  • 基幹系ではなく,トラブルで使用できなくても影響が小さいシステム
  • 開発を伴わないプロジェクト(単純コンバート等)

したがって,開発を伴うシステムで,かつ重要なシステムを経験されている人の方が,年度によっては有利になります。

試験対策は?

具体的に,どんな試験対策が必要なのでしょうか?

それを次回,整理してみたいと思います。試験勉強の計画を立案する際に,参考にしていただければ幸いです。

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