データベーススペシャリスト 試験対策 その1 ~ 過去問 からみる対策の優先度


2018-12-28 公開

1月中旬からの本格的な学習開始の前に,下記のことをやっておくことを提案します。

    年末年始で負担なくできるパターン別2つの対策学習

  1. SQLが弱い人 → SQLの午前問題に目を通す
  2. 午後Ⅱのデータベース設計(論理設計)の問題を 1 問 “読む”

データベーススペシャリスト試験の学習は,現状の仕上がり具合によって異なります。最終的には,次のような課題をクリアしなければなりません。このうち,今どこまで課題がクリアできているのかによって,やるべきことが変わってきます。

  • SQLの問題が解ける(午前Ⅱ,午後Ⅰ)
  • 午後Ⅰのデータベースの基礎理論の問題が解ける(最近は出題されないが,解けるようにはなっておかないといけない)
  • 午後Ⅱのデータベースの論理設計の問題が解ける
  • 午後Ⅱのデータベースの物理設計の問題が解ける
  • 午前Ⅱ問題のトランザクションや排他制御の問題が解ける

SQLが弱い人 → SQLの午前問題に目を通す

まず,SQLの問題が苦手な人は,早い段階でSQLの問題を解けるようにしておくことをお勧めします。

筆者も,データベースが何かもわからない新人の頃に,プログラミングでSQLを使うようになって,主キーの考え方とデータベースの利点を押えることができました。どのように利用されているのかを先に知ることができれば,そのためにデータベースの設計をこうした方がいいということを理解しやすくなりますからね。

午後Ⅱのデータベース設計(論理設計)の問題を 1 問 “読む”

また,仕事でSQLをバリバリ使っていたり,既にある程度自信があったりする場合は,その先に進めます。年末年始の時間を利用して,その先までリードしておくことができるでしょう。

具体的には,午後Ⅱのデータベース設計(論理設計)の問題を1問“読む”ことを提案します。

前回の “特徴”と“合格しやすい人” の記事にも書いている通り,データベーススペシャリスト試験では,問題の構成パターンが,(いくつかの種類に分類され,その同系統の問題の中で)だいたい似通っているのです。

したがって,数多くの問題をやるというよりも,1問を徹底的に頭の中に叩き込んだ方がいいわけです。もちろん,微妙に変化をしているところもあるので,2問目,3問目と手を広げていって差分を押えていく必要はありますが,その前に,しっかりと軸になる1問を徹底的に頭の中に叩き込んでおいた方がいいので,その方向で学習を進めていくことを提案します。

 

具体的には,平成30年度の 午後Ⅱ問2(平成30年度は,午後Ⅱの2問のうち,問2が論理設計の問題でした)の問題と解答,何かしら市販されている試験対策本の解説を用意して,それを徹底的に読み込みます。必要に応じて,書き込むことも忘れてはいけません。

これを今後何度も繰り返すことになると考えて,その最初の1回を年末年始にやっておけば,いいスタートが切れると思います。

受験したことがある方

平成30年度にその試験を受験している人は,自分の当時の解答や理解を思い出してもらって,どこが違っていたのか,どこで点数を落としていたのかをすり合わせしながら進めていくといいでしょう。

“1年振り”という人は,最初は内容をすっかり忘れているかもしれませんが,最初から最後まで読み進めていく中で,少しずつ記憶がよみがえるはずです。試験会場での集中力は凄いですからね。それを実感しながら,少しでも思い出せれば,それだけでもリードしていることになりますから,頑張って思い出してみてください。

 

データベーススペシャリスト試験の場合,筆者も翔泳社から 参考書 を出しています。

よろしければそちらを使っていただければ,平成30年度の午後Ⅱ問2の解説に50ページも使ってすごく丁寧に解説しています。90分の時間の使い方を,時系列に21ステップに分けているので,1STEP約4分で解答することを想定し,その4分間の思考を2-4ページで表現しています。よろしければご利用ください。

 

また,その読者向けのコンテンツをyoutubeサイトで提供しています。こちらも,よろしければご利用ください。

ひとまず,年末年始はこんな感じでリードしていただき,年始に本格的な計画が立てられるように助走しておきましょう。次回は,学習計画立案に関する留意点をまとめたいと思います。

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