今後の情報処理技術者試験の開催について|令和2年9月18日発表分
令和 2 年 9 月 18 日、 IPA は “重要なお知らせ” として 「令和 2 年度における試験の実施について」という記事を情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験のページに掲載しました。 5 月 28 日以来の新たな発表です。
主な内容は次の通りです。
- 令和 2 年度 10 月試験( 10 月 18 日)における SG、FE の延期
- SG、FE の CBT 方式での実施
令和 2 年度中(令和 2 年 12 月~令和 3 年 3 月の複数日を予定)に、CBT( Computer Based Testing )方式で実施予定。現在の出題形式、出題数はそのまま。
但し、 2 年後を目途に、新方式への移行を目指す。 - 令和 2 年度における秋期高度試験区分( ST、 SA、 NW、 SM )実施の見送り
令和3年度春期試験(例年通りなら 4 月の第三日曜日)での実施を予定 - 令和 2 年度春期試験の取りやめ(中止)、令和 2 年度 10 月試験における FE の延期に伴う一部免除申請期間の延長
10月18日の試験
令和 2 年 10 月 18 日の試験は、 SG(情報セキュリティマネジメント試験)と FE(基本情報技術者試験)は中止になりましたが、それ以外の区分(応用情報技術者試験、春期開催の高度系区分、情報処理安全確保支援士)は、予定通り開催されることになったようです。
残り 1 か月、新型コロナの感染者が急増するようなことが無ければ、このまま開催されるでしょう。受験者数が違いますが、 8 月には司法試験( 12、13、15、16 日:応募者数約 4 千人)や社会保険労務士試験( 23 日:応募者数約 4.9 万人)も開催されています。クラスタが発生したという情報もありません。
また、 10 月には技術士試験やインテリアコーディネータの他、今年約 26 万人(応募者数)が受験する宅建も開催されます。情報処理技術者試験は、 2019 年秋の試験で IT パスポートの特別試験を除くと約 22 万人なので、だいたい同規模です。しかも、開催日が同じなんですね。宅建も “10 月の第 3 日曜日” なので毎年同じ日になります。その宅建も、今のところ開催される予定なので、情報処理技術者試験も同じく開催されるでしょう。
受験を予定されている人は、残り 1 か月、気を抜くことなく最終仕上げにかかりましょう!
なお、情報処理技術者試験は “FE” と “SG” を中止にしているので、応募者は 2019 年ベースで約 11 万人と半分になると思われます。これは、密を避けるために受験生の前後 1 列を空ける座席構成なんだと思います。今の感染状況を鑑みて、開催はするけれどクラスタが発生しないように座席間隔を空けるのだと思います。これまでも左右は “カンニング阻止” の目的で 1 席以上空いていたので、今回は前後を 1 列おきにするのかなと。
仮にそうなら、コロナ感染を心配されている人、絶対に感染できない人でも、安全に受験できそうです。
筆者も当然申し込んでいます。いろいろ試したいこともあるし、今回は久しぶりのエンベデッドシステムなので受験を予定しています。
しかし、自分の体調が万全であることは絶対で、少しでも疑わしければ会場には行きません(今は当たり前の行動ですが)。また、会場に出向いても、最後まで受験するかどうかは会場を見てから決めようと考えています。換気の状況、座席の間隔、他の受験生や試験監督等周囲の人の体調、座席の間隔などを見て、少しでもリスクがあると感じれば、その時点で帰ってこようと思っています(落ちた時のための予防線ではありませんよ 笑)。
皆さんも、決して無理をせず、この試験合格だけではなく総合的にプラスマイナスを考えて。めんどくさいですけどね。しばらくはそんな感じで。
ちなみに、宅建の方も、今年は例外的に 10 月と 12 月に分けて開催されるそうです。 10 月の受験組が約 20 万人、 12 月の受験組が約 6 万人という発表がありました。運営の皆さんの苦労や工夫には、ほんと頭が下がります。
来年4月18日の試験
一方、令和 2 年に開催予定だった “秋の試験区分” は、そのままスライドし、令和 3 年の 4 月 18 日に開催されることになりました。
以前、短期間で 3 区分、いや 4 区分を一気に獲得できるチャンス!という記事も書きましたが、残念ながら、そう上手くはいきませんでした。この冬に、新型コロナの第三波が来るという可能性も考えてのことでしょう。まぁ妥当な判断だと思います。
この発表があったのが 9 月 18 日なので、(その時点から) 7 か月後ですね。
現段階で仕上がっている受験生にとっては、ちょっと悔しい延期ですが、弱点分野を強化して他の受験生を引き離すチャンスです(下記参照)。もちろん、まだまだ仕上がっていなかった受験生にとっては、大逆転のチャンスです。 10 月 18 日の試験が終わってからの開始でも十分間に合いますからね。それぞれ、より合格に近づくように準備をしていきましょう。
仕上がっている受験者
- 過去問題には十分目を通せたか?
- 時間がなく優先度を低くしてきた弱点分野はないか?
- 定量的表現のための数値集めは十分か?
- DX 対応は万全か?
- 4 月だと BCP 関連の問題も十分考えらるが大丈夫か?
- 基礎知識( ST なら BSC、 SM なら ITIL ® など)は大丈夫か?
10 月 18 日を過ぎたら、このサイトで、そのあたりの情報(上記のように、いったん仕上がっている人がどうすれば他の受験生に大きく差をつけられるのか?という具体的な方法など)も提供していこうと考えているので、一緒に合格を狙いましょう!
情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験 の CBT 試験
こちらに関しては、ひとまず 10 月 18 日の試験は無くなりました。
いつになるのか?複数回受験できるのか?複数回は同じ問題なのか?
そのあたり、まだまだ見えていないことばかりです。そのあたりは今後の発表を待たねばなりません。
とは言うものの、やることは何も変わりません。試験の内容は 10 月 18 日、すなわち 4 月 18 日に開催しているはずの時のものと全く変わらないようなので、それまでの過去問題を中心にした勉強を継続しながら、対策を進めていきましょう。
なお、今回の発表では、各免除期間についての説明も発表されています。
高度試験、支援士試験の一部(午前Ⅰ試験)免除と、基本情報技術者試験の一部(午前試験)免除をお持ちの場合は、今回の延期が考慮されるそうです。
免除期間がそろそろ終わりそうだという方は、念のため確認しておきましょう。こちらで確認できます。申し込みの時には、忘れないように。
まとめ
そして、最後になりますが…
こういう時こそブレずにいきましょう!
IPA の発表に一喜一憂することなく、情報処理技術者試験がどうなろうが自分のスキルアップだけを考えて、淡々と…あるいは粛々と…情報収集を進めながら着実に一歩ずつ前進していきましょう!
合格だけが目的で、自慢するしか使い方を知らない “資格マニア” でないことを証明するいい機会です。
目的はスキルアップなんだと。
資格に踊らされるのではなく、資格制度を取り込んでいるという気高さを持って…
全てをチャンスだと考えるポジティブシンキングは、こういう時に試されるんだと考えて…
慌てふためかないこと。
変化に対して、迅速かつ柔軟に対応すればいいだけ。
ブレずに。
動じないかっこ良さ。今こそ!
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- 略歴
- 株式会社エムズネット代表。
大阪を主要拠点に活動するIT コンサルタント。 本業のかたわら、大手 SI 企業の SE に対して、資格取得講座や階層教育を担当している。高度区分において脅威の合格率を誇る。 - 保有資格
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- 情報処理技術者試験全区分制覇(累計 32 区分,内高度系 25 区分)
- ITコーディネータ
- 中小企業診断士
- 技術士(経営工学)
- 販売士 1 級
- JAPAN MENSA 会員
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