基本情報 CBT 試験で良かったこと 大変だったこと|受験者に聞いてみた

基本情報技術者試験 受験ナビを運営している 独習ゼミ のメンバーが実際に CBT 試験を受験してきました!

その受験メンバーに CBT 試験になって良かったことと、大変だったことをアンケートしたところ、共通している要素が多くあり、 CBT 試験の特徴がわかりました。 また、対策の仕方も伺いましたので、これから受験する方にオススメです!!

受験メンバー
黒田 愛莉 さん

畑 友里菜 さん

寺井 彩香 さん

鶴田 愛富 さん

大石 健太 さん

末永 森羅 さん

info

試験画面の画像はプロメトリック社より提供いただいています。
なお、試験画面は変更される場合もあるため、最新情報をプロメトリック社ページでご確認ください。

CBT 試験でよかったこと ~午前と午後を分けて受験できて日時も選べる!~

  • 午前と午後を別日で受験可能かつ午後から受験することも可能になった
  • バラバラのタイミングで試験を開始するため、他の受験者のスピードが気にならない
  • 詳しく

    従来の紙で実施されていたときは、自分より先に終了して退出する人が目に入ったり、他の受験者がページをめくる音だったり、いろいろなことで集中が途切れました。また、そもそも試験開始までの待ち時間で緊張してしまうたちだったので、それが無くなったのはありがたかったです。

  • 自分の好きな会場を予約し、日程変更も行える(申込日から 60 日目までの試験日で変更可能)
  • 午前、午後別々に受験できる
  • 好きな時間に受験できる
  • 他の受験者と試験開始のタイミングが違うので、周りのペースを気にせず受験できる
  • 好きなタイミングで試験を終え、退出できる
  • 指定期間で、都合のいい日時に受験できる
  • 午前、午後を分けて受験で出来るので、各試験に集中して受験できる
  • すぐに答えたい設問へ飛べる
  • 詳しく

    紙でも見直しはできるのですが、紙をめくる必要があると若干のストレスを感じるんです(めくるときに鉛筆を一度置くとか、ちょっとしたことなんですが・・・)。

    一覧から問題を選択する操作

  • 試験日時、会場がほぼ自由に選べる
  • マークミスをしにくい
  • 試験会場によっては、イヤーマフがあり集中できる
  • 午前と午後を分けて受験できる
  • (会場で大人数で受験するのに比べて)思ったより集中できる
  • 受験日を複数日程から選択できる
  • (空いていれば)好きな時間に受験できる
  • マークシートを塗りつぶす作業がなくなって快適だった
  • 問題をチェックしておけば、あとで見返すときに 1 クリックで戻ることができる
  • 詳しく
    問題にフラグをつける

    問題の一覧表示 (フラグをつけた場合など)

勉強の仕上がり具合を見ながら、午前 / 午後を分けて受験できること、日時を選択できること、これは CBT 試験の恩恵ですね。

また、 CBT 試験になってわかったこととして、従来の会場では他受験者の行動が、思った以上に集中力を削ぐのですね。これは意外でした。

CBT 試験になって大変だったこと ~問題用紙に書き込めない!~

  • 目が疲れる
  • 書き込みができないので、解きずらい問題がある
  • スクロールでは、やはり午後問題が読みにくい
  • 図に書き込むような問題は、本当に解きづらい
  • 午後問題を PC 画面で見ることが難しい
  • 午後問題の選択をするボタンがどこにあるかわかりづらかった(慣れが必要)
  • 計算などのメモがしにくい(問題冊子に直接書き込めない)
  • 追加でメモをもらえることに気づかなかった
  • 詳しく

    PC 前にあるボタンを押すと、試験監督にお願いしてメモをもらえるのですが、それを知らず、 A4 1 枚で隅っこまで使って計算してました…

  • 問題用紙に書き込むことができない(アルゴリズム/言語など)
  • 画面操作に時間がとられてしまう(選択問題を選ぶ操作など)
  • セキュリティが厳しい(腕時計もつけられないなど)
  • 詳しく

    デジタル・アナログ問わず、時計は会場に持ち込めません。会場に持っていけるのは本人確認書類とメモだけです。
    残り時間は画面で確認できるようになっています。

    残り時間の表示

  • 会場によって異なるとは思うが、受付の声などが聞こえる(私自身はそこまで気にならないタイプですが、人によっては集中できないかもしれません)。

当初の予想通り、問題用紙に書き込めないことは相当のストレスになっています。午前の計算問題や午後問題はメモへの転記ミスも注意しなければなりません。特に午後は時間が足りなくなるので、過去問の練習時間をこれまで以上に短く設定するなど対策が必要でしょう。

アドバイス ~午後問題の選択漏れに注意!! CBT 対策のコツは?~

紙のときの試験より簡単&気楽に受験できると思います!午前、午後でしっかり切り替えて対策するのが大切だと思いました!

ただし、午後問題では自分の選択問題をチェックするところがあるので、そこは絶対にチェックを忘れないようにしてください!!

詳しく

問題を選んでも、画面左上のゲージが完答のステータスにならない(全部埋まらない)ので、そこがわかりにくいところです。また、この選択が外れていると、採点されませんので、かなり注意が必要です!

午後問題の選択画面

午後問題で選択を忘れると、採点されません。私はプロメトリックの結果レポートでは合格点でしたが、選択忘れで不合格になりました 😭

そういうところも含め、見直しはしっかりとしましょう!

アルゴリズムや言語の問題に関しては、 CBT 形式だと本当に特に解きづらいです。

IPA のページから過去問題を PDF でダウンロードして、パソコンの画面で表示しながら解いていく練習をする必要があると思います!

やはり過去問をたくさん解いておくことが大切だと思いました!

総じて、集中して試験に取り組めます

やはり午後問題は書き込みができないので解くのが大変な印象です。画面上での受験に慣れておくのがいいと思います。

独習ゼミの午後対策コースはもともと PC 画面上で PDF の問題用紙と解答欄を表示するので、 CBT 試験に慣れやすくなります。オススメです!

まとめ

CBT 試験の受験者にアンケートした結果をそのまま抜き出しましたが、内容がほとんど一緒のことが多く、その特徴がわかりました。

中には CBT 試験ならではの失敗、午後問題の選択漏れやメモ用紙の追加など、準備なく受験すると陥りがちなものもわかりました。本当に気をつけたいところですね。

また、画面で問題を見ながらメモを取って解答する練習など、 CBT 試験特有の対策も必要なことがわかりました。

CBT 試験を受験する方の参考になることを願っています!

label 関連タグ
科目A試験は、
免除できます。
独習ゼミで科目A試験を1年間免除して、科目B試験だけに集中しましょう。
免除試験を受けた 74.9% の方が、
科目A免除資格を得ています。
科目A免除試験 最大 2 回の
受験チャンス !
info_outline
科目A免除試験 最大 2 回の
受験チャンス !
詳しく見てみるplay_circle_filled
label これまでの『資格ガイド』の連載一覧 label 著者