令和4年(2022年)度 下期試験 基本情報技術者試験 日程と午前免除 活用スケジュール

error
この記事は基本情報技術者試験の旧制度( 2022 年以前)の記事です。
この記事の題材となっている「試験スケジュール」は現在の試験制度では通年試験化されました。 ご注意くださいませ。
この記事では午前免除制度を令和 4 ( 2022 ) 年度 下期試験で活用するにあたって、注意が必要なスケジュールや対策を中心に紹介します。
午前免除制度のご活用をご検討されている方に、参考になれば幸いです。
info2022-06-28: IPA より下期試験の日程が発表されたため、記事を更新しました
もくじ
基本情報技術者試験 午前免除 制度とは
基本情報技術者試験の午前免除制度を簡単に紹介します。
- 本試験までに 2 回実施される 「午前免除に係る修了試験」(以下、午前免除試験) でどちらかに合格
- 午前免除試験合格日から 1 年間、本試験の午前試験が免除される
また、午前免除試験の内容は本試験の午前試験と同じで、出題形式、出題範囲などは変わりません。
なお、他の試験区分からの出題が増えた午前免除試験の傾向や、 CBT 試験移行後も有効に午前免除を活用した受験体験記、『基本情報技術試験は午前免除を使うと勉強しやすい? わたしの午前免除活用法open_in_new』 など、午前免除に関する記事をタグにまとめています。ぜひご覧ください。
なお、午前免除制度そのものの詳しい紹介は以下にまとまっています。
info_outline午前免除制度に関する詳しいページはこちら

午前免除試験はスケジュールに注意
合格に向けて、とても有効な午前免除制度ですが、活用にあたって注意点があります。それが スケジュール です。
午前免除試験と 2022 (令和 4 ) 年度 上期試験 / 下期試験の日程
内容 | 時期 |
---|---|
2022 (令和 4 ) 年度 上期試験 実施 |
|
第 1 回 午前免除試験 申込締切 | 2022 年 5 月 6 日 正午 12:00 迄error |
2022 (令和 4 ) 年度 上期試験 合格発表 |
4 月受験者: 2022 年 5 月 27 日 5 月受験者: 2022 年 6 月 27 日 午前 / 午後の両方を受験した月が受験月 |
第 1 回 午前免除試験 実施 | 2022 年 6 月 12 日 |
第 2 回 午前免除試験 申込締切 | 2022 年 6 月 9 日 正午 12:00 迄error |
第 2 回 午前免除試験 実施 | 2022 年 7 月 24 日 |
2022 (令和 4 ) 年度 下期試験 申込fiber_new |
|
2022 (令和 4 ) 年度 下期試験 実施fiber_new |
|
- error午前免除試験の申込期間は IPA のマニュアルに基づき認定コース提供事業者が独自に設定しています(上記は受験ナビ運営元の 独習ゼミ の申込スケジュールです)
- 午前免除試験の受験料は認定コース提供事業者によって異なります
- IPA から認定コース提供事業者への問題提供料は 2000 円 / 1 名 1 回 (税込)
- 本試験受験時には受験料 7,500 円(税込) が別途必要です(令和 4 年度 4 月から受験料が改定)
- 午前免除試験に合格すると、修了認定者管理番号が通知され、それを本試験申込時に入力します
- 認定コース提供事業者によって申込方法や受講締切日などは異なります。受講されるコースのスケジュールをご確認ください
- 午前免除試験の申込や午前免除試験の合否などは、個人や IPA が行うのではなく 認定コース提供事業者がすべて手続き します
上期試験の実施期間中に 1 回目の午前免除試験の申込締切がある
午前免除試験は 2 回受験できたほうが試験慣れが進むため、合格が期待できます。一方で、上記のスケジュールの通り、上期試験の試験期間中に午前免除試験の申込締切があり、上期試験の合格発表が最速で 5 月下旬のため、合格発表を待っていると、午前免除試験は 2 回受験できません。
午前免除試験を 2 回受験するには
上記のスケジュールより午前免除試験を 2 回受験するには、最初から 2022 (令和 4 ) 年度 下期試験をターゲットにした方が、十分に余裕をもって学習できます。
IPA の認定コースの学習期間はおよそ 3 ヶ月
午前免除試験受験にあたって、 IPA から認可された研修コースを修了する必要があり、また、その修了基準はその申込されたコースによって変わります。
このため、申込した認定コースによっては、午前免除試験の申込はしたけれど、認定コースを修了できず、午前免除試験を受験できなかったということも発生します。
仮に 3 月からコースを申込すると、 1 回目の午前免除試験の締切までは約 3 ヶ月ありますので、余裕をもって学習できるでしょう。
なお、 IPA から認可された研修コースは下のページに一覧でまとまっています。また通学ではなく、オンラインで受講できる e ラーニング形式の認定コースもあります。
- 認定免除対象講座(免除対象科目履修講座)の一覧picture_as_pdf
IPA の認定コースを早めに決めて、申し込む
学習期間を考えると、認定コースを早めに決めて、学習に着手したほうがよいでしょう。
前出の IPA の PDF 資料では認定講座を [通学タイプ] と [ e ラーニングタイプ] を学習タイプを分けて一覧できません。通学されるようであれば、地域別にコースが一覧できるので、お住まいの地域で選べば良さそうです。
一方で、 e ラーニング形式を選ぶには、講座名によって判断する必要があるため、 PDF の資料だけでは決めづらく、検索するなど自身で調査しなければなりません。
なお、受験ナビの運営元である「独習ゼミ」は午前免除に対応した e ラーニングです。午前免除制度の活用はもちろん、受験ナビでおなじみの矢沢久雄講師の解説動画などで対策できます。ご参考になれば幸いです。
info_outline午前免除試験 合格率 86 % の実績

基本情報技術者試験対策 e ラーニング【独習ゼミ】
label 関連タグ
免除試験を受けた 86% の方が、 1 年間の午前免除資格を得ています。

新しい基本情報技術者試験の合格率が発表! 予想通り初月は 56.4% と高水準のスタート
update
[PR] 新制度になったからこそ使いたい「科目A免除制度」! 免除のメリットと活用方法
update
2023 新制度・基本情報技術者試験 受験申込~受験~合格発表までの流れ
update
基本情報技術者試験 新制度の申込は2023年3月15日から開始
update
基本情報技術者試験 午前免除試験(修了試験)の講評 ~ 2023年1月22日実施
update
科目 B 試験 情報セキュリティ 対策は旧午前試験の過去問で演習|科目 A 試験・科目 B 試験サンプル問題セットからわかる傾向と対策 (3)
update
科目 B 試験 アルゴリズムとプログラミング 対策はプログラミングを経験すること|科目 A 試験・科目 B 試験サンプル問題セットからわかる傾向と対策 (2)
update
科目 A 試験対策は過去問演習|科目 A 試験・科目 B 試験サンプル問題セットからわかる傾向と対策 (1)
update
令和4年度 下期 基本情報技術者試験の応募者・受験者数は駆け込み受験で大幅増加。一方、合格率は約35%とコロナ以降最低の水準
update
基本情報技術者試験 リテイクポリシー と科目 A / 科目 B サンプル問題のフルセットが公開されました
update
- 基本情報技術者試験 の受験勉強をレポート頂ける方を募集中です!
- ツイッター で過去問を配信しています
姉妹サイト 「IT資格の歩き方」 では応用情報技術者以上の情報処理技術者試験の対策記事があります!
基本情報技術者試験を合格されたら、「IT資格の歩き方」で末永く、スキルアップにお役立てください!