令和2年度 10月試験 基本情報技術者試験は延期

10 月試験まで 1 ヶ月となった本日 9/18 に、 IPA より発表があり、 4 月の春試験の延期に続き、以下 2 つの試験の延期が発表されました。

  • 基本情報技術者試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験

延期理由は十分に会場が確保できなかったからとのことでした。

 

また試験は 2020 年 12 月から 2020 年 3 月までに複数回に分けて、 CBT ( Computer Based Test ) 方式で実施することが発表されました。

あわせて、今回延期となった基本情報技術者試験、 情報セキュリティマネジメント試験は令和 3 年度以降も CBT 方式での実施されるとのことです。

なお CBT 方式に移行したとしても、出題形式と問題数に変更はありませんが、 IPA はこれから 2 年後をメドに試験を新しい方式に移行することを目指すと発表しています。

 

基本情報技術者試験受験ナビでは、ひきつづき、 IPA からの発表があり次第、更新して参ります。

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IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:
情報処理技術者試験:令和2年度における情報処理技術者試験、情報処理安全確保支援士試験の実施についてfilter_none

CBT 方式とは? IT パスポートの試験制度で確認

CBT 方式への移行が発表されましたが、すでに、この CBT 方式が適用されている IT パスポート試験で、どのように実施されているのかまとめました。

  • 自宅ではなく専用の試験会場で受験
    • 申し込み時に地域と試験会場を選択
  • 受験はほぼ毎週可能
  • 受験時に免許証、パスポートのような顔写真付き証明書が必要
  • 受験手数料は他試験と変わらず 5,700 円
  • CBT 疑似体験ソフトウェアがある
  • 試験問題は非公開。ただし、春期と秋期に公開するだけでなく、各回の疑似体験ソフトウェアに収録

基本情報技術者試験の CBT 方式は今後 IPA から詳細発表されるため、特に受験日時はこの IT パスポートの試験制度とは異なるかも知れません。とはいえ、それほど時間もないため、多くのことは踏襲するものと考えられます。

また、 IT パスポートの公式 Web サイトから疑似体験ソフトウェアをダウンロードできます。基本情報技術者試験の受験をお考えの方は一度お試しされることをオススメします。

【ITパスポート試験】CBT疑似体験ソフトウェアfilter_none

ただし、 CBT 方式になり、紙の解き方と比べて一番変わるのが午後問題です。

IT パスポートにもかつて、基本情報技術者試験の午後問題と同じような「中問」と呼ばれる問題がありましたが、途中で試験制度が変わったため、現在はその中問を疑似体験ソフトウェアで体験できません。

このため、” IT パスポート CBT” などで画像検索し、画面を確認すると良いでしょう。

画面左で長文を見ながら、画面右で設問(タブごとに分かれている)を確認し、解答は画面下で行う独特のレイアウトなので、試験当日に初めて見ると、かなり驚かれることと思います。

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