2週間でゼロから仕上げる 情報処理安全確保支援士 午後Ⅱ[午後2] 対策 「過去問と日経xTEXH(日経NETWORK)などを参考書にする」
もくじ
Check-1 .午後Ⅱの問題を参考書代わりに目を通していますか?
システムアーキテクト試験やITストラテジスト試験のように、午後Ⅰが記述式、午後Ⅱが論述式と全く異なる形式の試験区分と違い、情報処理安全確保支援士試験は、午後Ⅰも午後Ⅱもほぼ同じ形式の記述式です。
したがって、基本的に午後Ⅰで説明している通りのチェックポイントや対応で対策できます。
ただ、同じテーマの問題でも、午後Ⅱ試験は午後Ⅰ試験よりも深い知識が求められます。
つまり、情報処理技術者試験の中で最も深い知識が “午後Ⅱ” の中にある ということです。
そこで、過去の午後Ⅱ問題(解答例と採点講評を含め)には、しっかりと目を通しておき、参考書代わりに読み込む のがいいでしょう。
筆者のお勧めは、午後Ⅱの過去問題をプリントアウトして、それを徹底的に熟読し、問題文の中にあるキーワードや設問で問われている解答について、そこからさらに深い知識を実務書やネットで入手して、問題文に書き込みます。
そしてそれを、試験直前日に見返して記憶に定着させるという方法です。
Check-2 .午後Ⅱの問題に目を通していない人
現時点で、午後Ⅱ問題よりも深い知識があるかどうかを確認してください。
もしもあるのなら、午後Ⅱ問題に目を通す必要はないかもしれません。それよりも Check-3. に書いているように、実務書やネットの情報を GET したほうがいいでしょう。
しかし、午後Ⅱ問題が難しく感じたのなら、そこは、まずは午後Ⅱのレベルから押さえていかないといけません。
そのためには、過去の午後Ⅱの問題に目を通して覚えていきましょう。
Check- 3 .午後Ⅱの問題に目を通している人
午後Ⅱの問題にすでに目を通している人は、何か実務書を読んでいますか?
特に読んでいないのなら、午前対策、午後Ⅰ対策(解答テクニックの習得含む)との兼ね合いになりますが、午後Ⅱ対策として時間が割けるのなら、もしくは割かないといけないと感じているのなら、次の 2 つの対策も検討してみてください。
(1)ネットで検索
ある程度、苦手なキーワードが把握できていれば、ネットから情報を得るのも有効かもしれません。
(2)日経 × TECH(クロステック)
ある程度仕上がっている場合、あるいは、たっぷりと時間がある場合には、より深い知識を得るために、日経×TECHの活用をお勧めしています。
ここに、雑誌「日経 NETWORK 」の記事(バックナンバー)が掲載されています(日経 NETWORK は休刊が決定済み)。
有料にはなりますが、筆者の印象では、新規の問題含めて、ほぼこの日経 NETWORK から出題されています。
したがって、古い特集記事は深い知識を得たり、知識を整理したり、理解を深めたりするために有効ですし、試験問題が作成される 1 年前前後の記事を読めば、トレンドを加味した新規問題にも対応できます。
有料なので、そこは自分の眼で判断して決めてください。
label 情報処理安全確保支援士 対策記事一覧 [令和元年 秋期]
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- 略歴
- 株式会社エムズネット代表。
大阪を主要拠点に活動するIT コンサルタント。 本業のかたわら、大手 SI 企業の SE に対して、資格取得講座や階層教育を担当している。高度区分において脅威の合格率を誇る。 - 保有資格
-
- 情報処理技術者試験全区分制覇(累計 32 区分,内高度系 25 区分)
- ITコーディネータ
- 中小企業診断士
- 技術士(経営工学)
- 販売士 1 級
- JAPAN MENSA 会員
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