基本情報技術試験は午前免除を使うと勉強しやすい? わたしの午前免除活用法

ブログ、SNS、動画など様々なメディアに情報が溢れ、基本情報技術者試験の対策方法は、さまざまな方の受験体験から、近しい人の勉強法や勉強時間などを参考にして、自身のやり方を決める時代になりました。

この「受験体験記」では、合否問わず、様々な受験体験をインタビューしています。

午前免除制度のメリットの 1 つは、従来の紙試験のときは午前をパスして、午後から受験できることにありました。ただ CBT 化に伴い、午前と午後は別々に受験できるようになりました。「お金はかかるけど、午後だけ受験できることに期待して午前免除を活用した」と語る麻名さんに、それだけではなかった午前免除のメリットや、 ITパスポートとの違いなどをインタビューしました。

お話を伺った方

麻名 真奈 さん (仮名)

IT 企業に入社したばかりの新入社員

CBT 化で午前免除のメリットは半減 ? それだけではない大きなメリット !!

―― 基本情報の勉強前の知識や経験はどの程度ございましたか?

IT 企業に就職したのですが、当時はまだ入社前だったので、開発経験などはありませんでした。

また知識は、基本情報の勉強を始める 1 年前に ITパスポート を勉強して合格していました。

―― 就職おめでとうございます!! 基本情報の取得は就職した企業の昇格条件か何かだったのですか?

いえ、自分で決めました。

実は、就職した企業の面接で「何か勉強していることはありますか?」と聞かれて、「基本情報の勉強をしている」と答えていたんですね。また、そのあと別の機会にも「入社までに何か勉強したほうがよいですか?」と質問すると、「基本情報は取得したほうがよいですね」と答えられました。

そしてその企業から内定をいただいたため、入社までに取得しようと考えました。

―― なるほど。やはり IT 企業からは「基本情報」を持っていて欲しい、という期待があるんですね。

そう感じたので、初めての受験だったのですが、どうしても入社前の 2020 年の 10 月か入社直後の 2021 年 4 月には合格したいと考えていました。

―― 合格したいという強い気持ちがあったのですね。では、どのように勉強しようと計画されたのですか?

調べていると、基本情報は午前と午後の 1 日の試験で、午後が難しいのに集中力が切れてしまうという話をネットで読んだんです。

それでお金はかかるけど、午前免除試験に合格して、午前と午後を分けて受験できると、その分、合格の確率が上がるのではないかと考えました。

―― そうでしたか。 CBT 試験になって、そのメリットは無くなってしまいましたね(笑)

そうなんです。

でも、午前免除試験までは午前対策に集中して、合格できたら、午後対策に集中して… と勉強のメリハリをつけられました。

また、スケジュールもそれでだいたい決まるので、初めての受験でも計画がしやすかったです。

―― 確かに締切がしっかりできるので、勉強が進めやすいですよね

ITパスポートと基本情報の違いは?

―― ではまず、午前免除まではどのように対策されたのですか?

7 月に午前免除試験を受験予定だったので、その前の 5 月 6 月は 1 日 2 時間のペースで過去問を解いていました。 ITパスポートの知識があったので、思った以上に順調に進められて、無事に午前免除試験に合格できました。

―― なるほど、 ITパスポートがあると午前は有利ですね。ちなみに勉強していて、 ITパスポートと基本情報を比べて、同じ点、違う点はどこだと思いますか?

午前は先程お話した通りです。

午後でも選択必須の「情報セキュリティ」で問われる公開鍵暗号方式は、 ITパスポートの知識で十分通用したので、勉強せずにすみました。

違いが出るのは、やはり「アルゴリズム」と「プログラミング問題」です。午後の対策で注力したのも、この 2 つの分野です。

―― この 2 分野が違うところですよね。取り組まれていかがでしたか?

手も足も出ないほど、まったくわかりませんでした。午前がスイスイいっただけに、この 2 つは想定よりつまづきました。

毎日毎日、問題を解いていると擬似言語を読めるようになって楽しくなる!

―― とっても壁が高そうですね。どのように壁を越えられたのですか?

とにかく「読めない」というハードルが高かったので、アルゴリズムなら毎日 1 問でも問題に触れるようにして、プログラミング言語なら、解説を読んで少しでも理解しやすかった表計算を選択するなど、とにかく理解しやすくなるように対策しました。実務を考えると Java や Python が望ましいのですが…。ここは合格を優先しました。

―― 苦手克服はやはり地道に繰り返して慣れることが良いのですね

そうですね。

擬似言語も数をこなすにつれて、読むスピードが最初と比べて早くなりましたし、最初のころは見るだけでも嫌だったのが、わかるようになってくると読むのが楽しくなってきました。

―― 素晴らしい!「継続は力なり」ですね !! そこで使ったツールなどはあったのですか?

「うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]」( 日本経済新聞出版 刊)を買ったのですが、会話式で書いてあるため読みやすかったですね。

―― 他によかった参考書はありますか?

アルゴリズムやプログラミング問題とは関係ありませんが、「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」(技術評論社 刊)はその名の通り、イラストが多く、楽しく読めました。

―― 会話やイラストがあると読みやすいですよね。
では CBT 試験を受験して、その結果はどうだったのでしょうか?

情報セキュリティ
100 %
ソフトウェア設計
16 %
経営戦略・企業と法務
53 %
アルゴリズム
58 %
表計算
70 %

もう少し点が取れていたと思っていたのですが、ギリギリ合格の 62.5 点でした。

―― 本当にギリギリですね…
選択問題がツラい感じですが、ただ、しっかり必須選択問題で得点が稼げているのが素晴らしいですね!! ちゃんと勉強した成果が出ましたね

本当によかったです。試験後に自己採点してもギリギリだったので、合格発表まではドキドキでした!!

―― では、最後に受験者の方へのメッセージがあればお願いします

午前免除試験を使うと、まずはそれに向けた勉強をして、そのあと午後にむけた勉強と、集中しやすくなりました。はじめての受験の方にもオススメです。

また最初はわけがわからないアルゴリズムでも、解答を見ながらでもいいので、あきらめないでやってみると良いと思います!だんだんとわかってくると楽しくなります!!

ギリギリでも 60 点超えたら合格なので頑張ってください!

―― 貴重なアドバイスありがとうございます。では、今日はありがとうございました!

ありがとうございました。

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