試験1ヶ月前からできる 情報処理安全確保支援士 午後Ⅱ [午後2] 対策
もくじ
Check-1.午後Ⅱの問題に目を通していますか?
システムアーキテクト試験やITストラテジスト試験のように,午後Ⅰが記述式,午後Ⅱが論述式と全く異なる形式の試験区分と違い,情報処理安全確保支援士試験は,午後Ⅰも午後Ⅱもほぼ同じ形式の記述式です。したがって,基本的に午後Ⅰで説明している通りのチェックポイントや対応策で賄えます。
ただ,同じテーマの問題でも,午後Ⅱ試験は午後Ⅰ試験よりも深い知識が求められます。つまり,情報処理技術者試験の中で最も深い知識が“午後Ⅱ”の中にあるということです。
そこで,過去の午後Ⅱ問題(解答例と採点講評を含め)には,しっかりと目を通しておき,教科書代わりに読み込むのがいいでしょう。
筆者のお勧めは,午後Ⅱの過去問題をプリントアウトして,それを徹底的に熟読し,問題文の中にあるキーワードや設問で問われている解答について,そこからさらに深い知識を実務書やネットで入手して,問題文に書き込みます。そしてそれを,試験直前日に見返して記憶に定着させるという方法です。
Check-2.午後Ⅱの問題に目を通していない人
現時点で,午後Ⅱ問題よりも深い知識があるかどうかを確認してください。
もしもあるのなら,午後Ⅱ問題に目を通す必要はないかもしれません。それよりもCheck-3に書いているように,実務書やネットの情報をGETしたほうがいいでしょう。
しかし,午後Ⅱ問題が難しく感じたのなら,そこは,まずは午後Ⅱのレベルから押さえていかないといけません。そのためには,過去の午後Ⅱの問題に目を通して覚えていきましょう。
Check-3.午後Ⅱの問題に目を通している人
午後Ⅱの問題にすでに目を通している人は,何か実務書を読んでいますか?
特に読んでいないのなら,午前対策,午後Ⅰ対策(解答テクニックの習得含む)との兼ね合いになりますが,午後Ⅱ対策として時間が割けるのなら,もしくは割かないといけないと感じているのなら,次の2つの対策も検討してみてください。
(1)セキュリティ大全
日経BP社から毎年出ているムック本なのですが,だいたい250ページほどのもので「セキュリティ大全」というものがあります。これを試験日までに読んでみたらいかがでしょう。その中で知識の整理をするとともに,知らない用語が出てくれば覚えていきます。
(2)ネットで検索
ある程度,苦手なキーワードが把握できていれば,ネットから情報を得るのも有効かもしれません。
label 関連タグ『定額制』
高度試験対策研修 KOUDO 初公開!
定額制だから、どの区分でも何名でも 受け放題!!





















- 略歴
- 株式会社エムズネット代表。
大阪を主要拠点に活動するIT コンサルタント。 本業のかたわら、大手 SI 企業の SE に対して、資格取得講座や階層教育を担当している。高度区分において脅威の合格率を誇る。 - 保有資格
-
- 情報処理技術者試験全区分制覇(累計 32 区分,内高度系 25 区分)
- ITコーディネータ
- 中小企業診断士
- 技術士(経営工学)
- 販売士 1 級
- JAPAN MENSA 会員
オフィシャルブログ 「自分らしい働き方」Powered by Ameba