情報処理安全確保支援士試験 超直前2週間前点検~最後の追い込みと重点分野~


2020-10-05 公開

さぁいよいよ試験まで残り 2 週間になりました。もう受験票も届いていると思います。土日はあと 1 回。最終の超直前点検として、残り 2 週間でできる最終チェックを行いましょう。

受験するかどうかは当日判断

まずは大前提。 10 月 18 日は受験しましょう!

と、いつもなら言ってるところですが…今年は若干事情が違います。

今回は、当日の検温が義務付けられています。当日の朝、熱があると( 37.5 度以上の場合)受験できません。それに、当日体調がすぐれなければ受験を控えたほうがいいかもしれません。疲労がたまっていると免疫が低下しているかもしれませんからね。受験会場に行っても、そこが危険な場所だと判断したら、その時点で帰宅した方がいいでしょう。

いずれにせよ、今年は無理は禁物です。長期的視点で考えて、冷静に判断しましょう。

午前問題の再確認

情報処理安全確保支援士試験の最大の特徴は、情報セキュリティに関する “知識の絶対量” が合格のための重要なパラメタになるという点です。

具体的には、午前で問われる知識が、そのまま午後Ⅰや午後Ⅱでも問われることが多いので、まずは、午前Ⅱ試験の過去問題を活用して、知識の絶対量を増やしていきましょう。午前対策としては、過去記事の下記の記事を参考にしてもらえればいいと思います。

情報処理技術者試験 午前試験の特徴(午前Ⅰ[午前1]・午前Ⅱ[午前2])と対策の考え方|令和2年 春期

午後Ⅰ・午後Ⅱ問題の再確認

午後Ⅰ・午後Ⅱ問題に関しては、これまで順調に過去問題を時間を計測して解いてこられた方は、今まで何を勉強してきたのか?それを思い出すことに専念するといいでしょう。日記のように手帳にスケジュール等を書き込んでいる人は、それを頼りに思い出すのでも構いません。思い出すだけなら脳内だけできるので、いつでもどこでも…ちょっとした数分間でもできますよね。それを徹底的に。思い出せなかったものはノートや参考書、過去問題などを再度確認します。

思い出すのは次のようなもの

  • 過去問題(午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱ)と解答例
  • 上記で学んだポイント(解説等)
  • 添削等を受けていれば指摘された事項

そして、まだ時間的に余裕があれば、解いていない問題を読んでみるのもいいでしょう。解いていない問題を時間を計測して解くよりも、数多くの問題に目を通して、そこに知らないことが出て来ていたら、それを覚えるという方が効果的です。

これは、これまであまり過去問題を解いてこなかった人の戦略でもあります。午後問題を(午後Ⅰも午後Ⅱも)教科書代わりにして、そこから “知らなかったこと” をピックアップし覚えていきましょう。

今回の重点分野

ここで、優先順位を高めた方がいい分野を推測してみたいと思います。

あくまでも筆者の推測なので…試験終了後、違っていても「全然違うじゃないか!」というクレームは入れないでください。あくまでも参考程度でお願いします。あるいは、時間が無いのでダメもとで一発勝負に掛けようと考えている方限定で、お願いします。

  • インシデント対応(標的型攻撃)
  • 日常の脆弱性管理
  • TLS1.3
  • Web サーバ( Cookie、 HTTP 基礎)、VPN 、認証技術

インシデント対応と日常の脆弱性管理は、 IPA が、かなり力を入れているところです。情報処理安全確保支援士登録後の研修でも中心になっているところですし、直近の令和元年秋試験でも午後Ⅰ・午後Ⅱで複数問題がこの分野でした。

TLS1.3 は “旬” だからです。 SSL の利用が禁止される方向にあり、それまでの TLS1.2 と仕様が変わる TLS1.3 は、ちょうどこのタイミングで問題にしやすいと考えています。

残りの、 Web サーバ( Cookie、 HTTP 基礎他)、 VPN 、認証技術は、単に、最近出題されていないからです。順番的にそろそろかなと。前回の令和元年秋試験では、メールや DNS サーバ、 FireWall に関する出題があったので、それ以外というだけです。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という程度の認識で、時間的に余裕があれば、このあたりの知識の確認をしてみてください。

目を通しておいた方がいい参考資料

最後になりますが、時間的に余裕があれば目を通しておいた方がいい資料を紹介しておきます。知識の整理や体系化が必要な場合に有効だと思うので、時間があれば目を通しておきましょう。

CSIRT ガイド
インシデントハンドリングマニュアル

TLS 暗号設定ガイドライン

日経×TECH(クロステック)

少しの投資をしてもいいのなら、即申し込んで即記事が読める日経×TECH(クロステック)有料会員になるというのも一つの手です。本来であれば、長期的視点で取り組むべきものですが、弱点分野だけにでも目を通しておくというのも有効かもしれません。

以上で、残り 2 週間の準備は万全です。可能な範囲で仕上げていきましょう。

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