情報処理安全確保支援士 令和2年10月試験 新傾向と用語をおさえる
令和 2 年春期の情報処理安全確保支援士試験の合格を目指している人が、試験の 5 か月弱前の 12 月に実施しておいたらいいことを、ここで提案します。
令和 2 年の春期試験は、令和元年 11 月 5 日に「セキュリティ強化」が発表され、それに基づく「情報処理安全確保支援士試験(レベル 4 )」シラバス 追補版(午前Ⅱ)Ver.3.0 」と、同 25 日の「情報処理安全確保支援士のシラバス 2.0 」が公表されてから初めての試験になります。それぞれの資料の特徴は「情報処理安全確保支援士の出題見直しでどう変わる?(2019年シラバス 2.0 解説)」で解説したとおりで、そこには新しいセキュリティ関連用語が数多く含まれています。
したがって、令和 2 年の春期試験では、それらの新しい用語が試験の中に登場することが予想されるので、この 12 月には、それらの用語の意味を調べて “知識の補充” をしておくことをお勧めしています。
もくじ
IoT 関連の資料の読み込み
これらの資料の中には、次の三つの IoT に関する資料が掲載されています。IoT は、今政府が最も力を入れている分野です。加えて、まだ IoT に関する過去問題は多くはありません。
したがって、これらの資料を読み込んでおいて、新規の問題に備えることは非常に有効な対策だと思います。
- つながる世界の開発指針(平成 29 年 6 月 30 日最新:IPA )
- IoT セキュリティガイドライン(平成 28 年 7 月 5 日:経済産業省)
- IoT 開発におけるセキュリティ設計の手引き(平成 31 年 4 月 16 日最新:IPA )
情報処理安全確保支援士 新傾向 対策
IoT 関連 Web ページまとめ
調べておくべき用語
IoT 以外にも、前述の 2 つの資料には、目新しい用語が数多く含まれています。ざっとピックアップしただけでもこれだけあります。これらは、過去問題にもさほど取り上げられていない用語で、それゆえ市販の参考書等にも出てこない可能性が高いものです。
したがって、早い段階でこれらの用語を調べて理解していくことは有効です。もちろん、これ以外にも知らない用語があれば、それを片っ端から調べていき、ある程度で構わないので理解して覚えていきましょう。
ISMS
リスク分析と評価
情報セキュリティ組織・機関
制御システムのセキュリティ評価
セキュリティ情報共有技術
脅威・攻撃
情報セキュリティに関する技術
情報セキュリティ対策の種類
物理的セキュリティ対策
認証プロトコル
ネットワークセキュリティ
データベースセキュリティ
アプリケーションセキュリティ
マルウェア解析
CSIRTの構築
『定額制』
高度試験対策研修 KOUDO 初公開!
定額制だから、どの区分でも何名でも 受け放題!!





















- 略歴
- 株式会社エムズネット代表。
大阪を主要拠点に活動するIT コンサルタント。 本業のかたわら、大手 SI 企業の SE に対して、資格取得講座や階層教育を担当している。高度区分において脅威の合格率を誇る。 - 保有資格
-
- 情報処理技術者試験全区分制覇(累計 32 区分,内高度系 25 区分)
- ITコーディネータ
- 中小企業診断士
- 技術士(経営工学)
- 販売士 1 級
- JAPAN MENSA 会員
オフィシャルブログ 「自分らしい働き方」Powered by Ameba