情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ(午前2) 王道の対策


2021-03-31 公開

情報処理安全確保支援士は兎にも角にも知識が必要です。”知識不足” だと感じている人は…午前Ⅱの対策を中心に知識を補充する戦略を取ることをお勧めします。

午前で問われる知識は、そのまま午後Ⅰや午後Ⅱでも問われることが多いので、午後の対策としても有益ですからね。

それを前提に、午前Ⅱの対策を順番にチェックしていきましょう。

過去問から自区分と他区分の比率を把握

午前Ⅱの試験対策は、自区分の問題と他区分の問題の比率を把握するところからスタートします。

最近の傾向で分類すると次のようになります。中には複数分野を対象にしたものもあるので、 “おおよそ” の比率として考えてください。

分野 問題数
セキュリティ&ネットワーク 20
セキュリティ 18
ネットワーク(レベル 4 ) 2
他区分 5
データベース(レベル 3 ) 1
開発技術(レベル 3 ) 2
サービスマネジメント(レベル 3 ) 1
システム監査(レベル 3 ) 1

セキュリティ分野の問題は、令和元年度の 秋期試験春期試験 も同じく 18 問でした。

問 1 から始まり、ネットワーク分野の問題までがセキュリティ分野の問題になります(問 1 ~問 18 )。

一方、ネットワーク分野の問題は 2 問です。

今の情報セキュリティが、ネットワークを通じた不正アクセスや盗聴等がメインになっている関係上、ネットワークの知識は切り離せません。そこで、ここではネットワークと情報セキュリティを合せて自区分としています。

そうすると合計 20 問になるので、これで 8 割を占めます。

自区分の過去問で確実に点数が獲れるかどうか?

セキュリティ分野とネットワーク分野を “自区分” とすると、問題は 500 問以上になります。

問題数が多い試験区分(それゆえ過去問題の出題も多い試験区分)なので「覚えなければならないことが多い」という前提で対策を考えなければなりません。残り時間が少なければ、1 問にあまり時間をかけずに、可能な限り多くの問題に目を通しておくのが効果的です。

 

使用するのは IPA の過去問題でも構いません。 IPA のサイトには、平成 16 年以後の過去問題が公開されていて、いつでもダウンロードできます。

例えばそこから、平成 21 年度~前回(令和 2 年度 10 月試験)までの 23 回分(情報処理安全確保支援士試験の前身、情報セキュリティスペシャリスト試験を含む)の午前Ⅱの問題をダウンロードして、使用すればいいでしょう。

問題と解答だけで “解説” はありませんが、問題によっては、例えば、選択肢に攻撃名が 4 つ書いてあって問題文にいずれかの説明が書いてあるような、特に “解説” が必要なく、ただただ覚えればいいだけの問題もたくさんあります。

IPA の過去問題だけでも十分確認できると思います。

 

少し投資してもいいのなら、筆者が書いている情報処理安全確保支援士の試験対策本( ITEC )には、平成 16 年以後に出題されたネットワーク&セキュリティ分野の問題を、重複を取り除き章立ての順番に並べた問題を付録に付けています。

全 530 問。

もちろん解説もあるので、効率よく学習を進めたい方は検討してみてください。

他区分の対策はスルーでも OK

そして最後に、他区分の問題をどうするのかを考えましょう。

試験までの残り時間が少なければ、スルーでも構いません。 25 問中 5 問しか出題されず、しかも広範囲からの出題になるので時間効率性が悪いため、基本的には長期的な対策になるからです。

午後には関係ありませんしね。

自区分で点数が取れるようになっていて、かつ、午後の試験対策も万全の場合に目を通してもいいかもしれません。

 

なお、対策をする場合には、過去問題の数が少ないシステム監査分野から着手し(システム監査技術者試験の午前Ⅱ問題)、データベース、サービスマネジメントへと広げていくといいと思います。

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