2019年度 (令和1年) 秋期 基本情報技術者試験 午前免除 活用スケジュール

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この記事は基本情報技術者試験の旧制度( 2022 年以前)の記事です。
この記事の題材となっている「試験スケジュール」は現在の試験制度では通年試験化されました。 ご注意くださいませ。

今回は午前免除制度を 2019 年度 (令和元年) 秋期試験で活用するにあたって、注意が必要なスケジュールを中心に紹介します。

基本情報技術者試験 午前免除制度とは

制度を解説したページの再掲となりますが、基本情報技術者試験 午前免除制度を簡単に紹介します。

  • 本試験までに 2 回実施される 「午前免除に係る修了試験」(以下、修了試験) のどちらかに合格
  • => 直近2 回の本試験の午前試験が免除 される

また、修了試験内容は本試験の午前試験と同じです。出題形式、出題範囲などは変わりません。

なお、過去に開催された午前免除試験の講評ページがございますので、ご参考になれば幸いです。

基本情報技術者試験 午前免除(修了試験) の講評
~2019年7月28日実施

 

午前免除制度 活用の注意点と 2019年度 (令和1年) 秋期に向けたスケジュール

合格に向けて、とても有効な午前免除制度ですが、活用にあたって注意点があります。

それは スケジュール です。

 

修了試験までのスケジュール

修了試験は本試験までに2回実施されますが、このスケジュールがタイトです。

以下は2019年度 秋期試験に向けたスケジュールです。

 

日程 内容
2019 年 4 月 21 日 春期試験 実施
2019 年 5 月 10 日 – 17 日 第 1 回 修了試験 申込期間
2019 年 5 月 22 日 春期試験 合格発表
2019 年 6 月 9 日 第 1 回 修了試験 実施
2019 年 6 月 24 日- 7 月 1 日 第 2 回 修了試験 申込開始
2019 年 7 月上旬 秋期試験 申込開始
2019 年 7 月 28 日 第 2 回 修了試験 実施
2019 年 10 月 20 日 秋期試験 実施
  • 受験料は認定コース提供事業者によって異なります
  • IPA から認定コース提供事業者への問題提供料は 2000円/1名1回(税込)

 

なお、認定コース提供事業者によって受講締め切りなどは異なりますので、そのコースのスケジュールをご確認ください。

また、修了試験の申込や修了試験の合否などは、IPA ではなく認定コース提供事業者がすべて手続きしますので、認定コースに申込すれば、あとはその提供事業者から案内されます。

 

修了試験を 2 回受験するには

修了試験は 2 回受験できたほうが、午前試験への試験慣れが進むため、合格が期待できます。

その一方で、先程のスケジュールの通り、春期試験以降はとてもタイトなため、2 回受験するにあたって準備することを、以降にまとめています。

 

試験の合格発表までに修了試験に申込するか判断しておく

先程のスケジュールの通り、春期試験から第1回の修了試験の受験申込まで、およそ 1 ヶ月しかありません。また、春期試験の合格発表は 2019 年 5 月 22 日の予定です。

それに対して、第 1 回 修了試験の申込締切は 5 月 17 日 です。

このため、2 回受験するには、正式な合格発表より前に、修了試験の申込が締切される ため、合格発表までに修了試験に申し込みするか判断しておく必要があります。

 

IPA の認定コースをおよそ 1 ヶ月弱で修了する

修了試験受験にあたっては、IPA が認可された研修コースを修了する必要があります。この研修コースの修了基準はそのコースによって変わります。

このため、申込した研修コースによっては、修了試験の申込はしたけれど、研修コースを修了できず、修了試験を受験できなかったということも発生します。

これを回避するためには、春期試験の実施日からおよそ 1 ヶ月弱で研修コースを修了することが必要になります。

 

なお、IPA から認可された研修コースは下のページにまとまっています。近年は通学ではなく、オンラインで受講できる e ラーニング形式の研修コースもあります。

 

IPA の認定コースを早めに決める

上記の通り、学習期間を考えると、認定コースを早めに決めて、学習に着手したほうがよいでしょう。

前出のIPAのPDF資料では認定講座が [通学タイプ] か [ e ラーニングタイプ] かどうか学習タイプ別に分かれていません。

ただ通学で受講されるようであれば、地域別にコースが一覧できるようになっているので、お住まいの地域で選べそうです。

 

一方で、e ラーニング形式を選ぶには、講座名によって判断する必要があるため、PDF の資料では決めづらそうです。

このため、

などで検索するとコースが表示されますので、そこから決めるのは一つの手です。

 

まとめ

2019 年度 (令和元年) 秋期 基本情報技術者試験 に向けて、合格にとても有効になる午前免除制度と、活用にあたって注意すべきスケジュールをまとめました。

午前免除制度をフルに活用しようとすると、春期試験後 1 ヶ月間は忙しくなりますが、合格を万全にするにはその価値はあると言えそうです。

 

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