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「オンライン」新人研修はどうでしたか? DOJO 新人編


2020-08-28 更新

SEプラスでは 2015 年より新人研修サービス「 DOJO 」を運営していますが、今回のコロナ禍で 4 月よりオンラインでの実施に切り替え、去る 6 月に新人研修プログラムを終了しました(なお、 DOJO の研修プログラムはフォロー研修が 1 年に渡って続きます)。

DOJO 新人研修

IT基礎から個人でのJava演習、チームによる要件定義~開発までを3ヶ月間で行い、基盤となる技術力・社会人基礎力を獲得し、どの現場でも通用する新人を育成します

4/8 ~ 4/28 15 日間
IT基礎コース / インフラコース①
5/7 ~ 5/29 17 日間
Java基礎コース / インフラコース②
6/1 ~ 6/30 21 日間
Webアプリ開発演習コース

そこで、 DOJO に参加いただいた「講師」「教育研修担当者」「新人」の方々それぞれに “オンライン新人研修のふりかえり” のためのアンケートを実施しました。

 

この記事では、前回までの「講師のふりかえり」「教育研修担当者のふりかえり」に続き、「新人」の方からいただいた回答をもとに、今年の DOJO についてふりかえります。

オンライン開催 66 % の新人が「不安だった」

コロナショックによるオンライン研修への移行で、研修運営側や教育研修担当者は 3 月終わりごろから環境の整備などで忙しく、本当に開催できるのかと不安に思われていたことでしょう。

しかし、同時にその研修を実際に受講する新人の方も、多くがオンライン研修に対して不安を感じていたようです。

infoスマートフォンでご覧の際、グラフは横スクロールできます

アンケートでは、オンライン研修への参加について 66.7 % の方が受講前に不安だったと回答しています。

今でこそ大学などでのオンライン講義が当たり前になっていますが、今年入社された新人の方の中には、オンラインでの授業などを一度も受けたことのない人もいたと思われます。

 

また、最近は IT 業界でも未経験の方が入社されることも多く、オンサイトであっても研修についていけるのか不安を感じているケースもあります。

慣れない環境に飛び込まなければならない中、さらに急遽オンラインでの実施が決まり、より不安に思われていた方も多かったと考えられます。

 

では、開催前は不安だらけだったオンライン研修を受講してみて、実際はどうだったのでしょうか?

研修後に振り返ると、 84 % が「思っていたよりも良かった」と回答

アンケートでオンライン研修への満足度を調査したところ、なんと 84 % の方が「思っていたよりも良かった」と感じていたことがわかりました。

不安に感じていた方が多かった開催前からすると、ほとんどの方が満足しているように見えます。

 

アンケートでは、実際にオンライン研修でよかったと思った点を回答していただきました。

以下に幾つか抜粋します。

Q. オンライン開催で、良かった点があれば教えてください

  • 通勤がなく、勉強に時間を取れたこと
  • 通勤時間がないので朝は復習の時間に使えた
  • 発表において必要以上の緊張をしなかった
  • 質問に対する回答をすべて文字で残せた
  • 質問や解説をログや動画に残せたため、振り返ることができた
  • オンラインチャットを活用して、グループ間の話し合いや講師への質問が支障無く行えた

自宅からの受講のため通勤時間が無くなり、その分復習などに充てられた、という声が多く見られました。

これまでであれば、人によっては自宅から研修会場まで電車で片道 1 時間以上かけて移動する必要があるなど、復習の時間を割くことがなかなかできなかった方もいたと思われます。

時間的な余裕ができたことで、研修への準備が効率良くできたのは大きなメリットと言えるでしょう。

また、講師への質問やその回答などのやり取りを、チャット(文字)で残せたからという声も多く見られました。会話だけだと細かい点などはどうしても忘れてしまうこともあり、それを後から見返せることはオンラインならではのメリットです。

通信環境やテキストでの質問がしにくい・・・オンラインならではの課題

オンライン研修で良かった点を幾つか紹介してきましたが、アンケートでは逆に課題や不満点についても回答をいただきました。

Q. オンライン開催で、問題点やご不満に思われたことがあれば教えてください

  • Wi-Fi が弱く、授業中なのに画面が止まってしまったり再起動してしまうことが何度かあった
  • ネット環境が悪く、発表の時伝えたいことが伝えられなかったり、講師の方の話が聞きづらいことがあった
  • 回線の問題や、 PC の問題
  • チャットで質問というのが、気軽には出来なかった
  • チャットでの会話なので、文章が長くなり返信も時間がかかった。そのためわからないことを質問しても、次の項目に入っていてその項目の理解が追いつかないという悪循環になった

回答の中で圧倒的に多かったのが「通信環境」に関する問題でした。急遽オンライン受講になったため、自宅だと満足いく通信環境が整っていなかった方もいたようです。

これは、オンラインで研修を実施するにあたり常について回る問題です。通信環境が整備できなければ、いくら本人の意識や講義が良くても意味がありません。

しかし同時に、どこまで会社がサポートをするのか、という問題にもなっていくでしょう。研修運営側としても、通信環境のフォローをどこまで行うのか、見極める必要があります。

 

また、オンライン研修での講師や新人同士のやり取りは基本的にチャットを通じて行われますが、人によってはこのチャットが不便だと感じていた方もいるようです。

対面であればすぐに聞くことができるのに、(性格的もしくは物理的に)時間がかかってしまうことがあるという意見が見られました。

DOJO では「質問部屋」を作り、講師と個別で対話を行える場所を用意していましたが、オンライン研修ではどうしてもチャットでのコミュニケーションが主となります。

文章での簡潔な質問の仕方や、コミュニケーションの取り方などについても滞りなく行えるように研修運営側もサポートをする必要があると考えます。

当たり前になったオンライン研修 効率良い学びのために

今年の新人研修サービス DOJO は、突然のオンライン移行となりましたが、慣れない環境の中で新人も講師も何とか研修を終えることができました。

しかし、夏になった今も新型コロナウイルスの感染拡大の影響は続いています。来年の新人研修も、オンラインになると考えている教育研修担当者の方も多いのではないでしょうか。

“ニューノーマル” 、 “ウィズコロナ” と言われるような新しい生活様式と同じく、研修・教育もオンラインへの移行、またはオンラインとオンサイトの融合など新しいスタイルが当たり前になっていく時代が訪れています。

次の新人は大学や専門学校で「オンライン講義」を受講しており、オンラインへの抵抗はそれほどないのかもしれません。

講師や教育研修担当者のふりかえり記事にも記載しましたが、そうした中で求められるのは、オンラインの課題を解消しつつ、より学習効率の高い環境を整えていくことです。

 

最後に、今年の研修に参加していただいた新人の皆様からの声をまとめました。

  • オンライン研修でしたが、運営局の方々、講師の方々からの手厚いサポートにより、 IT に関して幅広く知識を身につけることができた。
  • 他社の人と開発演習することで、色々な意見を知れて毎日が新鮮だった。とても楽しかった。学ぶことが多い研修だった。
  • 初のリモートでの研修のなか、対応がしっかりしていて、講師の方の説明も分かりやすかったです。また、適度にグループワークを取り込んでいたので、個人作業だけでなくチームで協力したりして研修に取り組めました。
  • Slack や Zoom でわからないことを質問しやすい雰囲気や環境を整えてくださった。
  • 生徒の技術面だけでなく、学習への不安などの精神的なことや健康のことなども運営事務局の方々や講師の方々が気遣ってくださり、すごくありがたかったです。

 

DOJO では、来年も実績のある講師陣とともに、新人が個人力を伸ばせるようサポートを続けていきます。

 

 

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