AI 開発のための統計学のキホン ~統計検定準拠~|一押しコースの見どころ、紹介します!
「イチオシ」のコースを企画者にインタビューして、そのコースが何に効くのか、どんな思いがあって作ったのか、語ってもらう「見どころ紹介」コーナー。
今回は AI 分野から AI 開発のための統計学のキホン ~統計検定準拠~ を紹介します!
株式会社SEプラス
e&TS Division
コース情報
ジャンル | AI |
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レベル | 初級 |
コース一言紹介 | AI 開発に欠かすことのできない統計学の基礎知識について「統計検定」に準拠しながら解説します。 |
これからの開催予定 | 2022 年 9 月 15 日 |
開催形式 | オンライン研修 |
研修スタイル | 座学 |
見どころ紹介
―― このコースを企画した背景を教えてもらえますか?
―― 私も「統計学、全然わからん」と思っていたのですが、学んだことが無かったからなのですね
そこで、今回は “キホン” から学べる統計学の研修を企画しました。
また、統計の知識や手法を知っているか否かで、データ分析時の方法の選択や、分析結果に大きな差が生まれます。 つまり、統計がわかると、より精度の高い分析ができるようになります。
―― 以前に関連研修を受講すると、データの特徴を掴むのに講師の方が「こういうときはこの手法」と話していたのですが、それが統計学の知識なんですね、なるほど!
先ほどの話で気になったのが “統計学のキホン” という言葉で、これは何を指すのでしょうか?
統計と言っても、学ぶ範囲は非常に広く、かつ深いため、体系的に基礎をまとめるのは難しいものです。
そこで今回は統計検定 2 級という、まさしく大学数学で習う内容をまとめた試験範囲を “キホン” として学びます!
―― なるほど、 IT における基本情報技術者試験と同じように、資格試験の試験範囲を使うのですね
それでも試験範囲は広いので、 3 時間という限られた時間で、統計学の基礎用語(確率と確率分布、統計的推定、線形モデル等)をショートカットしておさえられるようにしました。
これから統計を学ぶ土台になります。
―― はじめて学ぶ分野は、用語を調べるだけでも大変ですから、助かりますね
ただし、あくまで座学で統計学の用語を学ぶものなので、ほかの基礎数学も触れませんし、具体的なデータ分析の演習も行いません。
―― 用語だけでも膨大ですものね。 では、このコースで統計学に入門したあとは、どのようなコースがオススメでしょうか?
「なんとなくわかるからもう一歩 機械学習でよく使う Python ライブラリ」でデータ分析で使うライブラリ、 NumPy や Matplotlib 、そして統計学の知識がバッチリ活かせる Pandas を使って、コードでデータ分析できるスキルを身につけるのはいかがでしょうか。
知識 → 実践に踏み出す一歩になります!
―― いい流れですね。 では、最後に受講を考えている方や、研修を担当されている方にメッセージをお願いします!
データ分析において、統計学はベーシックなスキルでとても重要です。
データを予測する際に必要な統計学をこの機会に学んでみませんか?
自動追尾台車「カルガモちゃん」を設計、製造するなど、機械設計、電気、電子回路設計および周辺知識に詳しい。現在では製品の性能向上のため主に機械学習を中心とした AI の研究も進め、センサーデバイスと組み合わせた IoT にも精通。そのほか Web アプリケーションフレームワークを使った EC サイトも構築するなど、まさしくフルタックな開発経験を持つ。
プライベートでは最近バイクを購入し、コロナが落ち着くのを見計らいながら、ツーリングを画策中。
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機械学習では、たくさんのデータからモデルを作成します。そのモデルを作成する前に、データを収集し分析しますが、そこでは統計学が必須です。
一方で、データ分析で必要な統計知識の多くは、大学数学ではじめて学ぶものだったため、基礎から学んだ方は少ないのが現状です。