ホワイトハッカーが教える脆弱性対策~知られざるハッキングの世界~|一押しコースの見どころ、紹介します!

SEプラスではSEカレッジを中心に、オリジナルの研修コースを毎シーズン企画しています。
この「見どころ紹介」コーナーは、そういったコースの中でも “イチオシ” のコースを企画者にインタビューして、そのコースが何に効くのか、どんな思いがあって作ったのか、語ってもらいます!
この 4 月からスタートした 2022 年度 春夏シーズンのコースから、 ホワイトハッカーが教える脆弱性対策~知られざるハッキングの世界~ を紹介します!

株式会社SEプラス
e&TS Division
コース情報
ジャンル | メソドロジ |
---|---|
レベル | 中級 |
コース一言紹介 | 攻撃者側の視点から考える、効率的なセキュリティ対策について学びます |
これからの開催予定 | 2022 年 4 月 15 日、 2022 年 5 月 31 日、 2022 年 6 月 27 日 |
開催形式 | オンライン研修 |
研修スタイル | 座学 |
見どころ紹介
―― このコースを企画した背景を教えてもらえますか?
―― そのお話はよく警察小説やマンガにも出てきますね。 確かに “守る” ことは難しいものです
つまり、ある攻撃に対して防御力を高めるより、防御力の低いところを検知し、その守りを強化することが求められている、ということです。
そこで、ハッカーが狙う穴を、 “ハッカーから学ぶ” ことができれば、とても効率的に対策できると考え、このコースは生まれました。
―― なるほど! でも、そんなことができるのでしょうか?
“ハッカーから学ぶ” それを法の下、実現できるのはホワイトハッカーだけです。 ホワイトハッカーは対象から許可を得て、実際にクラッキング・ハッキングを行い脆弱性を対象に報告することもある技術者で、日本にも少数ながら存在します。
今回はその数少ないホワイトハッカーの中でも、多数の著書を持つ第一人者、 阿部ひろき さんに登壇いただきます!
ご期待ください!

合同会社ビーエルケー・スミス代表執行社員 CEO / 一般社団法人 IT キャリア推進協会 技術顧問 / 株式会社デジタルハーツ セキュリティラボ技術顧問
現在は北海道在住。 地元では剣道・居合道の指導も行う。
20 年以上にわたる情報セキュリティ業界の経験と現在も第一線の現場に立ち続けるノウハウにより技術支援と教育を行う。
主な著書
ホワイトハッカー入門(インプレス刊)
Linux サーバセキュリティの対策とポイント (ソフトバンククリエイティブ刊)
入門講座 UNIX (ソフトバンククリエイティブ刊)
Linux サーバセキュリティの対策とポイント (ソフトバンククリエイティブ刊)
―― おお、とても貴重ですね! 具体的にはどんなことを学べるのでしょうか?
ハッカーがどのような優先順位で攻撃しようと思うのか、その心理が学べます。 その優先順位がわかれば、どこが防御力の弱いところなのか = 狙われやすいのか、どんな攻撃をしようと思うのかがわかるので、必要十分な対策ができるようになります。
また現在は様々な場所でセキュリティが必要とされます。 テレワークなどで外部ネットワークにある PC 、社内 / 社外向けの Web アプリケーション、システムインフラなど、主要な場所ごとにハッカーが狙うところがわかります。
―― コースキャッチコピーに “効率的な” とあるのは、そういうことなのですね。
ただ、そんな専門的な方が登壇するとなると、技術寄りの話が中心になるのですよね。 どんな方が受講すると良さそうでしょうか?
IT エンジニア、情報システム部門やセキュリティ関連部門に所属されている方で、フィッシングなどの一般的なセキュリティ用語をご存知であれば、参加できます。
もしご存知なくとも、動画契約企業であれば、いつでも視聴できる「いつでも動画」のコーナーにある「セキュリティの基礎」(受講時間 43 分)を受講いただければ、問題なく参加できます。
―― ハードルが低くて安心しました
逆にハッカー心理を扱う座学なので、技術寄りのセキュアコーディングなどセキュリティの実装技術は演習しません。
実装技術を知りたい方は「診断ツールで学ぶ Web セキュリティ基礎 ~脆弱性と対策方法」へご参加いただくとよいですね。
こちらでは脆弱性の検知ツール、 OWASP ZAP を使って脆弱性を見つけて、実際に Web アプリケーションの脆弱性を塞ぐ実装まで行います。
―― かなり開発者向けのコースですが、開発者ではないセキュリティに携わる方にはどのようなコースがオススメですか?
「実演!バーチャルマシンを使ったセキュリティ事例」がおすすめです。
実際に起こりうるランサムウェア攻撃を、バーチャルマシンを用いて実演します。 サイバー攻撃を実際に、目にする機会は滅多にありませんから、とても貴重な体験になります。
実演を通して、セキュリティに関する心構えを実感できるでしょう!
―― 実際に攻撃を体験するとは、身をもってその脅威を感じられますね。
では、最後に受講を考えている方や、研修を担当されている方にメッセージをお願いします!
「どこから狙われるのかわからない、最新の攻撃事情を知りたい、的確に対策できているか不安」という方は、この機会に、ご受講いただけますと幸いです。
label SEカレッジを詳しく知りたいという方はこちらから !!

IT専門の定額制研修 月額28,000円 ~/ 1社 で IT研修 制度を導入できます。
年間 670 コースをほぼ毎日開催中!!

SEプラスにしかないコンテンツや、研修サービスの運営情報を発信しています。
セキュリティの難しいところは限られたリソースで、ありとあらゆる攻撃を防がなければならないところです。 逆にハッカーは、守りが薄いところを狙えばよいのですから、守る側が不利であることは間違いありません。