TensorFlow(テンサーフロー、テンソルフロー)とは
主に機械学習で必要となる諸演算を行う、オープンソースのライブラリ。Google が開発している。
C / C++、Python、Go、Java、JavaScript、Swift などで利用できる。機械学習関連では、2019年現在、もっとも人気の高いライブラリの1つである。
Tensor(テンソル)とは多元的な値を扱う数学的な概念であり、TensorFlow には高度な数学的計算を行う汎用的なライブラリという側面もあるが、開発の主眼は深層学習(ディープラーニング)にあり、ニューラルネットワーク構築のための機能が多数取り込まれている。
現在の TensorFlow には、高次 API として Keras が組み込まれており、これを利用すれば複雑な処理を記述することなく、かなり直感的にニューラルネットワークをコーディングすることができる。
一方、高次 API を使用しないで、テンソル計算の部分から細かく処理を指定することも可能。
当初はあらかじめ計算グラフ(ニューラルネットワークを定義する計算一式)を定義しておき、その後、実際の学習を行う Define And Run と呼ばれる方式しか使用できなかったが、2018年に、計算の過程で計算グラフを動的に変更する Define By Run と呼ばれる方式( Eager モードと呼ばれる)が使用できるようになった。
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