SEcollege Good Practice Award 2023 受賞企業インタビュー |株式会社NDR ~現場社員によりそう研修作り~

SEカレッジでは2023年より、SEカレッジの活用方法、また活用によって会社やチーム内で得られた成果や生まれた変化などを表彰させていただく「SEcollege Good Practice Award」の開催を始めました。
https://contact.seplus.jp/lp/secollege_award
初開催2023年度のグランプリは株式会社NDR様が受賞されました。
そんなNDR様に、教育制度やSEカレッジの効果的な活用方法についてお話しいただきました!

従業員数 189名(2023年4月時点) |
昭和63年8月16日(創立 昭和59年11月28日) |
情報通信システムのソフトウェア(SW)/ネットワーク(NW)/ドキュメントウェア(DW) /SI(システムインテグレータ)事業の設計開発、観光・イベント事業 |

株式会社NDR 運営支援グループ営業部 兼 開発事業グループドキュメント開発部 部長
もくじ
NDR社の研修体制「職制領域研修と技術領域研修」
- 改めてこの度はSEcollege Good Practice Award グランプリ受賞おめでとうございます!

- 本日はグランプリ受賞企業様へのインタビューということで、いろいろと教育面についてお話を伺わせていただきたいと思います。
早速ですが、御社では現在、どういった研修制度があるのでしょうか?

まず、「職制領域」では入社年数や役職に合わせて、新入社員研修、若手研修、中堅社員研修、リーダー研修、管理職研修に加え、全社員研修というものを設定しております。
また、「技術領域」では、社員全体の技術力向上を目指し、講義形式や、セミナー形式、動画形式など様々な形式で研修を実施しています。
- いろいろな種類の研修があり、充実されてますね。
それぞれどういった内容なのか、簡単にお伺いできますか?

技術領域の研修は、NDRの業務に関連するインフラ系の内容や、開発系の内容など、それぞれの技術的な基礎知識から専門的な知識まで習得してもらえるようなものを実施しています。
研修は技術を学ぶだけの場ではなく、社内交流としても重要な場
- 今お話しいただいた中で、特にこだわりを持たれている研修制度は何になるのでしょうか?

まず、内容は担当者だけで決めるのではなく、現場社員から「今、どんなことが求められているのか」など情報収集し、そこから教育内容を調整しています。
また、現場社員はそれぞれ色々な現場に行っており、なかなか交流の機会がないので、研修を交流の場としても活用しています。例えば、年齢や状況が近いメンバーを集めたり、逆にあえてバラバラなメンバーを集めてみたり、研修で複数回顔を合わせることで、顔見知りを増やしていくみたいなことも意識して企画しています。
- バラバラなメンバーを集めるというのは珍しいですね!

- 研修がただ技術を学ぶだけの場ではなく、そういった交流も生まれる場にもなるというのはすごく素敵ですね。
年齢や仕事の内容が様々なメンバーに対して、どのような内容の研修をされるのでしょうか?


SEカレッジ受講率約9割。その鍵は「指示、アンケート、社員巡回」
- 続いて、SEカレッジについてもお聞きしていきたいなと思いますが、どのような目的でご導入いただいたのでしょうか?

そして採用活動向けにも、好きな時に好きなだけ受けられる研修の場があることで、未経験者の不安を払拭し、就職先としての魅力付けにも繋がると考えました。
- なるほど、福利厚生や多角的なエンジニアの育成の場としてご導入いただいたんですね。
御社では、動画を受講してもらいたい対象社員の9割近くが、決められた期間内にきちんと受講されているということをお聞きしました。これは他社様と比べて、とても高い数字ですが、活用に向けてどのような施策をされているのでしょうか?

- 全社員共通で動画を指定されているんですね。動画選びはどなたがされているのでしょうか?

- たしかに現場の声をくみ取りながら選定されている動画であれば、現場社員も興味を持って受講してくれそうですね!
ただ御社と同じように、講座や動画を指定して運用している企業は結構あるのですが、動画を指定しても思うように受講してくれないという声をよく聞きます。
その中でなぜ御社では9割近くの受講率が保てているのでしょうか?

元々は、その社員が現場で困っていることがないかや、トラブルに巻き込まれていないかなどを確認することを目的に始まった取り組みでしたが、自然と動画を視聴を促すような場ともなっており、効果を実感しています。
- 社員巡回は、現場社員の皆様のサポートとしても、SEカレッジの活用においてもとても素敵な取り組みですね。
となると、やはりこれまで取り組まれてきた施策で社員巡回が一番効果があったのでしょうか?

- 何か決定的なひとつの施策があるわけでなく、3つが合わさって最強の施策になるんですね。
受講者の理解度はオリジナルアンケートで確認
- 先ほど、受講後にアンケートをとられていると伺いましたが、なぜアンケートをとられているのでしょうか?

- アンケートを使って、学んだ内容をアウトプットしてもらっているんですね。
それはどのような内容なのでしょうか?

- アンケートとテスト、両方の役割を持っているんですね!
アンケートはどなたがどのように管理をされているのでしょうか?

- アンケートも2名体制で管理されているんですね。数も多くて大変ではないですか?

- 2名体制でもしっかりとフィードバックができるように、いろいろ工夫をされているんですね!

SEカレッジで現場社員の基礎知識を補完したい
- では、SEカレッジを使って今後取り組んでいきたいことはございますか?

- 現場で実践を積んで仕事ができていても、その原理や基礎は意外と知らないことってありますよね。

NDR社の人材育成への想い
- 本日様々な人材育成のお話を伺ってまいりましたが、御社ではどのような想いで人材育成に取り組まれているのでしょうか?

当社では、業界未経験の中途社員も多く採用しております。そういったメンバーにも、前職の経験をうまく活かしながらスムーズにIT業界へ参入してもらえるように、当社の方針や基礎知識などをしっかりと学べる場を提供していきたい─といった想いで取り組んでいます。
- そういった想いがあって、研修制度が充実しているんですね。
最後に、今後の研修体制についての展望をお聞きできますか?

- なるほど。資格保持者を増やす目的は何なのでしょうか?

- やはり資格取得も社員の皆様のためを考えての施策なのですね。これまでも御社で資格取得のための取り組みなど何かされていたのでしょうか?

正直、個人的な頑張りに任せてしまっていました……(笑)
なので、会社として資格支援に力をいれていけたらと思います。それこそSEカレッジにも試験対策の講座があるので、これもうまく活用したいですね。
- 是非ご活用ください!
本日は、NDR様の様々な工夫がなされた研修体制のお話を聞かせていただきました。ありがとうございました!

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