忙しい社会人に伝えたい! 大量に覚えて絶対忘れない「紙 1 枚」勉強法とは?|SEカレッジ ウェビナーレポート
本日のテーマは、「忙しい社会人に伝えたい! 大量に覚えて絶対忘れない「紙 1 枚」勉強法とは?」です。
社会人の勉強というと「勉強時間」がボトルネックとなり、なかなか続けられないものです。 そこで、独自の勉強法で話題の書籍『大量に覚えて絶対忘れない「紙 1 枚」勉強法』の著者である 棚田 健大郎 さんをお招きし、継続できる勉強法を伺いました。
勉強内容を簡単にして取り組みやすくし、誰でも継続できるメソッドを紹介いただきました! その勉強法を伺うと、勉強に限らず、運動習慣などのルーティン化にも使えるものでした! ぜひご覧ください !!
棚田行政書士リーガル法務事務所代表 / 株式会社棚田リーガルホールディングスグループ CEO
現在も不動産業界にかかわりながら、「棚田行政書士の不動産大学公式チャンネル・宅建」(チャンネル登録者数 13 万人)と「不動産大学 2nd 賃貸不動産経営管理士部 by 棚田行政書士」を運営( 2022 年 1 月現在)。
著書「大量に覚えて絶対に忘れない紙 1 枚勉強法」(ダイヤモンド社 刊)は累計 6 万部を突破し、海外でも翻訳され出版されている。
もくじ
資格はいらないと思っていた人間が「資格推し」になった理由
―― まずはじめに、どのようにすると働きながら 9 つも資格を取得できたのでしょうか?
―― それで資格をいくつも取ろうと考えたのですか?
そこで、こういう私でも合格できるような勉強法を考えて実践してみると、宅建士に合格でき、結果的に、次々と資格が取れました。
―― つまり自分に合った勉強法が確立できたということですね
また、勉強が苦手な私でもできた勉強法なので、誰でも使える勉強法です。
―― 9 つの資格を取得すると、どのように棚田さんは変わったのでしょうか?
また取得したほうがよい資格があるのに取得していないと、無意識に引け目を感じてしまいますが、それも無くなりました。
紙 1 枚でできる「忘れさせない大量記憶法」とは?
―― では、本題に移りましょう。 棚田さんの勉強法を伺えますか?
―― 具体的にどんな勉強をするのでしょうか?
社会人になると、皆さん、忙しいですよね。 大学受験、高校受験のような時間の使い方のままでは絶対に時間が足りません。 社会人には社会人の勉強方法があるのです。
―― なるほど、学生時代の勉強法しか知らないことに原因があると
よくテニスで例えるのですが、サーブやレシーブの基礎練習は一番最初に闇雲にやってしまいがちです。 その前に、実際に試合を観戦して、サーブやレシーブの注意点や練習のポイントを掴んでからのほうが効率的です。
学習を継続できる大量記憶表
―― 先の話で挙がった 2 つのメソッドを掘り下げます。 一つ目の学習を継続させる方法とはどのようなものでしょうか?
宅建試験の問題集を例にしましょう。
出題項目を一番左の列に入れ、順番に進めます。 最初の左上の、 0 / 0.5 / 1 / ・・・ というのは日数です。 この表では 1 月 1 日の元旦から始まっています。 1 月 1 日に 1 章の問題を済ませたら日付の 1 / 1 と記します。
その次に、日数の 0.5 、つまり半日後ですが、初日だけは記憶が定着しないので 1 日に同じ問題を 2 回です。 初日はこれで終わりです。
その次は日数の 1 、つまり翌日は、もう一度、同じ問題を見た上で、次の分野に移り、これも昨日と同じように一日に 2 回同じ問題をみます。
―― なるほど。 復習しつつ、 1 日 2 回同じ問題を見ると …
こうやって忘れるタイミングで思い出す、ということを繰り返すと、大量に記憶できているという状態をつくれます。
耳で続ける「ながら学習」
―― 確実に思い出せる状態になりそうですが、一方で時間が、かかり過ぎる印象を受けます
私の勉強法の 2 つめのメソッドは、自分の声を聴きながら行う「ながら学習」です。 教材にするのは問題集などを目を使うものではなく、自分の声です。 自分の声で問題集の問題や解答、解説を読んで、録音し、それをワイヤレスイヤホンでスキマ時間に聴くという方法です。
ワイヤレスイヤホンを使う理由は両手があくので、掃除や洗い物など両手を使っているときにもながら学習ができるからです。
―― 自分の声でなくとも、今なら自動読み上げなどもできますが、それで代用するのはいかがでしょうか?
―― 心が動くと思い出しやすいことを利用するのですね
モチベーションは「上げる」ものではなく「下がる一方」と意識せよ
―― 次のテーマはモチベーションです。 よく言われる三日坊主は、どう対策するとよいのでしょうか?
そのうえで、いかにモチベーションを維持したまま試験を迎えられるかがポイントです。
―― 下げないためのコツはありますか?
やらないとどうなるかというと、やりたいなという気持ち、やる気が残る。つまり、やらなかった分のやる気が次の日に貯金繰り越しできるのです。
―― なるほど、楽しいところで止める、遊びの鉄則と同じですね!
話はつきませんが、もう終了の時間です。 最後に棚田さんから、勉強をしている、しようとしている皆さんへのメッセージをいただけますか?
ぜひ、頑張ってください。
まとめ
スケジュールの組み方、記録の大切さ、モチベーションを「上げる」のではなく「下げない」という意識、「ながら学習」のポイントなど、棚田さんご自身の試行錯誤から生まれた勉強法のエッセンスを教えていただきました。 簡単なことでも継続することが重要だということがわかりました。
伺っていると、資格以外の勉強や運動習慣などにも応用できる考え方だと思いますので、ぜひ、この勉強法をもとにルーティン化にお役立てください!
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その反対に、名刺に何らかの資格、例えば不動産業界で言うと、宅建士と名刺にあれば、何も言わなくても、この人は不動産に強いことが相手に伝わります。 それはとても重要だと気づいたのです。 それをきっかけに、資格を取り始めました。