ソフトウェア品質の考え方と『テストの足腰』の鍛え方|一押しコースの見どころ、紹介します!
「イチオシ」のコースを企画者にインタビューして、そのコースが何に効くのか、どんな思いがあって作ったのか、語ってもらう「見どころ紹介」コーナー。
今回はメソドロジ分野から ソフトウェア品質の考え方と『テストの足腰』の鍛え方 を紹介します!
株式会社SEプラス
e&TS Division
コース情報
ジャンル | メソドロジ |
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レベル | 初級 |
コース一言紹介 | テストの考え方のエッセンスと、現場で役立つテクニックを習得して頂きます |
これからの開催予定 | 2022 年 6 月 6 日、 2022 年 7 月 28 日 |
開催形式 | オンライン研修 |
研修スタイル | グループ演習 |
見どころ紹介
―― このコースを企画した背景を教えてもらえますか?
―― ある研修でも Q / C / D のうち、どれが一番達成が難しいか、受講者にアンケートを取ると Q = 品質と答えられる方が多く、理由の多くがどこまでやればよいか、わからないからというものでした
そうなんです、品質はプロジェクトによって正解が変わってしまうからなのです。 そこで、正解にたどり着くには、テスト技術などを学ぶ前に、臨機応変に対応できる、基礎となる品質の考え方、 “足腰” が必要だと考え、企画しました。
―― なるほど、テスト手法やテスト自動化の前に学ぶ “品質の基礎” が必要ということですね。
では、品質の基礎とは、どのようなものなのでしょうか?
先程お話した通り、品質の正解、品質目標は Moving Target です。
そこで状況に応じて臨機応変に品質目標を決められるように、狩野モデルや ISO/IEC9126 など品質の基本的な考え方や基準を学びます。 それに基づき、無駄なく漏れなくテストを洗い出せるツールを紹介して、演習を通じて使えるようになります!
―― … 品質規格の話が出てくると途端に難しそうに見えますね
テストや品質について書籍を多数書いている石原さんが登壇され、わかりやすく順番に、丁寧に紐解くので大丈夫です!
また石原さんは年間で 2000 人以上の IT エンジニアの方々に講義をしています。 受講された多くの方々から、「品質に対する考え方が変わった」という声が寄せられ、石原さんの研修で意識が変化しています。
年間 2,000 名を超える IT エンジニアにテスト・品質を教える講師。 テスト技法の開発・研究、社内・社外の技術研修業務、コンサルティング業務に従事しつつ、ソフトウェア検証業務に携わる。
大阪大学 土屋達弘教授とテストケース生成ツール『 Qumias 』を共同開発・リリースし、アップデートを重ねている。
主な著書
「この1冊でよくわかる『ソフトウェアテストの教科書』」(ソフトバンククリエイティブ刊 共著)
「いちばんやさしいソフトウェアテスト」(技術評論社刊 共著)
―― とても評価が良い本なので、期待できますね!
となると、初めてソフトウェアテストを学ぶ方向け、と考えれば良さそうでしょうか?
もちろんソフトウェアテストを初めて学ぶ方にもオススメですが、経験があると、より一層理解が深まります。
―― なるほど、経験して学び直すと良いということですね。
このコースで “足腰” を鍛えた後は、どのようなコースがオススメですか?
実際にテストを実装する方法を学べて、テストケースを作成する演習を行う「単体テストとテストケースの作り方」がオススメです。
セットで受講すると、ソフトウェアテストの基礎を網羅できます。
―― 単体テストのやり方までを知るのがセットということですね。
では、最後に受講を考えている方や、研修を担当されている方にメッセージをお願いします!
限られた時間で、プロジェクトごとに変わる品質目標を達成するのは難しいものです。
そこでテストやレビューを漏れ抜けなく、かつ効率的に実施し、ソフトウェアの品質を確保するための「基本の型(フォーム)」を身につける必要があります。 このコースでは、「基本の型(フォーム)」が学べますので、是非ご参加ください。
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品質とは非常に曖昧なものです。
例えば、すべてのテストケースをパスすれば品質が良いのか、要求をすべて満たしていれば品質がよいのか、これらは一概に良いとは言えません。