ネットワーク設計の基礎~小規模ネットワーク編~|一押しコースの見どころ、紹介します!
SEプラスではSEカレッジを中心に、オリジナルの研修コースを毎シーズン企画しています。
この「見どころ紹介」コーナーは、そういったコースの中でも “イチオシ” のコースを企画者にインタビューして、そのコースが何に効くのか、どんな思いがあって作ったのか、語ってもらいます!
今回は 2021 年度 秋冬シーズンのコースから、 ネットワーク設計の基礎 ~小規模ネットワーク編~ を紹介します!
株式会社SEプラス
e&TS Division
コース情報
ジャンル | ネットワーク |
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レベル | 中級 |
コース一言紹介 | 小規模ネットワークの構成を学び、演習を通して基本的な IP アドレス計画やインターネット接続の方法について学習しましょう。 |
これからの開催予定 | 2022 年 2 月 2 日 |
開催形式 | オンライン研修 |
研修スタイル | ライブ配信 / PC 演習(要ツールダウンロード) |
見どころ紹介
―― このコースを企画した背景を伺えますか?
そこで、講師の新谷さんと相談し、研修で扱うネットワークの規模を小規模に限定することで実施できるようになりました。
どうすれば技術を身につけられるか、理解できるか、研究しつづけるインフラ系の人気トレーナー
―― なるほど、確かに規模や複雑さで設計は変わるので、一概にはコレと言えませんものね。なかなか考えましたね!
とはいえ設計はデータベースであれ、アプリケーションであれ、どの記法を使うかなど難しいところもありますが、工夫されている点はございますか?
このコースでは VirtualBox 上でネットワークシュミレータを用いて研修を行うので、設計したものの動作確認や、失敗した場合の修正もしやすく安心して実習ができるようになっています。
ただ机上でネットワーク設計を学ぶだけでなく、設計したものがしっかり動くのかを試すところまで実習ができるように工夫しています。
―― 設計にシミュレータを使うとは良いアプローチですね! 受講者も共通のツールを使うので認識の齟齬もなくなります。
では、そのシミュレータを使って、どのようなものを設計するのでしょうか?
3 つのパターンの演習があり、 1 フロアの規模から小規模な会社全体の設計、また LAN だけでなくインターネット接続まで考慮した設計を演習します。
これで要件に沿った小規模ネットワークと TCP/IP の設計と、 VPCS (仮想 PC )を用いた動作確認ができるようになります。
―― 小規模とのことですが、ダイナミックルーティングを使うような設計もあるのでしょうか?
あくまで 5 台 ~ 10 台程度の機器を繋ぐ小規模ネットワークを演習するので、 OSPF などのダイナミックルーティングは使わず、スタティックルートのみ使います。
―― あくまで小規模にして設計の基礎にこだわる、ということですね。 また受講するにあたって必要な知識などはございますか?
IP アドレス、サブネットマスクなどといった TCP/IP の基本的な事項は触れず、これらの技術や知識はある前提でコースを進めるため、不安な方は事前に TCP/IP のおさらいをしておくと良いと思います。
―― ネットワークの基礎事項はわかっているという前提ですね。
では、このコースを受講後、どのようなコースがおすすめでしょうか?
「ネットワークセキュリティの基本パターン」がおすすめです。
「ネットワーク設計の基礎~小規模ネットワーク編~」では後半に少しセキュリティについて触れる程度ですが、このコースではネットワークセキュリティにおける代表的な攻撃手法や基本的な対策と構成について学べるので、学習の延長としておすすめです。
―― 最後に、受講を考えている方や、研修を担当されている方にメッセージをお願いします!
ネットワーク設計を行い、それがうまく動くのかを簡単に体験できるのは、オンライン研修ならではです。この研修を通して、ネットワークシュミレータの使い方にも慣れるので、研修後も設計 → 動作確認がご自身で行えるようになります。
多くのご参加お待ちしております!
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ネットワーク設計の講座は、前々からご要望をいただくことがありましたが、規模や要件によって内容が大きく変わるため、定額制研修という様々なお客様が参加する SE カレッジでは、実施が難しい状況でした。