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IT業界の著名人に訊く、今、新人ITエンジニアに伝えたいこと|SEカレッジ ウェビナーレポート


2021-07-21 更新

SE カレッジでは旬のテーマをもとに、 1 時間のウェビナーを毎月 1 回以上、開催しています。

今回のテーマは「 IT 業界の著名人に訊く、今、新人 IT エンジニアに伝えたいこと」です。

 

5 月~ 7 月は新人研修が終わり、現場配属される時期です。そういった新人の方々に向けて、この IT 業界がどのようなところなのか、どのようなスキルが必要とされるのか、業界で活躍する「ちょまど」さんこと 千代田 まどか さんと、「とっきー」さんこと 常盤木 龍治 さんをお招きしてお話を伺いました。

パネリスト紹介

千代田 まどか(ちょまど)chomado

大手外資系 IT 企業で活躍する文系出身 IT エンジニア 兼 漫画家。
iU (情報経営イノベーション専門職大学) の客員教授も就任。
Twitter フォロワー数 約 8 万人。著書『マンガでわかる外国人との働き方』(共著)。

常盤木 龍治(とっきー)ryuji_tokiwagi

株式会社 EBILAB 最高技術責任者/最高戦略責任者/ヱバンジェリスト

1976 年、東京生まれ。 2001 年よりプロダクトビジネス一筋 20 年。国内外の数多くの No.1 シェアプロダクトに携わる。
2016 年より日本の産業構造変革加速の為、パラレルキャリアで日本を代表するテクノロジー企業で様々なプロダクト企画/開発/事業戦略/マーケティング/人材育成に携わる。
2018 年初頭より、ゑびやに事業戦略アドバイザーとして参画し、 2018 年 6 月、 EBILAB 創業と同時に取締役ファウンダーとして、最高技術責任者/最高戦略責任者/ヱバンジェリストに就任。

私たちが IT エンジニアになった理由

―― 本日は、多くの新人 IT エンジニアの方に向けたウェビナーということで、まずお二人が IT エンジニアになろうと思ったきっかけを伺えますか?

ちょまど

私、高校時代からオタクだったんですね。今もですけど(笑)。当時はガラケーを持っていて、自分の漫画をネット上の友人にシェアしたいと思っていたんですね。でもガラケーで自分のサイト作るのはなかなか難しそうで……。そのころから、閲覧する側から生産する側になりたいって思っていたんですね。

ちょまどさんの高校時代
ちょまど

そこで受験シーズンになって、どうも「情報学科」というところへ行けば四六時中パソコン使えるらしい、と。「何をやるところかわからないけどパソコンが使えるのは天国、受験してみるでござるよ~」って情報学科を受けて、普通に落ちました(笑)。結局。英文科に行くことになったんですが、大学の入学祝いにパソコンとペンタブを買ってもらえたんです。

念願のパソコンを手に入れたちょまどさん
ちょまど

これで私の描いた作品を発信できると思って、自分のサイトを作りはじめました。まずは HTML / CSS から JavaScript をやって、そのうち無料のレンタルサーバに載せていると大きなバナー広告が出てくることに気づいて、これを消したいって思って調べたら、自分でサーバを立てればいいということがわかったので、サーバ構築を学びました。

ちょまど

そうすると今度はサイトに掲示板がほしくて、 PHP とか Perl とか CGI 周りを勉強したり、いいね機能を作ったり、とにかく没頭していて、気がついたら IT エンジニアになっていました。

―― イラストへの情熱がきっかけだったんですね。とっきーさんはいかがですか。

とっきー

もともとゲームが大好きで、テレビゲーム黎明期のときの最高峰、セガのメガドライブから始まり、今でも Xbox series X や PlayStation 5 など主要ゲームコンソールを持っているのですが、その一方でモデルや DJ をしていたこともあるんです。

モデル・DJ 時代のとっきーさん
とっきー

ただ、好きなだけじゃなくて、なぜパソコンの中から音が鳴ったり絵が動いたりするのか原理原則がとても気になって。ゲームのスプライトを高速表示するには演算速度が重要でマシン語で書かれているとか、そうした事に興味をもったのが 1 つ目のきっかけです。

とっきー

2 つ目のきっかけは、インターネット黎明期に自分の会ったことのない人達と趣味や趣向についてコミュニケーションできて、自分が元来会うはずのなかった人たちと出会えるというパラダイムが刺激的だったことです。これをネガティブな方向ではなく、みんなが自由な思想で生きていける世界を下支えしたいと思ったのです。

―― そういった考えは、いつから思い描いていたんですか?

とっきー

14 歳ですね。 14 歳のときに、スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツをぶっ倒してやるって真剣に考えていて(笑)。二人が圧倒的にかっこいいのに対して、日本から世界レベルのものが出ていない理由はなぜだろうと。日本はリアルなものづくりは得意なのにソフトウェアではできないことが疑問で、ちゃんと知りたかったんですよね。

ちょまど

視野が広いですよね。私は、ただただ自分の煩悩のために IT エンジニアになってしまったのに(笑)。

とっきー

情熱という意味では、ちょまどさんも同じですよ。僕の情熱も、信長の野望とか、そういうこところから来ています(笑)。

―― ちょまどさんは漫画、とっきーさんはゲームと音楽、お二人のオタク精神が IT エンジニアへの入り口となったんですね。

「何もわからない」と「完全に理解した」を繰り返すのが勉強の常

―― それでは、次のテーマ「 IT 業界のここがつらい、ここが楽しい」といったところを伺えますか?

ちょまど

とにかく、はじめのころは、何もわからないのがつらかったです。猫でもわかるっていう入門書を読んでも全然わからない(笑)。

ちょまど

例えば、「コンパイルって何……?」となって、「コンパイル」でググりますよね。そうすると、「高水準言語によるソースコード、機械語、実行可能なオブジェクトコード…」とか出てくるわけです。これも全部わからない。 1 つググると 5 個わからない言葉が出てくる。

―― ググればググるほどわからない言葉が増えていくわけですね(笑)

ちょまど

そうすると脳内ワーキングメモリがオーバーフローするんですよ。で、周りは英文科の学生なので聞く人がいなくて、 Twitter でいろいろ質問してみたんですね。「どうやら私は基本から欠落しているようです。基本から勉強できる本はないでしょうか」とつぶやいたら、「『 OS 自作入門』がおすすめだよ、本当に基本からわかるよ」って。

ちょまど

今なら「そっちの基本 (基本ソフトウェア) じゃないんですよ www」とわかるんですが、当時はまじめだったので、みんな親切に色々なアドバイスくれるのに、自分がバカだから何もわからない、私は情報系の授業を受けていないから…って文系コンプレックスをこじらせて、つらかったですね。

ちょまど

結果的に、情報系の人たちと同じように体系だった知識を学ぼうと思って基本情報技術者試験に取り組んで、毎日 8 時間くらい勉強していました。それで今までわからなかったことがわかるようになって、楽しくなって合格できました。

―― 最初、IT パスポートではなくて基本情報から入るというのも、なかなかつらいルートですけどね。

ちょまど

そうなんですね。でも、つらいけど新しく学習するのは同時に楽しいことでもあるなと思います。

―― なるほど。つらいと楽しいが両方ある

ちょまど

よく IT エンジニアが「完全に理解した」とか言うときに出てくる学習曲線があるじゃないですか。

とっきー

最初ちょっと上がるんだけど、そのあと地獄の底が長くて……。

ちょまど

そう。でも、その最初の段階で「とりあえずこれ完全に理解した」とか思えるところが楽しいんですよ(笑)。もっとやっていくと、全体像が見えてきて「あ、やべ、全然だめだ」ってつらくなるんですが。

とっきー

つらい/楽しいのワンセットで言うと、僕は真逆で、可読性の低い本をおすすめしていますね。まさに翔泳社が出している独習シリーズがそうなんです。

とっきー

僕は『独習Java 』で育ったのですが、書かれている日本語は読みにくいのだけど、とにかくサンプルコードが大量にあってそれを書いていくと、係り結びからこういう仕組みになっているのだとわかってくる。ブルース・リーでいうと「考えるな、感じろ」という世界。これを 800 時間ぐらいかけて、ひたすら叩き込んでた記憶がありますね。

とっきー

そうやって視界が狭かったのが少しずつ広がってくるあの感覚が IT 業界の楽しさの 1 つで、しかも、これまで難しかったものが、翌年くらいにはコモディティ(一般)化されて簡単にできるようになるんですよ。

ちょまど

あー、わかる。

とっきー

寝ている間に 3 年くらいワープしたのかというぐらいの超技術が定期的に出てきて、自分が突然スライムになるかもしれないリスクがある。そうするとレベル 1 からまた戦うのだけど、レベルは下がっていても解き方は知っているのですよ。ゼルダと同じで。これがけっこう楽しいですね。

ちょまど

いちいち喩えがゲームなのがいいですね(笑)。

とっきー

あと IT 業界のつらさとしては第三者からの賞賛を得るまでのプロセスがとても長いことですね。だからお金とかをチェックポイントにすると結構しんどくなる。

とっきー

そうじゃなくて、自分の知的探求心とか、開いたことない扉に開けるとか、未知のステージに行くとか、獲ったことのないレアアイテムを獲るぞとか、自分でチェックポイントを決めておいて、その上でコンプリートし続けられないアップデートが常にある感じを楽しむ感覚が必要ですね。

―― 見事にゲームの喩えでまとめていただき、ありがとうございます(笑)

「オタク」のように情熱があるITエンジニアは活躍する

―― さて、次のテーマは「これから活躍する IT エンジニアとは?」です。お二人が考える、活躍できる IT エンジニア像を伺えますか?

ちょまど

私の考える「活躍できる IT エンジニア」は、自分の情熱のままに動いていくことができる人です。さっき、とっきーさんが言ったように、技術そのものが好きとか、学ぶのが好きとかそういうことが大事だと思っています。

ちょまど

よく、「これからは AI に強い IT エンジニア」とかいわれたりしていますけど、それもそうなんだけど、本質の話をすると、土台としてテクノロジー自体を学ぶのが好き、学び続けるのが好き、という人がいいと思ってます。

ちょまど

私は「オタ駆動開発」と言っているんですが、何かに対して並々ならぬ情熱があって、労力と時間を投資するのがオタクじゃないですか。これから活躍するのはオタ駆動開発ができる人だと。

―― とっきーさんはいかがですか

とっきー

一言で言うと、自分がどういうタイプの IT エンジニアなのか、ちゃんと伝えられることですね。 IT エンジニアと言っても、リアルな世界をプログラマブルな視点で考える人と、プログラムそのもの、コンピュータサイエンスそのものに興味を持つ人に分かれると思うんです。

とっきー

それがわかる良い方法があって、それは研究者が発表する論文を読むことなんですね。研究者の論文発表からだいたい 2 ~ 3 年後にそれを実装した技術が出てくるので、それを先に読んでおくと、分野を変えずに縦にいくのか、分野を変えて横にいくのか、考えやすくなります。

とっきー

自分のタイプについて補足すると、自分をライブラリとして見たときに、自分が世の中にできる機能は何なんだろうか考えるんですね。その上で、自分というライブラリのガイドラインを人に伝えられることが必要です。ここで強みだけじゃなくて、期待されても戻り値が返せない条件があることまで明確に伝えられるようになると、もっと良いですね。

とっきー

実際、チームや組織の中で期待値のギャップでお互いが苦しむってケースを結構よく見るんですよ。

とっきー

例えば、守備的ディフェンスが向いているバックエンドタイプの人に、フロントエンドのようなストライカー的なポジションを任せているチーム。逆もまたしかりで、攻めが得意なのにテストコードを書いたり、仕様書を作らされてばかりいる IT エンジニアたちを見ると、ちゃんと自分が強みを持つ領域を表現できるようになると、もっと活躍できるようになるんじゃないかと。

とっきー

今は、早い段階で「この領域は勝負ポイントではない」ということを、見い出してもいい時代になっていると思います。

もしも、新人 IT エンジニアの育成を任されたら?

編集部より: このあと質疑応答に移り、視聴者の方から質問が沢山寄せられました。ここではその中から 1 つだけご紹介します

―― 「もしも、社内で新人 IT エンジニアを 3 年で戦力にしなければいけないとなったら、どういう計画を立てますか?」との質問です。まずはちょまどさん、いかがでしょうか?

ちょまど

私だったら、まず、その新人 IT エンジニアさんたち一人ひとりと話します。どんな人なのか、その人が何をしたいか、どういうことが好きなのかを知って、それに adjust したプランを立てようと思います。

ちょまど

例えば、私の場合、ウェブサイト制作もゲーム開発もそうなんですけど、自分の作ったものを人に体験してもらって、その様子を見るのが好きなんですね。なので、フロント寄りの開発だとやる気がでるけど、逆にネットワークやバックエンドでは人の反応が見えにくくてパフォーマンスが出ないんです。一方でそういう私とは逆の人もいますよね。同じように新人 IT エンジニアにもそれぞれの傾向があって、そこに adjust するということが大事だと思います。

とっきー

その話に乗っかると、僕の友人でクレディセゾンの CTO でもある小野和俊さんが昔、書いた「プログラマー風林火山」というブログ記事を読むのがおすすめです。

とっきー

その記事には、 “風” のように実装が速い人、 “林” のようにトラブルがあっても冷静で落ち着いている人、 “火” のように新しいことを追求することが好きな人、 “山” のように堅牢な品質が担保できる人、それぞれのタイプがチームに揃うとパフォーマンスがよいと書いているんですね。

とっきー

この “風林火山” を新人 IT エンジニア達に対して ○ / × チェックすると、能力と志向がわかるので、それに合わせたスキルアップを図るのがよいですね。もう、すべからく同じ教育をする時代ではなくなっていると思います。

手を動かしている限り、大丈夫!

―― それでは最後に、お二人から新人 IT エンジニアに向けて何かメッセージをいただけますか。

ちょまど

自分の能力が不安、周りがすごすぎて不安、将来の不安、いろいろな不安があると思うんですけど、手を動かし続ける限り、絶対大丈夫だと思うので、好きなことを情熱のままやっていただければいいと思います。心から応援しています!

とっきー

テクノロジーの世界を皆さんが選んだこと、大正解とお伝えしたいです。なぜ大正解かというと、転職活動をすることなくあらゆる産業の中身を知ることができるから。

とっきー

他の業種だと、特定の部分を最初の 2 ~ 3 年で学んだあとは、けっこうゆるやかなペースでしか成長できないのに対して、テック業界は学んだことを横展開できて、色々な人々の課題を解決する力が、自分が思う以上に増していくんです。

とっきー

もしかしたら、今みなさんがやっている仕事は、本当はやりたくない仕事かも知れないですが、その現場で培った経験が、将来、課題解決したい人や、幸せにしたい人たちを幸せにできるスキルにつながっているので、ご自身を信じてこれからも突っ走ってください!

このあと、ひきつづき質疑応答の時間となり、盛況の中、ウェビナーは終了しました。

まとめ

業界で活躍する ちょまど さん、 とっきー さんに、新人 IT エンジニアに向けた、キャリアアップやスキルアップの方法などを生々しい経験談とともに伺いました。

 

「 1 つググると、 5 つわからない用語が出てくる」、あのスパイラル感はまさしく「わかる」でした。また「トップカンファレンスの論文を読むと、次の展開と、それに対してどう自分がアクションするのかわかる」というのは、スキルアップに効くハックですよね( 1 つ論文読むと参考文献として 50 個ぐらい論文が出てくる世界なので、読んでいるうちに実装が (ry )。

 

その一方で、業界で活躍するお二方も、ふりかえると「右も左もわからない、何もわからない」というところから、泥臭い積み重ねを経て現在に至っていることがわかり、「なんとかやっていくか」と思える内容でした!

 

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