システム障害報告・解決に役立つロジック図解術|一押しコースの見どころ、紹介します!
SEプラスではSEカレッジを中心に、オリジナルの研修コースを毎シーズン企画しています。
この「見どころ紹介」コーナーは、そういったコースの中でも “イチオシ” のコースを企画者にインタビューして、そのコースが何に効くのか、どんな思いがあって作ったのか、語ってもらいます!
2021 年度 春夏のコースから、 システム障害報告・解決に役立つロジック図解術 を紹介します!
株式会社SEプラス
e&TS Division
コース情報
ジャンル | ヒューマンスキル |
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レベル | 初級 |
コース一言紹介 | システム障害の経緯や対策を分かりやすく整理するためのロジック図解の手法を学びます |
これからの開催予定 | 2021 年 8 月 17 日 |
開催形式 | オンライン研修 |
研修スタイル | ライブ配信 / 座学 |
見どころ紹介
―― このコースを企画した背景を伺えますか?
―― 技術的なトラブルシューティングではなく、確かに障害時のコミュニケーションを学ぶコースはあまり無いかも知れません
さらに、このコースでは仮想の障害事例をもとに、文章術ではなく 図解 の演習をします。
―― 図解… ですか。障害時にはちょっと迂遠な方法にも思えますが、メリットがあるのでしょうか?
みずほ銀行の障害報告が記憶に新しいところですが、システム障害のような緊急時には、短い時間に様々な方面から、様々な情報が寄せられ錯綜しがちです。これを文章でまとめて説明するのは難しく、また時間が掛かるんですね。
例えば、文章だけでシステム構成と障害箇所を説明しようとすると大変ですが、システム構成図にすると 1 枚だけで障害箇所を伝えられます。
―― なるほど!
このように図解すると、複雑な情報を自身で整理すると同時に、相手にもわかりやすく伝えることが出来ます。
こういった障害時に特化した図解方法を演習するので、図解に慣れますし、また障害時に自分が見逃しがちな視点にも気付けるようになります。
また講師は、 IT エンジニアとしての現場経験をもとにコミュニケーションがしやすくなる方法を求めて “図解” にたどり着いた 開米 瑞浩 さんが登壇します。ちなみに、図解に関する多数の著書もある方です!!
開米 瑞浩
元・組み込み系 IT エンジニア。
「人と話をするのが苦手」であったことから、「口下手でも上手く説明できる方法」を求めて図解を多用するようになり、以降、 IT システムの複雑な仕様や障害報告等を図解する工夫を重ねる。結果、逆に「説明上手」という評判を得る。
これがきっかけで「説明する技術」のトレーニング、広報資料のライティングやコンサルティングを行う。
著書に「エンジニアのための図解思考 再入門講座」「エンジニアを説明上手にする本 相手に応じた技術情報や知識の伝え方」(いずれも翔泳社刊)などがある
―― IT エンジニアご出身だと障害事例も現場感があって、図解方法もスグに真似できるかも知れませんね。
他にもこの「図解」シリーズはあるのですか?
今回は障害がテーマですが、 IT 開発で広く使える図解が学べるコースとして、同じ開米さんが登壇する 「エンジニアを説明上手にする図解術」 があります!
図解を習慣化するためのポイントをお伝えするので、とてもおすすめです!!
―― それは楽しみですね!
では、最後に、受講を考えている方や、研修を担当されている方にメッセージをお願いします!
「障害発生時に説明をすることが苦手だ」という方や「障害報告をした際に “わかりにくい” と誰かに言われたことがある」方にはぜひ受けていただきたいコースです!図解で複雑な事象を整理するコツがきっと見つかります。
また演習時は白紙とペンが手元にあると演習しやすくなるので、ぜひご準備のうえご参加ください!
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お客様企業の研修ご担当者から「技術力は優れているのに、障害発生時の報告や説明が苦手な人が多い」と伺うことが多く、そういった緊急時の物事の考え方や伝え方は学ぶ機会が少ないのかも知れないと思ったんですね。