SoR(System of Record)/ SoE(System of Engagement)とは
calendar_month2020-04-01 公開 update2020-05-19 更新
SoR( System of Record 記録のシステム)は ERP を含む社内の基幹系システム、SoE( System of Engagement つながりのシステム)はユーザーと企業をつなぐシステムを指す。
システムが何を目的として設計されたかを示す言葉であり、これまでは SoR がシステム開発における基本的な考え方であったが、近年は顧客視点を取り入れたシステムとして SoE が注目を集めている。
SoR は正確な記録を目的としたシステムであり、信頼性や安定性が重視されることから、設計段階からデータ構造が大きく変化することはない。
一方、SoE はユーザーとの関係性を強めることを目的としたシステムであり、ユーザーとの関係が変化すれば、データ構造にも変化を求められる。
業務効率をさらに高めるには、SoR と SoE それぞれの視点を併せ持つシステムが求められるとの考えから、SoR と SoE を組み合わせて顧客の欲求や行動の分析し、新たな洞察や知見を得ることを目的としたシステムである SoI( Systems of Insight )という概念も生まれている。
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