Github Actions (ギットハブ アクションズ)とは
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米 GitHub が、2018 年 10 月に発表したワークフロー自動化ツール。当初はベータ公開であったが、2019 年 11 月に正式提供が開始された。
作成したワークフローはコンテナまたは仮想マシン内で実行され、Linux、Windows、macOS といった任意のプラットフォーム上での自動化を実現しており、Node.js、Python、Java、PHP、Ruby、C/C++、.NETなど、多彩な言語およびワークフローに対応する。
また、ワークフローは編集、再利用、共有、フォークが可能で、リポジトリをフォークするとワークフローもフォークされる。
ワークフローは GitHub での開発ライフプロセスにおけるイベントをトリガーとして実行でき、おもな用途としては、後述の CI/CD のほか、イシューのトリアージや管理、リリースの自動化、ユーザーとのコラボレーションといった、ワークフローの自動化などが想定されている。
CI/CD への対応
Github Actions のベータ版を利用したユーザーからのフィードバックのほとんどが、同ツールを CI/CD に利用したいという意見だったことから、GitHub は 2019 年 8 月にリリースした新バージョンでは CI/CD 機能が搭載され、ソフトウェア開発~テスト~デプロイのプロセスを自動化可能になった。
おもな CI/CD 機能としては、複数バージョンのプロジェクトを並行してテストできる「マトリックスビルド」、ビルドの実行時に進捗の詳細なフィードバックを提供する「ライブログ」が用意されている。
Github Actionsの使用方法
プライベートリポジトリでは、プランごとに無料の実行時間が提供されるほか、従量課金での購入も可能。
Github Actions では、ワークフローを YAML 形式で記述する。
ワークフローは最大 20 個定義でき、MySQL などのサービスや Docker の利用、cron による自動実行などにも対応している。

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