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CCNA シミュレーション問題対策(コマンド実習)研修コースに参加してみた


2020-05-19 更新
info編集部 注

  • CCENT は 2020 年 2 月に廃止され、エントリー資格として CCT (Cisco Certified Technician) が登場しました。
  • CCNA も試験範囲が改訂されました、

この参加レポート公開当時は CCENT があったため、まだ言及されています。ご了承くださいませ。

今回参加した研修コースは CCNA 対策実習 です。

CCNA と言えば、言わずと知れた新人ネットワークエンジニアの登竜門となる資格ですね。受験者数や合格者数が公開されていないので何とも言えませんが、amazon でも 20 冊 ~ 30 冊程度対策書籍が検索されるので、人気ぶりは健在です。

その出題の中でも重要な シミュレータ を使った実習中心の内容でしたが、受講してみると、試験問題そのものが新人ネットワークエンジニアが知っておくべきコマンドになっていて、それを実習しながら確かめるので、試験対策というだけでなく、新人が知っておくべきネットワーク知識と実装の仕上げとして使える内容でした。

では、どんな内容だったのかレポートします!!

講師紹介

登壇されたのは「参加してみた」レポートでは久々にご登場の Gene さん です。前回は OSPF のコースにご登壇頂いています。

Gene さんは 2000 年ぐらいから始められた ネットワークのおべんきょしませんか?|ITエンジニアのためのネットワーク技術解説サイト というサイトや、 CCNA などネットワーク関連書籍を執筆されています。

ここからはじめるOSPF 研修コースに参加してみた

今日やること

早速、 Gene さんからこのコースの狙いを説明されました。

  • これから始める人向けではありません
  • 一番難しいシミュレーション問題をやってみます
    • シナリオとシミュレーション問題
      • 設定を自分でやってみる問題
  • 3 問やってみます
    • ルーターの初期設定
    • OSPFネイバーの確立
    • アクセス・コントロール・リスト

必要な知識の解説ではなく、シミュレータを使った問題にフォーカスがあたったものなので、対策といえど、とても実践的で期待が高まります。

試験概要

info編集部 注
以下は試験改定前の情報です。

CCT ならびに CCNA の情報は Cisco の資格試験ページをご覧ください。
なお、この参加レポートで扱うシミュレーション問題に加え、試験独特なインターフェイス、チュートリアルには変更がありません。


シスコ技術者認定 – トレーニング & 認定 – Cisco

まずは CCENT (シーセント) / CCNA の資格そのものを紹介いただきました。

ICND1合格 -> CCENT

  • 50 問 90 分
  • 832 点 / 1000 点満点
    • 300 点から配点される (謎い…)
  • 問題形式
    • 選択式
    • ドラッグアンドドロップ式
    • シナリオ問題
    • シミュレーション問題

後述しますが、Gene さんからはとにかくチュートリアルをまずやってみることを強調されました。

ICND2合格 -> 1, 2 合格 -> CCNA

  • 問題数や制限時間は ICND1 と同じ
  • 811 点 / 1000 点
  • 問題形式は ICND1 と同じ

受験時の注意

  • 試験問題は人によって変わる
    • 最初にシナリオ、シミュレーション問題が出てくることもある (!!)
    • 焦らないように
  • 先に進むと戻れない (!!!)

試験問題としては結構、厳しい仕様です。これは事前に知らないと、とてもツラいですね。

合格のポイント

  • 50 %以上の問題は「見てスグわかる」
  • シナリオ、シミュレーション問題が一番重要

試験チュートリアル

  • URL: 認定試験チュートリアル – Cisco
  • 複数選択式の場合は必ず選択する数が指定されている
  • チュートリアルには何か入力する問題があるが、それはない
  • シミュレーション問題の問題文はとても見にくい…
  • シナリオ問題は複数の小問に解答する
    • 小問の問題は戻れる
    • コマンドで確認して選択肢から解答する問題もある

教室では Gene さんに実際にチュートリアルの動画を流して頂いたのですが、マジで一度見ておいたほうがよいです。。(だいぶ衝撃的な UI です)

90 分 50 問 = 1 問あたり 1 分 48 秒なので、問題解答時間もそれほどありません。とにかく特異なインターフェイスへの慣れが重要です。

ルータ/スイッチの初期設定

ここから実際にフリーのシミュレータを使ってシナリオやシミュレーション問題の演習をしてみます。まずは問題演習1で必要となる初期設定の復習です。

設定ファイルの確認

  • 設定ファイルにはコマンドが列挙されている
    • デフォルトだけでなく独自のコマンドも追加できる
  • 設定ファイル
    • running-config
    • startup-config
  • 使ったコマンドを設定ファイルを入れる

コマンド入力

  • コマンドの種類
    • 設定コマンドと確認コマンドの2種類
      • 設定コマンドが running-config に追加される
    • CLI ですべて出題される
  • CLI モード
    • EXE モード : 確認コマンド と コンフィギュレーションモード : 設定コマンド の 2 種類
    • User / 特権モード / コンフィギュレーションモード と適切にモードを変える

インターフェイス名のルール

初期設定の主なコマンド

  • 試験に出る初期設定のポイント
    • 特権パスワードの設定  (config)#enable secret <password>
    • 特権パスワード以外のパスワード表示の暗号化
    • コンソールやTelnet/SSHの認証
    • ログイン時にコンソール画面に表示するメッセージの設定
      • 「権限のある人以外のアクセスを禁止する」という内容
    • Telnet/SSHでのリモートログインの設定

問題演習 1 : 初期設定

ここから実際にシミュレータを起動し、実際に問題に取り組みます。

問題

演習の様子

このようにコマンドで設定を確認しながら、演習・解答します。
10 分演習時間がありましたが、実際には 5 分で解答しないと間に合わない、というコメントでした。。

演習後は、Gene さんから実際にコマンドを打ちながら解説いただきます。

問題演習 2 : OSPF ネイバー

めちゃくちゃ重要です。肝です。という Gene さんのコメントです。

「 OSPF なにそれオイシイの」と思う方は、ぜひ Gene さんに丁寧に解説いただいた過去「参加してみた」レポをご覧ください!

ここからはじめるOSPF 研修コースに参加してみた

問題

演習の様子

試験対策とは関係ありませんが、実際、コマンドを打って設定を確認して問題に解答する、というやり方はとても良くできた仕組みですね。

さすが、伝統ある Cisco 資格試験です。

プログラミング言語のトレーニングでも、実行したエラーを見て、問題に解答しながらデバッグを進める、というやり方を思いつきました。(新人研修の課題としてどうでしょうか?)

問題演習3:アクセスコントロールリスト

問題の前にアクセスコントロールリストについて解説です。

  • IP アドレスと TCP / UDP ポート番号を使って、どんなアプリケーションの通信なのかというのを識別する
  • アクセスコントロールリストの用途によって permit (許可) / deny (拒否) の動作が変わる
    • パケットフィルタリングでは deny で捨てる
    • NATアドレス変換では deny は捨てない
  • よく使われるのはパケットフィルタリング
    • 設定の例
      • DNSの通信は permit
      • ルーティングプロトコルの通信を permit
      • 設定は アクセスコントロールリストを作成 -> インターフェイスに適用 と設定

問題

これは設定を自分で行っていくシミュレーション問題です。

演習の様子

設定したら実際、ping でテストしてみることが必要です。

「実際にはこの3問より、もうちょっとややこしい問題がでてきます」ということでした。

この問題を演習->解説して、このコースは修了となりました。

まとめ

このコースでは CCNA 対策として合格のポイントとなるシナリオ問題、シミュレーション問題を中心に講義->演習しました。

実際に取り組んでみると、シミュレータですが、実際にネットワーク構築・設定で必要となるコマンドを一通り触って、設定・確認作業を行うので、 CCNA 対策だけでなく、基礎の確認としてもオススメです。 (資格試験がそう設計されているので、当たり前といえば当たり前ですが…)

新人ネットワークエンジニアや新しく業務に就かれた方には、資格試験の受験だけでなく、このコースを登竜門として受講されると良いと思います!

 

 

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