SEカレッジレポート~VoltDBの仕組み~
■2010年下半期最後のコースが終了
2010年10月、IT企業向けとして初の試みとなる定額制の研修サービス「SEカレッジ」をスタートいたしましたが、熱心な受講者様のもと盛り上がりを見せ、いよいよ本日3月29日の講座を持って、今期のコースをすべて終了いたしました。
本日のコースは「VoltDBの仕組み」です。担当頂いたのは大石宏一講師でした。今期は9コースを担当頂きました。
非RDB技術の1つで、昨今の巨大なWEBサービスの提供には欠かせないテクノロジー。非RDBにはVoltDBのほかにNoSQLがありますが、VoltDBが単一のテクノロジを指すのに対し、NoSQLはテクノロジの集合体、総称とのことです。
では、これら非RDB技術とはどんなものなのか?NoSQL、VoltDBのいずれも、拡張性や柔軟性が高い点がその最大のメリットです。これら2つの大きな差異のひとつとして、RDBに必須のACID特性があります。
ACID特性-Atomicity(原子性),Consistecy(一貫性),Isolation(独立性),Duability(永続性)-
NoSQLにはこのACID特性がありません。VoltDBにはACID特性があり、柔軟性だけでなくDBとしての整合性まで備えている凄い技術なのです。
受講者の皆様には、「新しいテクノロジを知りたい!」「SEカレッジのカタログを見て初めてVoltDBという言葉を知った!」という方々が多くいらっしゃいました。
知的好奇心を広げる場としてSEカレッジを活用頂き、本当に嬉しく思います。今の世の中でインフラと化している、検索エンジンであったり、SNSはこの非RDB無しには発展していません。 このSEカレッジがきっかけとなって、新たなWebサービスが産声をあげる日も来るかもしれません。
■2011年4月~9月期もご契約受付中!
SEカレッジは従業員数300名様までのIT企業様、情報システム部門限定サービスです。下記の月額料でIT研修講座が受講無制限でご活用頂けます。
現在お申込み頂いた場合のコース一覧・日程は、下記よりご覧ください。