SEプラスに入社する前は、大学院でスポーツ科学を学んでいました。体育の教員免許も取得していて、学生時代から「教育」に関わることをやりたいな、という思いがありました。

教育に早く携わりたいなという思いで学習塾で講師のアルバイトをしており、主に小学生や中学生を指導していました。その中で、自分が教育に携わった生徒たちの成長に喜びを感じるとともに、次第に他の年齢層の教育という領域に興味を持つようになりました。今は学生を教えているけれど、学生以外…つまり社会人の教育や研修にも関わってみたいな、と思うようになってきたんです。学生を教育するのと大人を教育するのとでは、教え方やコンテンツも全然違って、やりがいがたくさんあるだろうな、と感じていました。まだ大学院の卒業までは時間があったのですが、一刻も早く社会人の教育に取り組みたい、という思いで就職を決意しました。

就職するにあたってやりたいことが明確だったので、就職活動の対象もかなり絞っていたのですが、その中でもSEプラスは自社のコンテンツで多くの社会人の教育に携わっていることや、営業がコンテンツの改良や新規企画の提案も行えることが非常に魅力的でした。長年教育事業を行っているという基盤もあり、かつ自分が塾講師として培った経験を生かして新たな事業の提案も積極的にさせてもらえると感じ、入社しました。

現在は大きく分けて2つの業務を行っています。1つは、当社のサービスである「PLUSDOJO」と「SEカレッジ」のサービスリード業務です。サービスリードはサービスの運用や改善、新規企画の考案や実行など、担当のサービスに関わる全ての業務を行います。私は2つのサービスリードを兼務していますが、中でもPLUSDOJOは最大4ヵ月間、お客様の新入社員をお預かりし、毎日研修を行っていくサービスのため、利用する企業にとってはとても重要な研修となっています。レンタル機材や電子書籍アプリに関する打ち合わせや、研修期間中に使用するガイドブックの作成など事前準備から始まり、研修期間中には事務局として受講者の前に立つなど、受講者が学びやすい環境を整えられるように努めています。その結果、担当者や受講者の方に「新人研修がPLUSDOJOで良かった」と言っていただけることがやりがいです。

もう1つは、新しいお客様へのサービス提案を行ったり、既存のお客様にヒアリングや新たな提案をするBtoB営業です。新規のお客様に対しては架電をしたり、DMを送ったりしてまずは当社のサービスに興味を持っていただいて、実際に提案する際はお客様先へお伺いしてサービスのご提案をさせていただく、というスタイルがメインです。既存のお客様に対しては、現在の当社サービスの利用状況をフィードバックしたり、お客様の会社に合ったサービスの使い方をアドバイスしたりして利用を継続していただけるようコミュニケーションを取っています。

また最近は後輩が増えてきたので、サービス提案のロープレやテレアポの振り返りを行って後輩のスキル育成をしたり、後輩の営業に同行してサポートしたり、という業務も増えてきました。後輩の育成に関しては、自分らしさや自分で考えることを大切にしていってほしいので、なるべく自分のやり方を押し付けないようにしています。
お客様の従業員規模や教育担当者の方によって何に興味があるのかが大きく異なるので、どれだけ事前に準備していても想定外の質問が来たりして戸惑うこともありますが、その分お客様先でサービスの効果が出たり、担当者に信頼していただけたときのやりがいは大きいですね。私のお客様に、先輩から担当を引き継いだかなり規模の大きい企業様があります。初めは戸惑うこともあったのですが、最近はお客様から、私とお客様とで考えた研修がどんどん上手くいっている、これからもよろしく、と言っていただけて、嬉しいと同時にもっと頑張ろうという気持ちになりました。

今後はニーズに合わせたサービス内容の大きな変更やサービス拡大に挑戦してみたいと思っています。現在、PLUS DOJOとSEカレッジのサービスリードを担当していますが、PLUS DOJOのサービスリードとしては受講者の研修環境を整えるための業務が中心となっており、サービス利用者を増やすための取り組みにはなかなか参加できていない状態です。

PLUS DOJOでは最終日に発表会があるのですが、発表会で受講者が発表しているのを見ていると、まるで自分が講師になった気持ちになるくらい、お客様の成長を感じられるサービスです。受講者の研修環境を整えるだけではなく、もっと色んな方にサービスを利用してもらえるような取り組みにチャレンジできたらと思います。