SEプラスに入社する前は、大学を卒業して居酒屋でアルバイトをしていました。前職があって、転職を経てこの会社に入ってくる第二新卒の方の採用が多いSEプラスの中では、既卒での入社は珍しいのではないかと思います。恥ずかしい話ですが、大学時代に就職活動をほとんど行っておらず、卒業後もそのままアルバイトを続けて生活していたような形でした。ただ、そんな日々が続く中で日に日に「このままではいけない」との思いが強くなり、既卒として改めて就職活動をスタートし、SEプラスに出会いました。こういった背景もあったので、働きたいという意志の強さでは同時期に採用面接を受けていた他の誰にも負けていなかったのではないかと思います。

初めはSEプラスの会社説明会に参加したのがきっかけで、そのときに印象的だったのは自分と同年代の社員が「若手でもチャンスが与えられる」「自分の頑張り次第では他の企業では同時期に得られないような経験や成長ができる」と話していたことです。既卒で人よりも遅れてスタートをきった自分にとっては、自分の頑張り次第で大きく成長でき得る環境は非常に魅力的に思えたことを覚えています。しかも、ＩＴの教育・研修の企画営業ということで、成長分野であることに加えて、提案・販売だけではなく、サービスを作り出すことができるというのは他の企業では中々経験できないことだと思い入社を決めました。

現在は主に営業を行いつつ、チーフとしてメンバーの日々の行動をサポートしたり、サービスの運営補佐、YouTubeコンテンツの運営などを行っています。
営業に関しては、既存のお客様はもちろん、新規のお客様とも商談の機会をいただきサービスの提案を行うのですが、当然、それぞれのお客様によって現在の採用状況や、既にある教育・研修体制、求める研修のレベルやゴールなどが異なります。そのため、お客様とのお打合せの度に「どうすればお客様にご相談いただく課題の解決につながるか」や「どうすれば潜在的な課題の発見・解消を行えるか」を考えながらお話を伺っています。会社の教育・研修体制はただ管理者が外部サービスを導入しただけという状態になってしまうと、思いのほか上手く活用ができなかったという結論になってしまうこともあるため、その会社に根ざした文化にするためにどうすればよいかを考え続ける必要があります。それは大変な面もありますが、お打合せを重ねてサービスを導入いただいた企業様がサービスを活用して喜んでいただけている様子を見ることができたときには大きなやりがいを感じることができます。

また、チーフとしては後輩の営業同行や、日々の行動のサポートなどを行っています。私自身が全く何もわからない状態から入社して、これまで先輩方から様々なサポートをしていただいた経験があるので、自分がしてもらったこと以上のことを後輩にしていきたいという思いが強いです。そこでまず強く意識していることとしては、後輩が相談しやすい空気をつくることです。というのも私自身、新入社員のときは「いつでもわからないことがあったら質問をするように」と言っていただいていたにも関わらず、先輩方の忙しそうな様子を見て遠慮してしまうことが多く、問題の解決に余計な時間がかかってしまうことが多かったです。なので『新しく入ってきた後輩たちもそうかもしれない』という前提でメンバーとは接しています。余計かもしれないと思いつつも積極的に声をかけて様子を聞いたり、ミーティングでは日々の些細なことでも話しやすい雰囲気を作ることを意識しています。サポートしているメンバーが予算や行動目標の達成をできたときには、自分のことのように本当にうれしくなりますし、自分もよりがんばろうという活力になりますね。

現在、SEプラスでは採用を積極的に行っており、メンバーがこれまでよりも大幅に増える予定です。組織を拡大する中でメンバーの育成はこれまで以上に重要度が増しているため、新しく入ってくるメンバーがしっかりと成長できる環境づくりを、これまでの経験や慣例にとらわれることなく行っていきたいと考えています。そのためには、この先、現在自分が行っているようなチーフとしての業務を、これまでサポートしてきたメンバーが行っていく必要もあると思うので、自身の経験や仕事の進め方を共有、連携してチーフを育てていくことにチャレンジしたいです。また、そのためには自分自身が目標達成をできている姿を見せることが大事だと思うので、引き続き自身の目標達成についても全力で取り組んでいきたいと考えています。