新事業や新サービスの開発、ビジネス変革やデジタル変革など、従来の提供価値を一新させる「イノベーション」的なプロジェクトが強く求められています。
こうした「新価値創造」的なプロジェクトは、受託型プロジェクトとは違い、あらかじめゴールを設定したり、それに基づいて計画を立てることがとてもむずかしいものです。
「小さく始めて、大きく育てる」とはよく言われますが、言うは易く行うは難しで、なかなかうまくいきません。
本講座では、新価値創造活動の構想期、組成期、実行期、終結期の各フェーズにおいて、どこに着目し、なにをしなければならないかを解説します。
・または、今後任命される可能性がある方
・すでに何らかのプロジェクトに着手している方:現状のどこに課題があるかが明確になる
「なぜ人と人は、考えたことを伝えあうのが難しいのだろうか」を生涯のテーマとしている、プロジェクト進行支援家。
1.新価値創造とはなんだろうか
・「イノベーション」を、歴史と事例から振り返る
・今日におけるイノベーションの類型
2.新価値創造活動を、「計画的」に進めることは可能か
・新価値創造の「原因と結果」
・シーズか、ニーズか問題
・アジャイルの正体(構想期、組成期、実行期、終結期)
3.「問いと仮説と関心」から始めよう
・講師の実体験から紐解く「価値が生まれる順番」
・事例をもとにした解説
4.ワークショップ
・個人ワーク:「問いと仮説と関心」ワークシートをもとにした構想設計
・グループディスカッション:他者の関心を得ることの難しさと面白さ
5.まとめと解説
・新価値創造で大事なのは、「答え」ではなく「問い」と「仮説」
・アイデア発想法の紹介
※最少催行人員5名