SEプラスに入社する前は、医療・介護系の企業で事務職兼、介護職員として働いていました。
コロナ禍真っ只中での入社、命と隣り合わせの現場で何もかもが初めての経験でしたが、直接人と関わることで自分も人の役に立てている……！という実感を持つことができました。

一方コロナ禍で日常生活が制限され、改めて自分の考えと向き合う時間が多くなった時、転職を考えるようになりました。

職種は営業職に絞って探していました。
営業職を志望したのは人から向いていそう！と言われたことがきっかけでしたが、社会人としてのマナーやコミュニケーションスキルなど、備えておきたい力が身につけられるとも考えていました。

業界は幅広く見ていましたが特に人材業界は元々志望度が高い業界でした。学生の頃から、自分をはじめ家族や友人が仕事を通じて良くも悪くも人生が変わったりするのを見ていて、「仕事」が人々にもたらす影響について興味があったからです。

社内の雰囲気としては同世代の若手が多くいる職場、また、今後長期的に働くことのできる環境を考えた時にテレワークを導入していることなど、細かい希望もいくつか決めておきました。

次こそは長く働き続けられる職場へ転職できるよう、「営業職」と「人材業界」を軸に転職活動を進める中でご縁があり、SEプラスに入社しました。コロナ禍で鬱々としていた時間がありましたが、今思えばその時間を活用してしっかりと自分に向き合った結果、納得した形で転職活動ができたのだと思います。

現在はRA（リクルーティングアドバイザー）として、施設側の営業を担当しています。具体的には、医療機関や企業の採用担当者へ電話、WEB、訪問といった方法でアプローチし、当社の人材紹介サービスの説明や最新の求人状況について確認をしています。

まずは、施設担当の営業として顧客理解を深めることを大切にしています。職種ごとの仕事内容をはじめ、病院・クリニックなどの施設形態、そしてどのような診療を得意とするのかといった施設の特徴も掴むようにしています。プライベートの時間でも健康診断に行った際には職員の方々の動きを見たりしていて、実際にどのような働き方をされているのか観察することもあります（笑）

また、忍耐力も大切なスキルであると感じています。私たちの営業スタイルは「テレアポ」と呼ばれる手法が主流です。一日30件程度を目標に、新規開拓のため電話をかけています。

毎日のルーティンとして電話をかけていますが、求人を獲得できるのは30件かけて2件程。エリアによっては全く獲得できない日もあり、そのような日が連日続くとモチベーションを維持するのも大変です……。
人材紹介業界は競争が激しく、他社との差別化を図るための独自のサービスや価値提供が求められます。その為、私たちは他社のどこにも負けないような正確かつ詳細な求人情報を提供できるよう心がけています。
ですが、企業のニーズや求職者の意向が変わることがある為、思い通りにいかないことが多く、これらの不確実性を管理するのは大変です。そのような背景から、日々コツコツと開拓をして、関係性を構築しておくことが重要であると感じています。

大変なこともたくさんありますが、企業と求職者の間で最適なマッチングができた時には大きな達成感を得られます。自分の仕事を通じて誰かの人生が大きく変わる事、その点に大きなプレッシャーに感じる一方で、企業に貢献し個人のキャリア形成を支援することは大きなやりがいとなります。

また、個人のキャリアに寄り添い、その成長をサポートすることは、人としての深い満足感にもつながります。多くの人と関わる仕事はそれぞれの思いが錯綜する為、全ての人が満足する結果を導き出すことは難しいのですが、自分の提案で案件がうまく進んだ時、それによって誰かに感謝してもらえた時は、一番やりがいを感じます。

RAとして医療機関や企業の担当者の方々から、「困った時はSEプラスの担当アドバイザーさんに頼もう！」と信頼してもらえるような存在になりたいです。
その為には、採用側が欲しい人材像をしっかりと汲み取り要望に合った候補者を紹介できるよう、ヒアリングの力を身につけていく必要があると思います。

お客様から求人情報を頂き希望に見合った人材をご紹介する。一見やることはシンプルですが、過程一つ一つを見ていくと、多方面に気を配りながら進めていかなければなりません。
まずは話す時の言葉遣いや電話をかけるタイミングに気を付けること。そして、ただ質問攻めにするのではなく相手が欲しい情報を伝えながら話すなど、日々誠実に対応していく事が重要であると感じています。

まだまだ難しいですが、周囲にいる先輩方の真似をしてみたり、CAから求職者情報を聞き出したりする事で、医療機関や企業の採用担当者の相談相手になれるくらいの存在を目指していきたいです。